夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

海外文学

21007 シオドラ・ゴス「メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち」

久々の銀背 メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:シオドラ ゴス 発売日: 2020/07/16 メディア: 新書 ヴィクトリア朝、ロンドン。父に続いて母を亡くした令嬢メアリ・ジキルは、母が「ハイド」という人物に毎…

21006 アレックス・パヴェージ「第八の探偵」(発売前故ネタバレなし)

早川書房さんが発売前の作品をゲラの状態で読ませてくれるキャンペーンをされていたので応募したら当たりました。前に、なんだったかな。応募したときは外れたんだけど。 他所の出版社のイベントでは2回参加したことがあるのでこれで3度目。前のもこのブログ…

21005 ローズマリー・サトクリフ「炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール」

クーフリンというかクー・フーリンが語られたアルスター神話群を現代でも読みやすく小説化したものです。作者のローズマリー・サトクリフはそういうのが上手な人というのは私も知っているくらい有名で信頼できる感じ? 炎の戦士クーフリン/黄金の戦士フィン…

21004 オインカイン・ブレイスウェイト「マイ・シスター、シリアルキラー」 ネタバレ感想

あとがき入れても200ページないので手軽に読めるようで…私にはそんなことはなかった マイ・シスター、シリアルキラー (ハヤカワ・ミステリ 1963) 作者:オインカン・ブレイスウェイト 発売日: 2021/01/07 メディア: 単行本 真面目な看護師コレデはうんざりし…

21003 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」(光文社古典新訳文庫)(電子書籍で)

電子書籍の蔵書がアホみたいに多いのにここ1年位紙の本の手触りの良さがいいよねーなんてふざけたことを言って紙の本を買いまくったので、でも私、じつはどっちでもええねんでと自覚するために??電子書籍の積ん読を減らしていこうと試みていました。 実は…

21002 周浩暉「死亡通知書 暗黒者」感想 最後にネタバレあり

面白かったんだけど…この作品がどういう経緯でどういうシリーズで出版されたか知らなかったからさ… 死亡通知書 暗黒者 (ハヤカワ・ミステリ) 作者:周 浩暉 発売日: 2020/08/05 メディア: Kindle版 死すべき罪人の名をネットで募り、予告殺人を繰り返す劇場型…

21001 キム・チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」

初めて韓国の小説を読みます。しかもSF短編集。 わたしたちが光の速さで進めないなら 作者:キム チョヨプ 発売日: 2020/12/03 メディア: Kindle版 廃止予定の宇宙停留所には家族の住む星へ帰るため長年出航を待ち続ける老婆がいた……冷凍睡眠による別れを描き…

20010 チャーリー・ジェーン・アンダーズ「空のあらゆる鳥を」

1ヶ月半かかりましたわ。そりゃー読んでない時間のほうが圧倒的に多いけども。 空のあらゆる鳥を (創元海外SF叢書) 作者:チャーリー・ジェーン・アンダーズ 発売日: 2020/05/09 メディア: Kindle版 魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特…

20009 ラーラ・プレスコット「あの本は読まれているか」

「ドクトル・ジバゴ」はね、映画は見たんですよ。あれ何年前だったかしらん。ものすごく長かったような気がするけど、根気よく見ながら憤慨してた。オマー・シャリフのことも嫌いになるレベルでムカついたけど、どこにムカついたのか具体的に思い出せない。…

20006 ウィリアム・トレヴァー 「恋と夏」

出版当時から読みたかったのですが、ようやく読めました。 恋と夏 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション) 作者:ウィリアム トレヴァー 発売日: 2015/06/01 メディア: 単行本 20世紀半ば過ぎのアイルランドの田舎町ラスモイ、孤児の娘エリーは、事故で妻子…

20005 劉慈欣 「三体」(1巻)

2巻が出たぞと知って慌てて読みました。 三体 作者:劉 慈欣 発売日: 2019/07/04 メディア: Kindle版 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラ…

河出書房新社 沼野充義 編「ロシア怪談集」(読書中)

怖がりなのに怪奇小説大好きなのだけど怖がりなのでなかなか読むタイミングがない。が、それってただの言い訳で、別に寝る前に読んでもいいんですよ。特にいま、日常がスリラーかホラーかってくらいだから怖いものって怖くないんじゃない?って話してて。 ロ…

20003 シャンナ・スウェンドソン 「カエルの魔法をとく方法」

やっと…読めた… カエルの魔法をとく方法((株)魔法製作所) (創元推理文庫) 作者:シャンナ・スウェンドソン 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/11/12 メディア: 文庫 愛しのオーウェンと晴れて婚約したケイティに、魔法界のマフィアと言われる謎の組織…

20002 アンソニー・ホロヴィッツ著 山田蘭訳「メインテーマは殺人」(ネタバレあり)

今度はいまのところ何冠なんだっけ?? メインテーマは殺人 (創元推理文庫) 作者:アンソニー・ホロヴィッツ 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/09/28 メディア: 文庫 自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知…

20001 マイクル・フリン著 嶋田洋一訳 「異星人の郷」下

なんで新年に読む話にこれを選んでしまった、わし… お年始にペストってアンタ… 異星人の郷 下 (創元SF文庫) (創元SF文庫) 作者:マイクル・フリン 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2010/10/29 メディア: 文庫 現代のフィラデルフィアで、統計歴史学者…

19012 マイクル・フリン「異星人の郷(上)」

異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫) 作者:マイクル・フリン 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2010/10/29 メディア: 文庫 14世紀のある夏の夜、ドイツの小村を異変が襲った。突如として小屋が吹き飛び火事が起きた。探索に出た神父たちは森で異…

SFマガジン700【海外編】(とりあえず「息吹」だけ)

2019年12月4日にテッド・チャンの待望の最新作品集「息吹」が発売されると知ったのですが、よく考えたら「息吹」ってアンソロジーに所収されていないか?って調べたら持っていたので読みました。 実は「息吹」に所収されているもののうち、「ソフトウェア・…

19007 ソフィー・エナフ「パリ警視庁迷宮捜査班」

たまには新刊のうちに読みたいじゃない!? パリ警視庁迷宮捜査班 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 作者: ソフィー・エナフ,山本知子,川口明百美 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/05/01 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 六カ月の停職から…

19005 19006 アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」(上)(下)

去年から今年にかけてのミステリに関する賞をほぼ総なめ、七冠だそうです。私が買ったのは賞レースが始まる直前…だったっけ? カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫) 作者: アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/09/2…

19004 フランシス・ハーディング「嘘の木」

THE 暗黒乙女小説!!! 嘘の木 作者: フランシス・ハーディング,児玉敦子 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2017/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る 暗黒乙女小説とは!! 定義ははっきりとわかんないけどどす黒い怨恨を抱え…

19001 コニー・ウィリス 「クロストーク」

さいこーーーーーーよーーーーーーー!!!! クロストーク (新・ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: コニー・ウィリス,大森望 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/12/19 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 画期的な脳外科手術EEDを受けることに…

怪奇小説傑作集 1 英米編I  とりあえず「猿の手」

なぜか正月の連休最終日(私はそれよりちょっと前に仕事始めしていたけれど)にTwitterで盛り上がったハッシュタグ 「今まで読んだ中で一番こわい短編小説」、見ていてとても有意義でした。 怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版] (創元推理文庫) 作者: アルジャ…

ケン・リュウ「母の記憶に」(読書中)

やっと着手。 母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: ケンリュウ,牧野千穂,古沢嘉通,幹遙子,市田泉 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/04/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る なんで読んでなかったかって、順番に読もうと…

このミステリーがすごい!2019年版 主に海外

創刊30周年て。 このミステリーがすごい! 2019年版 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2018/12/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 私は10周年くらいから毎年購読しているのだけど、一番読んでいたのは…

コニー・ウィリスの「クロストーク」がとうとう日本で出版されるよ…

今日ね、10月発売の銀背「トム・ハザードの止まらない時間」を買ったんですよ。紙で。 トム・ハザードの止まらない時間 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: マットヘイグ,青井秋,大谷真弓 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/10/18 メディア: 単行本(…

シャンナ・スウェンドソンの作品が全部電書化されるわよー!!

ここで予言?予想?したとおり、電書化がされていなかったものもされることになり、すでに電書化されているものはお求めやすくなっています。 leira3mitz37.hatenablog.com どーやっても発行順に並ばないな… カエルの魔法をとく方法((株)魔法製作所) (創元推…

ハヤカワ海外SFの電子書籍セールをまたやっているよおおおおい!

leira3mitz37.hatenablog.com leira3mitz37.hatenablog.com 確認したら、自分の分かる範囲で310日くらいぶりですが、またハヤカワ海外SFのKindle、紀伊國屋書店のKinoppy、たぶん楽天のkoboなどでセールをやっております。半額とか、40%OFFとか。 紀伊國屋…

最近買った本(平成最後の夏の終わり)

河出書房新社さんの奇想コレクションをコレクションする計画、1冊我が家に新たにお迎えしたので更新。 leira3mitz37.hatenablog.com ページをめくれば (奇想コレクション) 作者: ゼナ・ヘンダースン,安野玲,山田順子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: …

009 ダシール・ハメット 「ガラスの鍵」

(昭和生まれのお約束)「ハメットさーーーん」 ガラスの鍵 (光文社古典新訳文庫) 作者: ダシールハメット,Dashiell Hammett,池田真紀子 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2010/08/10 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (30件) を見る 雑な…

006 007 ケイト・モートン「湖畔荘」上下

新刊が出たら必ず読みたい作家さんのわりと新刊です。 湖畔荘〈上〉 作者: ケイト・モートン,青木純子 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2017/08/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 雑なあらすじ:2003年現在、ロンドンの刑事、セ…