夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

23008 ルイス・ベイヤード 著 山田 蘭 訳「陸軍士官学校の死」(上)感想

ネトフリ映画「ほの蒼き瞳」の原作です。日本語訳出版後けっこう経ってからの映画化で私が戸惑いました。いつか読もうと思いながら上巻しか持っていなかったので。

東京創元社さんの出版する海外小説はタイトルがとんでもなく改変されることが目立つ気がするんですが、こちらも例にもれず、本来は「ほの蒼き瞳」のほうがより原題に近いです。でもこっちにしないとミステリとして手に取りにくかっただろうな。

引退した名警官ガス・ランダーは、ウエストポイント陸軍士官学校のセアー校長に呼び出され、内密に処理したい事件の捜査を依頼される。同校の士官候補生の首吊り死体から、何者かが心臓をくり抜き持ち去ったというのだ。捜査の過程でランダーは、ひとりの年若い協力者を得る。士官候補生一年の彼は青白い顔の夢想家で、名をエドガー・アラン・ポオといった――青年時代の文豪ポオを探偵役に迎えた、詩情豊かな傑作謎解きミステリ。

ガス・ランダー役をクリスチャン・ベイルが演じているのですが、年齢的にピッタリ。

ポオも名前は見たことがある俳優さんが演じているのですが、まだ作品を見ていないだけになぜか私の頭の中ではティモシー・シャラメのイメージで動いていました。似合いそうだものな、コスプレが。

 

それはどうあれ、作中の死体の特徴がどう見てもオカルトだな、悪魔崇拝かなと思ったらそこにたどり着くのが結構大変で、登場人物ほぼ全員がピンときていないのに驚いたり、士官候補生のポオを捜査に入れるための「手続き」の段取りのほうに重みを感じたりと、ポオの存在ありきで進んでいるのがいいのか良くないのかが微妙に測りかねる感じでした。

私でもわかるよ、心臓だけ抜かれるというとオカルトくさいって。

そこにたどり着くまでに出てきた神秘学の大家らしい人のキャラクターは良かったけどあれだけしか出ないなら残念。

 

話の内容はガス・ランダーの手記や手紙、ポオからの報告書などで展開されるのだけど、未来の怪奇ミステリの原点と言われる作家であり詩人のポオによる報告書は策士策に溺れるって感じでごてごてした文章で、ここ大事なのかなー?と思いつつ、本来ならそこも楽しむべきなんだろうなとも思いましたが、めんどくせーよポオ…!ってなりながら読む始末。

 

物語はポオの詩で有名なアナベル・リィを匂わせる女性の謎めいた存在が彼に及ぼした影響をポオ自身の興奮した文体で語られて上巻を終了しましたが、どうなるんでしょうねえ。

アナベル・リィを知っていてよかった。ポオの作品はそんなに読んでなくて黒猫以外はあらすじを知っているくらいなんですが、詩のほうは学生の頃から読んでいて大鴉は原文もデータで持っています。アナベル・リィも原文で読んだかな。

でも私は海外の詩は上田敏が訳さないとピンとこないのでいいのか悪いのかわかんなかったのですが。

 

ポオが好きならもっと楽しいんだろうな。

それよりガスが以前飼っていた犬が私が飼っていた犬と同じなのでキュンとしたり、書いた日付を見てガスの運命に不安を覚えたり。

やっぱり主役が気になるのでした。

ドラクエ1 攻略 クリア 感想

ニンテンドー3DSで遊びました。

数週間前にあとはりゅうおうを倒すだけにして今日韓国ドラマを見ながらレベル18から21にレベル上げをしてラスダンに入り、順調に最下層に行ってレベル22になったんですよ。

 

でもゲームセンターCXで結構苦戦しているのを見ていたので負けるのかなあと思っていたら。

第1形態でベホイミ連発されてムカついたものの第2形態はこっちがかいしんを連発して4ターンで倒してエンディングまで2分もかからなかったんじゃない?

 

あまりにあっさりだったので驚きました。なんなん、りゅうおう…なんならその前に出るダースドラゴンのほうが面倒くさかったよ…見かけもそんなに怖くなかったし(天空シリーズのボスの見た目のエグさを思うと)

 

クリアしての感想ですが、いま出回っているハードで遊びやすくなっているから一番初期のものと比べ物にはならないけれど、レベルの上限もたしか30で、あまり考えないでも攻略しやすいと思います。敵とタイマンなのもいまだと斬新ですよね。いま遊んでも面白いのは確かじゃないかしらん、ファミコンから遊んでるからそう思うのかもしれませんが。

 

さて、次はドラクエ2を遊びたいと思いますが、実は、おそらくまったく遊んだことがないはず。最初の2分くらいだけ遊んだかな?くらい。

ラスダンがしんどいという噂は聞きますが、最新版でもそうなのかしらん。今度はタイマンじゃないのでどう進化してるかも気になりますね。

 

私の2DSLLははぐれメタルエディションなのでドラクエを遊ぶのにピッタリなんですよね

宝物です。

日曜日記 体調不良でも本を読んでる 魔道祖師(原作)読み返し 理不尽な非常識への対処法

無理の出来ない年令になったもので、寝食を忘れてBLを読み耽って萌え萌えワクワクしていたら体調を崩して寝込んでいました。

勉強そっちのけで本を読み、犬の散歩では犬に散歩されてる感じ。犬がいつものコースを率先して歩く。お婿が一人で行こうかと言うも、歩きたい気分だったので犬に散歩してもらいました。

家に帰ってご飯もそこそこにお布団をかぶって寝ていて、それでもスマホでめっちゃ読んでいるのですが、読み返すと藍忘機が笛の音を聞いたときの反応からときめきますわね。曦臣に「嬉しそう」と言われるのもわかる。

魏無羨が死んでから12年、彼の心はいかばかりかと思うともうそれだけで切なくて古き良き少女漫画の片思い乙女みたいなため息が出ますよ。

そのまま一生を終えていたらどうなっていたんだろう。それでも腐らず困っている人のために立ち回り、弟子たちを教えてるの偉い。思追の存在によるところもあったのかもしれない。それだけ行いが良かったから再会できたのかもね。

 

なーんて思いを馳せながらあちこち読み返し、ため息をつき、起きてお婿がムッキーちゃんで剥いた八朔を食べ。

また寝ながら読み返し、ため息をつき。

たぶん来月に入ったらdアニメとdtvに加入してアニメとドラマを脳内補完しながら見るんじゃ…ただの友情では藍忘機はあんなに献身的じゃないよ!なんでブロマンスにするの!?仕方ないなあ!!!

しかし私は性的描写には割と真顔になりがちで、山田孝之さんばりの真顔で「エッチなことをしてましたよね」と問いかけがちになるのたぶん一生治らない。

お婿が「しばらくこのターンが続くのだろうな」と思うでしょうが、私はこれから保留にしていたミステリを読むよ!

 

勉強はねえ…もう勉強してもしなくても同じ水準でいい点取れそうだからもういいや、敵の手の内はわかってしまった、私は天才だわと好き放題言ってぱらぱらテキストをめくっては「おもしろくない」と閉じてる感じです。

国家試験なめてる。

態度はのび太くんだけどちゃんと結果を出すので同級生から嫌われるやつ。

昔からそう。

この国家試験が終わったら好きな漢字を勉強するんだ…絶対おもしろい。英語も勉強しよう…面白くないと勉強ってはかどらないですね。

 

近所の住人の数世帯が結構図々しくて、バレないと思うのか我が家の庭先に収納している私物を勝手に使って雑に返すんですよ。

誰がやったか特定して賃貸の住人がやっていたらその不動産屋に苦情を言ったこともあったんだけど1ヶ月に1回くらいのペースでやられるし、その家の住人だけじゃない。

どういうつもりなのかまったくわからないしあまりに理不尽だけどあまり怒ってもご近所付き合い的によろしくないよなあと引っ越してきた側の私は思うわけ。これだから田舎は…!って思いはする。田舎だからじゃなくてなんかモラルのないバカなんでしょうけど。

そこにしか私物が置けないし。

今の所泣き寝入り状態なんですが(つーかご近所ソシオパスかサイコパスが多いんじゃない?)今の所それしか実害がないし、使われたところで私たちの生活がいますぐ困るってことはなし、腹が立つだけ私達のエネルギーがもったいない。私達は遊ぶことに忙しくて(いや私は勉強しろ??)それどころじゃない。

そう思うことで黙殺できています。いやマジでそんなことに煩わされてる場合じゃねえ。

こういうときに趣味が多くて楽しみのストックがかなり多いとネガティブなことに意識を使うことが回避できますね。正直近所みんなくたばれとは思ってますけど。

 

勝手に使ったやつの全員の手のひらがどうしようもなく臭くなればいい。

 

まだ体調不良が抜けきらないのでもう寝よう…

土曜日記 萌えダイエット 困った癖と向き合う

週中のあらすじ:先週に引き続き、朝からの営業も多めの忙しい日々の中、BLにドハマりしてもう勉強どころじゃないという

あまりに面白いので久々に寝食を忘れ、体重が落ちて久々にこんな数字を見たな、というレベル。正月からは3kg、1週間前より2.5kg落ちました。

でも正月もそんなに太らなかったんですよね。

3月頭までに2kg落とそうと思っていたんですが、いまから2kgに切り替えます。

 

体重増えると眼圧も上がるからなあ。

私は眼圧が高いんですよ。生まれつき説、1/4外国人の血が入ってるから一般的な日本人の眼圧と差がある説、歯の食いしばり癖があって顔の筋肉がずっとこわばってる説などいろいろ仮説が立てられていますが、顔の筋肉説と太ってきたら眼圧も比例してさらに上がってきているので体重増加のリスク説が強い。

いまのところ視野狭窄は始まっておらず、視野狭窄がずっとないまま10年以上目薬で治療しているのですが、加齢もあっていよいよ眼圧の高さが危険水域だと医者が判断して目薬が増えました。

体重と食いしばりのせいか、と医者に訊ねたらフワッと緩っと「そういう可能性もありますねえ」と仰っしゃり、健康診断のときにも別の医者からも指摘があったので、体重増加は重く見ないといけないなと。

 

でも私が大食いで甘いものと肉が大好きなのを周りがみんな知ってるから、なにかにつけて美味しいものをくれるんですよね。そして断らないし、ちゃんと食べてしまう。

ここのところその貰い物のバランスも考えながら、家での食事の量を調整していきながら寝食を忘れて(マジで夕食を食べ忘れることが多かった。お婿ももともと晩御飯は少食なので自分が食べ忘れたことに気づくのが寝る前とか)読書をしていたらうまい具合に痩せていっています。

これをキープして緩慢に痩せていったら緩慢に眼圧も下がったら…

太ると服も似合わないし、なんか外見にネックを感じるから(人にどう思われるかは全然気にしないんですが、鏡に写った自分が客観的に見てすこしも美しくないのはひっかかる)やっぱり中年は痩せて丁度いいんですよ。

 

暫くは思う存分肉を食べるというのを諦めて、通販のミールキットを活かして魚中心の週も作ってみようと思います。魚料理も好きなんですが、作っている間の猫の反応が尋常でないので控えがちでした。

 

歯の食いしばり癖は子どもの頃からのもので、自分が振り返るに、私は割と何でも抑え込む性格のため、我慢するときに歯を食いしばってこらえるところがあったのがもう歯を食いしばることが普通になってしまっているのでしょう。

母と父方の祖母の強烈な嫁姑の険悪さや妹と弟の理不尽な横暴さ、厳しい祖父と馬鹿な父親からの抑圧に何かと耐えることが多く、おかげでクソババアと偏屈じいさんと高慢で横着なバカ男とワガママでうるさい女性の取り扱いは得意なのですが、ずっと歯を食いしばっているし、寝ているときは歯ぎしりがひどい。

 

でももう、堪えなくてもいいし我慢しなくてもいい。嫌だと思うことは嫌だと言っていいし、家族とは会わなくてもいいんだからバカさにムカつかなくていい。お婿の家族は昔から知性と教養と人格が素晴らしいから尊敬できるしなにも我慢しなくていい。

だからリラックスしていいんだとわりと最近になって自分に言い聞かせています。ずーーーーっと我慢していたからな。言うときは言っていたけれど、思っている1/10も言わなかったし、1言えば100返す弟妹と違って口答えを全然したことがなかった。

でも腹の中でめちゃくちゃ腹が立っていたし、どれだけ理不尽な説教をされても心のなかでは舌を出していたし「はやく終わらないかな」って思うばかりでした。

 

そう、必要以上に叱責を受けるとだいたい「はやく終わらないかな」って思いますよね。これは私が叱責を受けているのではないとは思わなかったけど、新しい母親が助けてくれないかなとかは思っていたな。

あと、母が機嫌が悪いときとかは誰かお客さんがこないかなと思ったり、実際来るとホッとしていました。

いまだったら告発できるようなことをいろいろされたけどそれを我慢すれば変な弊害も出る方で、周りにあんまり迷惑をかけるようなことにならなくてよかったなと思います。食いしばり癖って一種の自傷行為かもしれない。

 

いい年して自分の抱えている不具合を家族のせいにしたくはないから自分の問題はなるべく自分と信頼できるお婿、親友と話しながら自分で解決したいと20代の頃から思っているけれど(お婿は当時はお婿ではなかったけど)いくつになっても解決したいことは残ってるし増えていくもんですね。だんだん楽になっていくといいな。

23006 23007 墨香銅臭「魔道祖師 3」「魔道祖師 4」ネタバレあり 感想

あっという間に読むんですよねえ。

3巻は凄惨で切ない過去が強め特に過去で魏無羨と藍忘機が離れ離れになる瞬間とか泣き所も多くてしみじみ読まされていたんですが、4巻でだいぶ記憶が吹っ飛びましたね。

 

そういう体験をされた方、他にいらっしゃらないかしら。

 

直接台詞を口にしなくても藍忘機がどれだけ辛くて悲しかったかがよく分かる。そんな気持ちを引きずって4巻に進んだら…魏無羨の奔放なキャラの奔放な発言によって重めの展開がとんでもねーものに。

 

自然の成り行きで魏無羨は藍忘機への気持ちを徐々に自覚していくんだけど藍忘機が再会からずっと好意的でそばにいるにしてもどういう考えでそうしてるのか測りかねているところでずっと巻き込まれている事件もいよいよ佳境に。

 

しかし魏無羨は事件そのものよりどちらかと言うと藍忘機の気持ちのほうが気になるということで藍忘機の酒癖を利用して彼の本心を聞き出そうとするんだけどそれがやっぱり恋してるから聞き出すのも怖くなっちゃうということでただただめちゃくちゃイチャイチャしてる、でもいまその瞬間でも藍忘機のお兄さん藍曦臣はわりとピンチに陥ってるんですけど。

 

その後酒で酔ってる人にとんでもねーことをやってしまったということで気まずくなった魏無羨が一人ででかけて、ワケアリの義理の甥っ子金陵と藍曦臣のピンチの場面に出くわして一緒にピンチに陥るんだけど、どんなにピンチであっても私は頭の隅っこで「この人さっきまであなたの弟とめちゃくちゃエッチなことをしてた」というのがチラつくんですよ。

 

藍忘機が魏無羨と一緒に行動してない、一人で歩いているところだったって聴いただけで何かがあったとわかっちゃうお兄ちゃんがすごいんですが、口数が少なく表情も殆どない藍忘機の代わりに彼の気持ち、魏無羨の前世の晩年になにがあったのかを教えてくれるんですよ。

もうそこに金陵がいようが真犯人の金光瑶とその下っ端たちがいようがお構いなしですよ。性別が同じだとかどうとかもういいんですよ。藍忘機がどれだけ魏無羨を想っていたかが伝わって読み手の私は「だよね!だよね!」と萌えのボルテージが上がりつつも、そこで魏無羨が藍忘機の気持ちを踏みにじっていたことを自覚するところで、いつも慮りかたがわりと空振っているんだけど想っている気持ちはすごくあるというのをこっちに感じさせるのが上手だなとしみじみ感じながらも「でもさっきめっちゃエッチなことをしてましたよね」とツッコミ入れているんですよね。

 

そこからピンチクライマックスなときに藍忘機が助けに来てくれるんだけどそこでちゃんとさっきエッチなことをしてましたというのを周り全員に知らしめてしまう魏無羨のあのキャラクターとあの言葉選びよ。そこから本当にお話の方向性がどれだけ重くても魏無羨と藍忘機はもう相思相愛バカップル化しちゃうからちょいちょい面白くなっちゃうんですよね。

藍忘機よかったね!報われたね!って思うばかりながら、居合わせた藍曦臣と金陵の気持ちを思うといたたまれないところがありました。

 

お話は綺麗に収束し、こいつ怪しいなと思っていた聶懐柔はあのキャラだけに引き金を引いた「かも」しれない、で済ませたのも想像の余地がある程度なのもそのへんのさじ加減がうまかったな。魏無羨の根底にある諦念と疲労感とかが英雄やりすぎて死んじゃって生き返った結果なのが切ないながら、今度は長生きしてくれ…っておもう。

 

終盤の展開はBLBLしていて藍忘機すげえな(すごいですよね!?)、ってなるんですが、番外編でもこのカップルこそ「このあとめちゃくちゃセックスした」ってのがピッタリハマるなと思うような話からそこまでやるかと慄くような淫夢ネタまで。わかったのはたぶん藍忘機と魏無羨はお互い一目惚れで魏無羨はずーっと自覚がないまま藍忘機が大好きだったってことでした。

魏無羨は他人の体に蘇ったからもともとの魏無羨の体とは違うんだけどそこは別にいいんだな、って思う部分も淫夢によりちょっと解決(?)溜飲を下げる(?)のもよし。

あの番外編だけヤマもオチもイミもなかったな。

 

あんまり触れなかったけれど10代の弟子たちが本当に魅力的で、大きな秘密を持っている藍思追は序盤からいい子で愛されキャラなのが、終盤でその理由がわかる、そのエピソードひとつひとつにウルウルしてました。いい子に育ったねえ…温寧との関係ややりとりが可愛いですよね。

金陵も複雑ながら魅力的で、弟子たちが揃うとわちゃわちゃしていて楽しそうだったな。

 

丁寧でちゃんとしてBLの要素もそういうのが好きな人が満足するレベルじゃないのかな、私は夜中に読んで寝られなくなってしまったけども。藍忘機すげえ!って。

面白かったし、いいシーンは全部しおりで留めたので(電子書籍はそういうところが便利)都度読み返したいと思います。

たぶんこの先生の次の作品も近々読むんじゃないかな。いま活動されていないのが残念ですね。久々に寝食を忘れて読んだので、体重が2,5kg落ちました。

23004 23005 墨香銅臭 著 鄭穎馨 訳 「魔道祖師 1」「魔道祖師 2」(原作) 感想

ドラマとアニメは過去の雲深不知処での修行?とか女性の像と戦うところとかまでは視聴済み。まとめて見たいなーと言いながら、ドラマとアニメはBLではなくブロマンスという話を聞き、じゃあBLの原作の方はどうなのと、うずうず気にしつつも1冊がけっこうなお値段だから外れるとなあ、と逡巡すること1年半。

やっと全巻揃えて年末年始で読もうとするも、別のBLを読んで一息ついていま読みました。

【時を超えた、運命の再会。】
かつて「悪の道に堕ちた」と人々から恐れられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、すべてを失い非業の死を遂げた。しかし、それは自らの信念を貫いた証だった。
それから13年後――別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。
正体を隠し過去と決別しようとするが、よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、藍忘機(ラン・ワンジー)と再会してしまう。

自由奔放で快活な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、品行方正で寡黙な藍忘機(ラン・ワンジー)。
前世の記憶の中では衝突してばかりいたはずなのに、なぜか彼はそばを離れようとせず――。

あの日の旋律が、再び二人を巡りあわせる。

 

ドラマ版の藍忘機の人がとてもエレガントで美しいんですよね。魏無羨の人も十分に美男。アニメ版はアニメらしく目が大きい。

私は漢字が得意なので漢字の名前は覚えやすくて、登場人物が似たような名前でも見分けは可能ですんなりその世界観に入り込めました。

 

まあ、それよりも。

 

 

朗らかノンケとスパダリクソデカ感情ツンデレ無口のカップリングはマジで性癖!!!!

 

 

マジで!!理性を失うほど!!!

久々に蘇るこの感覚よ…このブログで何回理性を失った??

再びこのターンが来てワクワクしてます。

 

12年前にぶっ殺されたはずが蘇って、その場で起きためっちゃホラーなトラブルを立て続けに解決したら昔なじみのめっちゃ美男がずっと傍から離れなくなったって感じで始まるんですが、私は昔なじみのめっちゃ美男の藍忘機の気持ちをなんとなく知っているので、魏無羨が彼の目線と彼の感覚で知る、蘇ったあとの藍忘機の変化(天子笑を自分の部屋の床下に大量に隠していたり、魏無羨がふざけても怒らなかったり、額に巻いているアレを触らせるのも厭わなかったり)にもう、彼のクソデカ感情を察せざるを得ず、床をバンバン叩きたくなりますよ!

無口でろくに態度にも見せないからその辺余計わかるんですよ!!

 

あー!!藍忘機かわいい!超かわいい!

 

床を転げ回りたくなるほどなんですが、魏無羨も無意識に藍忘機が大好きなのでちょっかいかけずにいられないし傷つけたり辱めないように気を使いながらもなんだか手を出してしまうのが、特に藍忘機が酔ってちょっとおもしろい酒癖を見せるときとか面白いんですよね。ちょっかいかけるのに藍忘機が思ったのと違う反応を見せて結果的に振り回すので藍忘機がド天然の小悪魔なのもいい。酔っ払ったときはさらに磨きがかかるんですね。

 

そんな二人のくっついたり離れたりの合間に起こる事件が、話が仙人とか道教とかがからむだけに出てくるのが凶屍とかアラフォーから上がちょっとだけ詳しいキョンシー的なやつ、つまりゾンビみたいなのがわんさか出てくるのでおどろおどろしく、サスペンスフルなエピソードもあるのでヒリヒリしながら「いや、あの二人いちゃいちゃしねえかな」と安息を求めつつ怖い話にも引き込まれるんですよ。

過去の話の見せ方が週刊少年ジャンプの周囲黒塗りの過去エピソードみたいな演出なんですよね。伝聞調じゃなくてちゃんと見せてくれることが多い。魏無羨が追体験することが多いのでその視点になると読み手も感情移入してしまう。

殺戮の描写がもうガッチガチのホラーなんですが、主人公たちが本気で頑張ってるので真面目に読んじゃうところもあり、BLと言っても全然ライトじゃない感じです。

作者はどっちが書きたいんだろう、二人の関係性をしっかりさせたいがための展開ではあります。

 

これはいいBLだ…外枠がしっかりしているBL大好きなんですよ。なんでも外枠がしっかりしている作品が好きですけども。漫画で例えると顔マンガは認めん感じ。

 

1巻2巻とかなりボリュームがあるのですが、あれよあれよと読み進めています。

ある程度ネタバレを食らっているけれどそのネタバレにたどり着く感じがしない。おっかない展開に暗躍するめっちゃたちの悪そうな石田彰(アニメ版な)!って感じ。

 

そういえばしばらくBLはご無沙汰だったので忘れたんだけど、左と右ってどっちが受けでどっちが攻めだっけ??

主人公の二人はリバ不可で左が魏無羨で右が藍忘機なんだって!(真顔)(うろ覚えだから逆かもしれない。どうしよう)

そこは尊重したいからさ!(真顔)

私自身はリバ全然いけるけどな(もういい

 

息もつかせないストーリーテリングというやつなのでどんどん読んでいて、怖いのに楽しいです。藍忘機が魏無羨のそばにいるだけでワクワクしますね。

この二人がどのような結末を迎えるのか(ちょっと知ってるけど)かなり気になるので私はこの週末もアホのように読み漁るでしょう…

日曜日記 うっかりウマ娘ふたり ガンパウダー・ミルクシェイク(映画)を雑視聴 好きなラブコメ映画恋愛映画

早朝一旦目を覚ましてライスシャワーを一人育てて今日のデイリーミッションをすべて終わらせたのを忘れてマルゼンスキーを育ててしまった…

そのときにマルゼンスキーにいままでもたせてなかったスキルをもたせると限定ミッションがコンプできてSSRウマ娘のチケットが貰えたので回したら…!

い ま 育 て た

 

これでマルゼンスキーの才能開花が☆4になったのでますます強くなります。この人がいるかどうかでチーム編成が変わりますよね。

 

明日用にはスイープトウショウを育てることに。毎日かわいい子を育てるのは心にいい…

 

評判が良くてキャスティングも素晴らしい「ガンパウダーミルクシェイク」を視聴しました。

 

配信版も円盤もいまいちジャケットがダサい…昔のこういう感じの映画みたい。

ピンクのスカジャンが前からほしいと思っているのですが、普通に売ってるのはピンクの色味が薄いんですよね。この作品で途中から主人公が着るスカジャンは色味が理想的なので売ってないかなと調べたけどよくわからなかった。もっとヒットすれば商品化されたかも。

 

サムが12歳のとき、彼女の母親スカーレットは、サムを置き去りにした。15年後、母親同様、冷血な殺し屋になった。ところが、あるハイリスクな仕事で問題が起き、サムは母親の雇い主だったザ・ファームという冷酷な犯罪シンジケートのために動くか、8歳の無垢な少女エミリーの命を守るか、という選択を迫られる。命を狙われているサムにとって、生き残る唯一のチャンスは、母親とその仲間であるザ・ライブラリアンズ(司書たち)と合流することである。この3世代の女性たちは、信頼し合ってザ・ファームとその手下たちに立ち向かい、自分たちからすべてを奪おうとする者たちを相手に大暴れする。

 

子連れで死線をくぐり抜けるところはジーナ・ローランズの「グロリア」みたいなところがあり、今どきっぽく女性VS男性という構図が強いです。ドンパチのシーンはいろいろ面白いアイディアがあって見ごたえはあるけどなかなかエグいので心が弱っている私は雑な視聴になってしまいました。おバカな人がおバカなやられ方するのは面白いけれども。ボウリング場のシーンは笑った。

誘拐犯の末路も面白いし実際ありそうな気もしました。あそこにぶっこんでくるあたりがお話としても散漫にならなくて上手です。

 

大好きなアンジェラ・バセットミシェル・ヨー様といったいぶし銀が活躍するので好きな人は嬉しいでしょうね。私はヒヤヒヤ見ちゃったけども。だってかっこよくて大好きな人達が傷つくところなんて見たくないもの。

アンジェラ・バセットが還暦過ぎているように見えなくて憧れますよ。ミシェル・ヨー様なんてここへ来てマーベル作品の主役を演じていらっしゃるし、いい時代になったなー

 

主人公がガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの人だと言うから誰だっけと思い出したらあの作品に出てくる女性ってだいたい特殊メイクが過ぎるから言われないとわからんやつでした。

 

面白かったけど10年前に見たかったなー。最近流血や怪我の描写が苦手で。ゾンビのほうが逆に見られる気がする。新感線もう1回お代わりできそう。

 

いまの私の気分に合う映画ってなんだろうな。

やっぱりラブコメか。ブリジット・ジョーンズか。

さっきアド街を見ていて大和田伸也さんって和製コリン・ファースだなって思ったところでした。キャリアは大和田伸也さんのほうが長いと思うけど。アイパッチ似合いそう…

ブリジット・ジョーンズの日記のいいところって1時間40分で終わるんですよね。サクッと笑って共感性羞恥で死にそうになり、イギリスの雰囲気を存分に味わい、マーク・ダーシーのクソダサいセーターとネクタイが記憶に残り続けるので最高のラブコメだと思ってます。かなり時間を経ると古臭いと思うものだけど、この映画はいつまでも見られるしそうだといいなと思ってAmazonでデータで買ってます。

この3人、3人共今面白い活躍をされていて好きなまま。

ブリジットの両親も好きなんですよね。いいキャラで。

しかし見返すとこの映画が大好きって言うのはなかなかクレイジーかもしれん…でも好きなのであった。

 

ブコメじゃないけど邦題「いつか晴れた日に」もよく見ます。

 

この映画ではケイト・ウィンスレットアラン・リックマンが素晴らしくて、特にアラン・リックマンは私はダイ・ハードで情けない死に方をするテロリストのイメージがあったのが大きく変わって大ファンになりました。

日本ではスネイプ先生でお馴染みですけど、私はこの映画の彼を推したい。本当に素敵。

ケイト・ウィンスレットもまだデビュー間もないのに無茶苦茶うまいんですよね。情熱的なで芸術にも関心がある若い淑女の役でそういうのがとても似合う。ヒュー・グラント演じるエドワードが詩を朗読するのをこうやるんだと見せるところと、歌いながらピアノを弾くシーンでの清らかな美声で惚れ惚れして、以来好きなんですよね。

 

ジェイン・オースティンの作品は面白いから原作も読んでみたいけど未読。

まだ持ってない…はず。お高いんですよね。

結婚が女性の幸せと未来の安泰という世界観だけどそこでジリジリと抑圧されているというのは数百年前のイギリスもちょっと前の日本もそう変わらない。いや、いまもかしら。時代は変わったとか言いながらも、なんのかんのと言いながらやっぱり変わってないんじゃないか、変わりたくても変えられない様々な事情を感じますね。

 

今日はこの映画を見て寝ようと思います。