夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

海外文学

22013 アンソニー・ホロヴィッツ「殺しへのライン」

東京創元社さんの先読みキャンペーンでゲラで提供していただいたものを読みました。 殺しへのライン (創元推理文庫) 作者:アンソニー・ホロヴィッツ 東京創元社 Amazon 『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホ…

22011 ジャナ・デリオン「ミスコン女王が殺された」 感想

ワニ町シリーズ第2作。前巻が面白かったのでアグレッシブに2作目も読みました。 軽く読めるし美味しそうな料理はよく出てくるし、主人公と仲間たちの軽妙で動きの想像つくやりとりが楽しくてずっといい雰囲気。気の利いたイケオジが出てくるのも良い感じです…

22009 スティーヴンスン「新アラビア夜話」 #光文社古典新訳文庫

今度のお風呂で読む短編集はこちら。 新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫) 作者:スティーヴンスン 光文社 Amazon 理由なき自殺願望者が集うロンドンの夜。クリームタルトを持った若者に導かれ、「自殺クラブ」に乗り込んだボヘミアの王子フロリゼルが見たの…

22008 テッド・チャン「あなたの人生の物語」

私が持っているのは「ばかうけ」の表紙じゃなくて、その前のデザインの紙の書籍と、電子書籍。 あなたの人生の物語 作者:テッド チャン 早川書房 Amazon 前回お風呂で読んだ「アルファ・ラルファ大通り」が変な作品が多くて、同じく頭が良すぎる人が書いてい…

22007 コードウェイナー・スミス 人類補完機構全短編2「アルファ・ラルファ大通り」

珍しく、シリーズ通して読んでいます。全短編1より話数が少ないので短編と言うより中編で占めているんでしょうね。世界観とか作者本人の思考の向きとか馴染ませた上で入ってみたらもっと理解できるのでは…と思ったら。 甘かった。 アルファ・ラルファ大通り …

22006 コードウェイナー・スミス 「スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短編 1」 #風呂本

コードウェイナー・スミスは前の版で紙の本をほとんど全部持っていてつまみ食いしながら長編の「ノーストリリア」を10年くらい前に読んだくらい。ノーストリリアはすごく素敵なキャラクターが出てくるんですよ、ク・メルって猫系の。その子の印象しかあんま…

22002 ジャナ・デリオン「ワニの町へ来たスパイ」 ネタバレ感想

これは気持ちがいい。こういうのを読みたかったのです。 ワニの町へ来たスパイ 〈ワニの町へ来たスパイ〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:ジャナ・デリオン 東京創元社 Amazon 超凄腕CIA秘密工作員のわたしは、潜入任務でちょっぴり派手に暴れたせいで、狙…

21022 ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」ふわふわネタバレ感想(読んだ人にしかわからないやつ)

今年は東京創元社さんが強いなー!まだ「ヨルガオ殺人事件」は読んでないけど。 自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫) [ ホリー・ジャクソン ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫) 作者:ホリー・ジャクソン 東京創…

22004 アガサ・クリスティ 「クリスマス・プディングの冒険」 #KindlePaperwhite

表題作は特に、今時期読まなかったら偏屈拗らせない限り1年後のばしになってしまうと思っていま読みました。 クリスマス・プディングの冒険 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,橋本 福夫 早川書房 Amazon クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカ…

21020 リチャード・オスマン「木曜殺人クラブ」 ふわっとネタバレあり

処女作とは思えないほど書き方がうまい。 木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ) 作者:リチャード オスマン 早川書房 Amazon 未解決事件の調査をして暇をつぶす老人グループ〈木曜殺人クラブ〉。入居する施設の関係者が殺されたのをきっかけに、彼らは真相究…

21021 アガサ・クリスティ「おしどり探偵」 #KindlePaperwhite

おしどり探偵 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]価格: 1056 円楽天で詳細を見る おしどり探偵【電子書籍】[ アガサ クリスティー ]価格: 1056 円楽天で詳細を見る おしどり探偵 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー 早川書房 …

21019 モラヴィア「薔薇とハナムグリ」#光文社古典新訳文庫 #KindlePaperwhite

お風呂で短めの小説を読むのにKindle Paperwhiteは良いということを再認識して活用中。 昨日でアガサ・クリスティの「火曜クラブ」を読み終わったので次は何読もーって選んだ結果がこちら。 薔薇とハナムグリ~シュルレアリスム・風刺短篇集~ (光文社古典新…

21018 アガサ・クリスティ「火曜クラブ」(ネタバレあり)

この2冊タイトル違いで同じ本らしい 火曜クラブ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,中村 妙子 早川書房 Amazon ミス・マープルと13の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:アガサ・クリスティ 東京創元社 Amazon ハヤカワポケミスの新刊「木曜殺人…

21015 ジャン・レー/ジョン・フランダース「マルペルチュイ 幻想小説集」

国書刊行会ッ!総ページ数500ページちょっとッ!すなわち鈍器本!!!めっちゃ重い(歓喜)!!! https://www.honzuki.jp/smp/book/299426/ ジャン・レー/ジョン・フランダースの決定版作品集!現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作『マルペルチュイ』待望…

エドガー・アラン・ポー 「黒猫/モルグ街の殺人」 (読書中)(光文社古典新訳文庫)

邱永漢先生の本を読んでいたらもっとお金に賢くなるかなと思って先日半額ポイントバックだったのを購入して読んでいたんですよ 生き方の原則 (光文社知恵の森文庫) 作者:邱 永漢 光文社 Amazon 冒頭は邱永漢先生が育った時代とかを踏まえて今までの人生を振…

21014 アンソニー・ホロヴィッツ「その裁きは死」 ネタバレ注意

読み始めてから今日まで結構経ちました。間にあれやこれやそれらの本が入ってきちゃったので。 いきなりネタバレから始めますから、ここから先を読むのは作品を読んだあとがいいでしょうねえ。 その裁きは死 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文…

21013 ディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」

これはすごいのでみんな読みましょう。 【2021年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位】ザリガニの鳴くところ 作者:ディーリア・オーエンズ 早川書房 Amazon ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に…

Kindle Paperwhiteを活用したい(Kindleで欲しい本を晒す)

先日セールで買って、さっきクリスティをKindle Paperwhiteを使って読了しました。 Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 8GB ブラック 電子書籍リーダー Amazon Amazon 確かに読みやすい。私は紙も電子書籍も別に大きな違いを感じないです。でも電子書籍の…

21012 アガサ・クリスティ「ゼロ時間へ」(ふんわりネタバレ)

( ゚д゚) ←読了2分前から読了1分後までの私の表情 有名な作品なので、ふんわりネタバレします。下手人の名前とかは出さないけど。 ゼロ時間へ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,三川 基好 早川書房 Amazon 残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった…

21011 ジョン・グリシャム「グレート・ギャツビーを追え」

これは邦題が大勝利。 「グレート・ギャツビー」を追え (単行本) 作者:ジョン・グリシャム 中央公論新社 Amazon プリンストン大学図書館の厳重な警備を破り、フィッツジェラルドの直筆原稿が強奪された。消えた長編小説5作の保険金総額は2500万ドル。その行…

21010 M・W・クレイヴン「ストーンサークルの殺人」

あー面白かった。 ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:M W クレイヴン 早川書房 Amazon イギリス、カンブリア州のストーンサークルで次々と焼死体が発見された。マスコミに「イモレーション・マン」と名付けられた犯人は死体を猟奇的に…

早川書房さんのKindleセールは6/22まで(私的メモ)

去年はなかったような気がする(あったけど気づかなかったんだと思う)、破壊力の強い早川書房さんのKindleセールが来たよ! 既に持っている本だけどおすすめは五代ゆう先生のクォンタムデビルサーガシリーズとか クォンタムデビルサーガ アバタールチューナ…

21007 シオドラ・ゴス「メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち」

久々の銀背 メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:シオドラ ゴス 発売日: 2020/07/16 メディア: 新書 ヴィクトリア朝、ロンドン。父に続いて母を亡くした令嬢メアリ・ジキルは、母が「ハイド」という人物に毎…

21006 アレックス・パヴェージ「第八の探偵」(発売前故ネタバレなし)

早川書房さんが発売前の作品をゲラの状態で読ませてくれるキャンペーンをされていたので応募したら当たりました。前に、なんだったかな。応募したときは外れたんだけど。 他所の出版社のイベントでは2回参加したことがあるのでこれで3度目。前のもこのブログ…

21005 ローズマリー・サトクリフ「炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール」

クーフリンというかクー・フーリンが語られたアルスター神話群を現代でも読みやすく小説化したものです。作者のローズマリー・サトクリフはそういうのが上手な人というのは私も知っているくらい有名で信頼できる感じ? 炎の戦士クーフリン/黄金の戦士フィン…

21004 オインカイン・ブレイスウェイト「マイ・シスター、シリアルキラー」 ネタバレ感想

あとがき入れても200ページないので手軽に読めるようで…私にはそんなことはなかった マイ・シスター、シリアルキラー (ハヤカワ・ミステリ 1963) 作者:オインカン・ブレイスウェイト 発売日: 2021/01/07 メディア: 単行本 真面目な看護師コレデはうんざりし…

21003 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」(光文社古典新訳文庫)(電子書籍で)

電子書籍の蔵書がアホみたいに多いのにここ1年位紙の本の手触りの良さがいいよねーなんてふざけたことを言って紙の本を買いまくったので、でも私、じつはどっちでもええねんでと自覚するために??電子書籍の積ん読を減らしていこうと試みていました。 実は…

21002 周浩暉「死亡通知書 暗黒者」感想 最後にネタバレあり

面白かったんだけど…この作品がどういう経緯でどういうシリーズで出版されたか知らなかったからさ… 死亡通知書 暗黒者 (ハヤカワ・ミステリ) 作者:周 浩暉 発売日: 2020/08/05 メディア: Kindle版 死すべき罪人の名をネットで募り、予告殺人を繰り返す劇場型…

21001 キム・チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」

初めて韓国の小説を読みます。しかもSF短編集。 わたしたちが光の速さで進めないなら 作者:キム チョヨプ 発売日: 2020/12/03 メディア: Kindle版 廃止予定の宇宙停留所には家族の住む星へ帰るため長年出航を待ち続ける老婆がいた……冷凍睡眠による別れを描き…

20010 チャーリー・ジェーン・アンダーズ「空のあらゆる鳥を」

1ヶ月半かかりましたわ。そりゃー読んでない時間のほうが圧倒的に多いけども。 空のあらゆる鳥を (創元海外SF叢書) 作者:チャーリー・ジェーン・アンダーズ 発売日: 2020/05/09 メディア: Kindle版 魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特…