夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

花郎 ネタばれ感想

第6話

第6話

  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: Prime Video
 

 

日本史からの古代の朝鮮半島の歴史もちょっとだけ齧っているからなのもあるけど時代考証に目を光らせすぎるわし。でもその辺は鷹揚に楽しむといいんだろうな、紅茶を入れるガラスの器とかガラスがうすすぎてそんな技術そのころないやろ!って思わずツッコミいれてもーた。なんかアジア雑貨店で売ってそうな小洒落たアイテムやったな、スタバの茶器。

声豚がうるさいが、ラストで吹替を戻す瞬間もなんか色んな意味で豚だなって自分を思ってしまう

テテちゃん可愛いのですがまだ出番が少ないです。 

 そうか、うちわ文化は韓国にもあるのか…

すっかりキム・ウォネさんが大好きになってますよ。ドラマのイメージって大事…

脇役が面白いしよく考えたら長家の会長とパク・セロイじゃねーかといま気づいてる。

そしていつも次回予告が相当なネタばれ

フィギョン様何者なんでしょうねー

ここであらすじのせいでとんでもねーネタばれを知ってショックなんですけどー

うううう、テテちゃんうまかったよ白目…

まあこういう終わり方するよね、って終わり方でした。

それまで嫌ったらしく活躍していた悪役がさっさっさーと失脚していく。この作品はちょっと残念で、途中で明らかに用がなくなったキャラになんのフォローもないんですよね。

マンムンを殺した太后様のお付きの兵士(イケメン)とかハンソンの兄タンセとか。アロの父アンジ様も元カノ太后様とはケリがつくけど自分の息子と偽った無名と自分の娘が出来上がっていることに対して知ったのかいつまで知らないのか、その辺まったく触れず。ウルク師匠フェイドアウト。キム・ウォネさん大好き。

 

巻き込まれ型ながら芯の強いヒロインとして活躍していたアロも最後はお籠りして誰の迷惑にもならないって立ち位置にされて途中の百済のところなどの面倒に巻き込まれていく感じ、太后から脅迫のタネにされがちなところとかも結局お荷物になっちゃったんだなって。明確なファインプレーって薬を買い占められていることを見つけて花郎に上申したところとか、無名と王様のこころに丁寧に寄り添ったところとか、誠実さで王女様のキツい性格にもわりと寄り添えたかな、くらい。笑顔よりめっちゃ厳しい表情でなにかも見据えているのが印象に残りました。眼力強いから。

 

花郎たちがわちゃわちゃやるところとか楽しいところも多かったし、無名と王様の友情とか見どころもたくさんあったけどハンソンが…単にドラマをべったり撮れるほどBTS暇じゃないってだけじゃって思っちゃう。可愛くてキラキラしていたの眩しかったわースピンオフつくってくれ…

王様と無名の友情、王様の正体に気づくところからの確執や殺意を持ちながらも育んだ友情のほうが強くなっちゃう流れとか、太后様やその周辺なども徐々に知っていったから把握できたこととかからごく自然な不完全燃焼だったと思います。こういうケリの着かなさからの結論は好き。

 

人気があるのはわかるしセットも衣装もすごく凝っていたけど現代風にしている部分がわりと中途半端にそこにあって(スタバとかクラブとか)やるならとことんやってほしかった。

花郎というのは実際あった団体らしくてもっと細かく知りたい。そして百済がこのドラマでは強くて横暴でしたが、このあとでは新羅のほうが台頭してくるはず…当時は王族の血の濃さを重視して兄妹で結婚させていたらしくて、そこを当時としては当たり前だっただろうに「おぞましい」と言っちゃったあたりも現代の解釈かな。二重の驚きでした。王様と太后様の血縁関係はわりと史実通りで、太后様は本当に叔父さんと結婚させられたらしい。そらーアンジ様に逃げるわ。

 

パク・ソジュンさんが大好きなうちの婿は私みたいに細かいところであーだこーだあんまり言わないから概ね楽しんだそうです。今回長家の会長も重要な脇役を楽しそうに演じていて素敵でしたよね!梨泰院クラスとか力の強い女ト・ボンスンが好きだったら面白い共演が見られました。見ていてたまにね、解説のろくろうさんとしてコメントをしてましたがパク・ソジュンさんの熱い演技を「パッション」言いたがるの好きでした。

 

配信の韓国ドラマではめずらしくこちらは吹替で見られたのですが、吹替ならながら観ができるって思っていたけど無理ですね。スリルがあって見逃せないからゲームすらままならない感じでした。出来てやっぱり編み物かなあ…

日本のドラマは何につけても長年触れているとタイミングとか流れとか読めちゃうからかふつーにながら観とかなんなら音だけで状況を察することが出来るけど、文化が違うし韓国ドラマは見逃せない仕掛けが多いせいかそれが出来ないみたい。普通の、気楽に見られるラブコメってのにまだそんなに出会えていない。どこにでもスリルとサスペンスが転がっていてびっくりさせられる。優しい世界観の「キム秘書」ですらあったもんね、スリルとサスペンス。

どこかで必ず主人公か相手役が血を流しているような気がする…

 

次見るドラマはもう決まっていて、ろくちゃんが意外なものを引いてくれました。揃ってハイタッチをするほどに、楽しみです。

どうぶつの森へ復帰

クリスマスイベと紅葉、雪イベはやりたくて復帰しました。 

あつまれ どうぶつの森|オンラインコード版

あつまれ どうぶつの森|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/03/19
  • メディア: Software Download
 
あつまれ どうぶつの森 -Switch

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  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game
 
Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット

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  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game
 

草が生えるどうこうより、花がもう…一旦休む前に手がつけられない状態になっていました。

あと、お金のなる木を日々植えては放置していたのでものすごく木が密でした。

こんな感じ。

もとの島の形を大事にしたくて島クリエイトをほとんどしてないのだけど、舗道くらいは整備しないと本当に花が大変なことになる。私はお水を上げなくても住民があげるし…雨は降るし…

しかもすごく頑張って花を掘り起こしている日に限って流星がばかばか降ってくるの!

明日の砂浜が楽しみだ☆

村人から写真をほとんどもらっているのになかなか出ていかないのでどん詰まりだったのですが、まあこれに関してはもう放っておくしか…

あとね。

 休止前に受注生産でこちらを5セット買ってたんですが、まだ開封してないのです。

いまが開封しどきかなあ…

 一時期は在庫がこじれてたのにね、すっかりまた人気商品になっちゃったね?

で、いま開けたんですが、お話にならないくらいの内容で、かぶりはないけど面白みのない内容だったのでもう公開しません。衝撃。びっくりするくらいつまらなかった…

せめてプロフィールくらい載っていてもいいだろうに、載っていないんですね。

今度は別のシリーズを買おう(買わないとは言わない)

 

どうぶつの森amiiboカード 第1弾 (5パックセット)

どうぶつの森amiiboカード 第1弾 (5パックセット)

  • 発売日: 2015/07/30
  • メディア: Video Game
 
どうぶつの森amiiboカード 第2弾 (5パックセット)

どうぶつの森amiiboカード 第2弾 (5パックセット)

  • 発売日: 2015/10/29
  • メディア: Video Game
 

 

 

デフォルトでクリスチーヌがいる島がいる島を見かけました。が、私は特には必要ないっす…

青い海の伝説 ネタばれ 感想

 つぎに何を見るか迷って候補をくじ引きで決めようとしたら見たいドラマが54本もあって、U-NEXTだけでもその半分は網羅してる感じ。U-NEXTは解約するつもりはあるんだけど、とりあえずくじで決めようとしたら…

もともと前回見ようとしていたやつでした。

 ネタばれなし感想

 さすが「愛の不時着」の脚本家作品…「愛の不時着」が好きだったら楽しめるんじゃないでしょうか。愛の不時着より糖度高め、ツンデレ度高め、切なさ同じくらい?わりと最後まで何が起こるかわからないとんでもねースリルで私は緊迫するシーンはつい1.5倍速で見てしまいました☆面白かったので、「愛の不時着」が好きなら見てもいいかもね。

 

ここからは各話ずーっとつっこんだりあーだこーだ言っていたスレッド。これまでの他のツイートよりは多くないです。

10話まで見ているんですが、やっぱり面白いですね。主人公、ジュンジェさんのツンデレが教科書どおりでとてもよろしい。徐々に距離を詰めていく感じが丁寧で多少じれったくも有り。

恋愛対象とのすれ違いより実の母とのすれ違いのほうがすごいのも面白い。

またも幸せになってほしいカップルですよ。

なんだかんだと見たら、「愛の不時着」の人民班長さんがちょっと出ていて面白かったです!あの人大好き!

イ・ミンホさんもキスを上手に見せる俳優さんであった…(誰が上手に見えないかはあえて言わない。うまいといえばヒョンビンさんな!!!やっぱり年齢かな…30代過ぎないと…いや、ヒョンビンさんは若い頃もバリバリやったぞ。なに言ってんのわし)

医者の理解の良さが謎

 ここからネタばれ感想

単なる人魚との恋愛ドラマかと思ったら(私はいい加減「単なる」に期待するのをやめたほうがいい。韓国ドラマに「単なる」は通用しない。絶対複雑怪奇よ)輪廻転生もので括ったほうがいいくらいその要素が濃く、後半になるにつれて登場人物たちの関係性に前世からの因縁が絡みまくることに気づくと、もう精神科医に至っては「いい加減にしてー!」って笑っておりました。こいつもかい!って。

このドラマは2周必須かもね、2周したらさらにおもしろくなるかも。最終回は特に。

主人公のジュンジェさんが記憶を消されても消えてなかったというのを知らないまま見るのと知ってみるのとで印象がガラッと変わるような。

兄貴のこともぎりぎりまで疑っていたのでそれまでのくどいまでの裏切りの匂わせがエグくて、兄貴の良さを知った2周めでは随分印象が変わるんでしょうね。

ジュンジェさんを演じたイ・ミンホさんは現世のツンデレのツンも明らかに後々デレる感じのツンで良ければデレはデレで楽しそうで魅力的、前世の県令役は貫禄がありつつも育ちが良くて優しい雰囲気が伝わってきてとても魅力的と二度美味しい。大人の男性が女性を愛する様子が見事に等身大でよろしゅうございました。照れた顔がとても可愛いですよね。お父さんがなくなって霊安室の外で座り込んでシムチョンを見上げた瞬間の表情は絶品でした。

そしてヒロインのシムチョン。「愛の不時着」でユン・セリちゃんという強くてたくましくて物理的な力がない分は財力でカバーという頼りになる女性を描ける方が構築した人魚は秘密も弱点もあって前世の因縁からジュンジェさんとしては守りたいのにシムチョンのほうが守れるスペックがあるというポジションで、回が進むほど頼もしくてかっこよくなるので驚きました。前世のセファは同じ姿ながら物静かで弱点も多くて守られることが多く、罠にハマるともうだめだったのに対し、シムチョンは同じ状況になっても脅して勝っちゃう。敵をビビらせちゃう。500年間で人魚が住む場所を追われて大西洋の東側にしか生息できなくなっている間に強さを獲得したそうですよ。

ジュンジェさんも喧嘩は強そうでしたが、そういえば第1回からジュンジェさんをふっとばしていたし、そりゃあシムチョンのほうが強いし、お姫様抱っこはシムチョンのほうがされていたけどやろうと思えば逆も出来るはず…

ひどい怪我はだいたいシムチョンがしてるし、どっちがヒロインだよと思いながらも、とても気持ちよく見られました。

ずっとスリルとサスペンスがあるので安心感はないんですけどね。今回も敵はえげつなかった…そしておバカ枠は楽しかった…

 

私は学生の頃は前世ものが好きでいろいろお話を収集していたけどいまはそうでもないので、学生の頃に見ていればもっとハマったかもね。

学生の頃、前世ものSFファンタジーがえらく流行ったのですよ。「ぼくの地球を守って」とか「天よりも星よりも」とか。海外の映画でも前世が絡むサスペンスがあってわりとヒットしました。

愛と死の間で [DVD]

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  • 発売日: 2006/08/01
  • メディア: DVD
 

 人魚と詐欺師って親和性がいいのかな、人魚がピュアで騙されやすいからか。

愛蔵版 パールガーデン

愛蔵版 パールガーデン

  • 作者:萩岩 睦美
  • 発売日: 2016/02/10
  • メディア: コミック
 

 このお話では陸に上がっても足はお魚のままで大変そうだった。すごく素敵なお話なので人魚ものが好きだったら是非どうぞ。私は萩岩睦美先生の漫画はだいたい単行本で持っている…

 

陸に上がったら水がかからない限りは人間の足という設定は「スプラッシュ」がそうだったなーとか。

スプラッシュ 特別版 [DVD]

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  • 発売日: 2006/04/19
  • メディア: DVD
 

 ディズニーのリトルマーメイドも原作のアンデルセンの人魚姫もそんなに好きではないのですが、ここに挙げた作品は好きです。ラブコメだしね。

 

 ↓こちらはラブコメではない…だいたい前世の因縁が絡む物語にコメディ要素を求めてはダメですね。その点「青い海の伝説」はコメディ要素も豊富で良かったです。シムチョンが可愛いし、シアとテオの絡みが可笑しかったな

 

20010 チャーリー・ジェーン・アンダーズ「空のあらゆる鳥を」

1ヶ月半かかりましたわ。そりゃー読んでない時間のほうが圧倒的に多いけども。

魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特別な才能を持つがゆえに周囲に疎まれるもの同士として友情を育んだ二人は、やがて地球と人類の行く末を左右する運命にあった。しかし未来を予知した暗殺者に狙われた二人は引き裂かれ、別々の道を歩むことに。そして成長した二人は、人類滅亡の危機を前にして、魔術師と科学者という対立する二つの秘密組織の一員として再会を果たす…。ネビュラ賞ローカス賞・クロフォード賞受賞の傑作SFファンタジイ。

起こる終末が本当に起こりそうなのです。気候変動が生活に影響を及ぼし、大災害で都市が壊滅状態になる。復興より壊滅のほうが多くなるとどうなるかとか。

スピリチュアルなものとAIって意外に親和性があるのかもと思わせる展開もあり、魔法VS科学、魔法+科学という図式が主人公二人の関係性から描かれるのだけど、物語の半分くらいは主人公二人は大人や社会から異常で理不尽なくらい抑圧されていて読むのが大変でした。特にパトリシアの方は姉がクレイジーでえげつない。周りの学生も敵。そしてローレンスも決して味方というわけではなく、自分で自分を守るのに精一杯という感じで物理的にもヒリヒリした展開が続きます。ええ、物理的に。

 

おもしろいかどうかと問われると、着想は面白いしモチーフも嫌いじゃない。反重力も魔法も好きだけど、料理の仕方があんまりうまくないというか、旨味が足らないというか。

主人公二人がそんなに魅力的じゃなくて、ひどい目に遭っていても心配とか守りたいとか頑張れじゃなくて「まあ、遭いますよね」って気持ちになるの。抗いはするけど子どもがいかに非力かを思い知らされる。それに対しての要領が悪くてちょっと卑屈で、周りの学生と大人の誰一人として彼らを助けないのも現実的ではない、物語としてそういうほうが盛り上がるっしょって扱いな気がして。彼らを助けるためのロープというものは美味しいときに登場するんだけどそれより前にもなんとでもできたやろ、と疑問に思ってしまう時点で物語に入り込めないのよね。

 

大人になってそれぞれが一角の人物として成長しても、やっぱり人との距離のとり方が下手くそなんだけど今どきの大人あるあるのこじらせているのがこの二人はどの道程を辿ってもなんかこじらせていたんじゃないの、って思える。そしてオチまでの成り行きもこじらせからの真摯な向き合いって、こじらせの王道という最近よく見るスタイルなんだけど胸が熱くなるものでもなし。それより「大人はこうやってる」ってのを下敷きにして動いたみたいに見える。なにもかもおぼつかない、能力があるだけって。

こういう人たちが世界の命運を握るのね、まあそういうものですよね、って冷静な気持ちになりました。

面白いかどうかは人によって違うだろうけれど、私もまたこじらせているようで大人とは要領よく渡り合ったところもあったので

「こいつらヘッタクソやなー」

って思っていました。

大人になっての他の仲間達もそうなんだけど、圧倒的にコミュニケーションが足らない。話し合わないうちに相手の重要なものを破壊したとか誰かを殺すとかやってるものね、そんなんで世界が救われるわけがないわ。

 

自分には合わないのによう最後まで読んだな…

ドクター異邦人 ネタばれ 感想

 イ・ジョンソクさんが出演するから面白いんだろうけど、作風的に重そうでどうしようと迷いつつ、見られる環境がU-NEXTとGYAOで、GYAOは期間が短いしU-NEXTは今月で一旦契約解除するつもりだから早めに見ておこうって、結果イ・ジョンソクさん続きに。

 なんか作品表示がでかくなってる…

ここからスレッドにしていくんだけど1話見たんだけど、重たい!

北をモチーフにするとこんな重たいのが普通なんだろうな。愛の不時着がいい塩梅で面白かったのが奇跡的だったのよ。

あんまり重たいと見るのがしんどいが、イ・ジョンソクさんを信じて見続けましょう…

 

本当は「青い海の伝説」を見るはずだったんだけどな…あれー?

 

めちゃくちゃおもしろいっすよ。やべーくらい面白い。さすが、イ・ジョンソクさん。

 

物語の半分が終わりました。だいたい韓国ドラマは半分が大きな節目で大きく変化が訪れたり最後まで怒涛の展開になったりするような気がする。

ここまで本当に先がわからないし手に汗握るし、どこにでも「大丈夫」がない。

本当におっかない。

 

 ろくちゃん遊戯王あんまり知らないはずなのに…

いやー、人でなしだらけでこまるこの病院。

 

 

 

はーーーーーーー。

土日のお休みほとんどこのドラマに潰れましたが、めっちゃくちゃ面白かった。

ずっと先が読めない展開だし、これで安心ってことが全然なくて手に汗握りっぱなし…

でも主人公ふたりのカップルのすれ違いは「雲が描いた月明かり」ほど私はヒリヒリしなかったな。なんでだろ。こっちのほうが相当ピンチが多かったのにな。ジェヒが本音をぶちまげてもれーさんおちついて「はいはい」って言ってましたよ。

たぶんジェヒの湿っぽい雰囲気が私はそこまで入り込めないのかな、現状を打破しようとして奮闘はするけど、自己犠牲がすぎるというか、その割には言うてることが(状況が刻一刻と変わるから仕方ないとは言え)ブレていて嘘が付ききれないので結果バレてしまう。直向きで必死なのはわかるけど割と人としての心を失いがちのところがあって心配になってしまった。

OSTもめっちゃくちゃメロウで作品が全力で私を泣かせにかかってるのはわかりました。

このドラマを見ていたらさ…

「愛の不時着」9話とか最終回とか見たくなりますわ。

ジョンヒョクさんのアボジのでっかい愛を見たくなるっしょ(この作品の悪役の一人、理事長がジョンヒョクさんのアボジでおなじみのあの方なのです)

 

そして、主人公の宿敵として登場する総理が「雲が描いた月明かり」のやはりラスボスの領議政役だったので、若者の人生を翻弄し恋人たちを邪魔する豆腐の角に頭をぶつけてしまえ系のキャラをまた演じていていやんなりました。

それにしても話が医療ドラマとしても面白い。病院の医師たちのモラルがぶっ壊れているのだけど、根っこの理事長がヤバいから仕方ない。理事長に飼いならされると皆頭おかしくなるよ。

「異邦人」のフンがずっとまともだからモラルのぶっ壊れているところが本当におかしいのだってわかる。あれがフンまでおかしかったら私が自分のモラルを疑うところでしたわ。

ずーっと「倫理的におかしい」「人としての心がない」「この病院いやだ」とつぶやいてました。

だってさ、まず同じ条件の患者の手術で勝負して総理の手術の執刀医の権利を勝ち取れ!ってお話の核の部分がヤバいでしょ。人の命がかかってる問題をそんな勝負のネタとかエンタメ扱いしてる。特に総理がそれを楽しそうに振り回していて本当に頭おかしい。

主人公のフンは必要に迫られて、その手術によって救われる命を優先してわりと勝負にこだわらず参加するんだけど天才なので自分にとっての手術を行うの。周りに足を引っ張られたり思わぬトラブル、裏切りに遭いながらも打開していくさまがいちいちかっこよくて清々しい。

こういうのはイ・ジョンソクさんがかっこよかろうがそうでなかろうが、見たら面白いと思うのですよ。でも内容的に毎回毎回炎上しそうだけどな。本当に人の命の扱いが悪いの、理事長と総理、時々ハン教授とか。それに通りがかりの素人(フンの妹分で病院を出入りするウォーターサーバー業者)にも手術の模様を見せるしね。あれいかんやろ。

フンも時々やむを得ずルール違反をしてしまい、それを責められるけどそのピンチもなんとか切り抜けたり、ダメなままでも物語が進んでいく。その息のつけなさがとんでもない。手に汗握りまくり、最後の10秒まで見逃せない。

 

北が絡むし北の工作員が執拗なところとかで愛の不時着を思い出したのですが、あれがいかに北の事情を鑑みつつも、向こうのことも大事に描いたか、どちらもわりと優しい世界にしようとしたか、ユン・セリちゃんの性格がアレで良かったのだということとか強く感じました。笑いの部分が強くてよかったのね。ほんま怖かったぞ、北の描写。人の命が軽い。そしてわりと北の生活に馴染んでお姉さま方と仲良くなるユン・セリちゃんのあのたくましい性格。あの安心感。恋しくなりました。好き。

 

理事長と総理のくそったれぶりが面白いのでそれだけでも見て欲しい。イ・ジョンソクさんは魅力的でした。

ただハンガリーの橋と最終回の橋の展開は強引だったしアレだけ引っ張ったのに北のアイツあれでよかったんかって謎。

でも面白かったなあ…最初はむっちゃくちゃ重たいけどさ、3話くらいから面白さのほうが勝つからね!配信しているところが少なかったり、他の作品よりは話題になってないけどWやあな眠と遜色のない面白さです。君の声が聞こえるも面白かったし。

ほんまにハズレがないのね、イ・ジョンソクさんの出演作。わたくし感激でございます。

君の声が聞こえる (ドラマ)ネタばれ 感想

ハズレがないと勝手に思っているイ・ジョンソクさん主演のドラマ、やっと見るぞ! 

コンパクトセレクション 君の声が聞こえる DVD BOX1
 

 

シークレットガーデンで共演した二人ですよね、ユン・サンヒョンさんとイ・ジョンソクさん。たのしみー。

 

途中でスレッドが切れたのでここで補完

 

主人公二人が9歳違いで(「ぼくの地球を守って」と同じやん…)最初は男子小学生と女子高生として出会い、高校生と弁護士として再会するというなかなか夢のある関係が始まるのですよ。男子小学生スハは自分の命を救い、父親を殺した犯人の殺人の証人になってくれたヘソンに恩義と好意を持ったまま成長していて、ヘソンが国選弁護士になったことが新聞記事になったことにより再会のきっかけを掴みます。で、ヘソンに恨みを抱えている犯人が出所することにより、復讐からヘソンを守るために(自分も狙われているんだけど)動き出すという序盤から、スリルとサスペンスとリーガルを経てとんでもねー展開が続くんだけど、この作品の面白いところはスハが相手の目を見ると心の声が聞けるという特殊能力を持っていること。

「あなたが眠っている間に」では予知能力が絡んでいたけれどこちらは父が死ぬきっかけになった事故以来目覚めた能力で、広い場所でも人の目を見れば声をたくさん拾ってしまうから普段はヘッドフォンやイヤフォンをしているという設定。

この能力をヘソンは悪用(笑)して裁判に臨んだり、犯人にも把握されているから挑発されたりといいことばかりでもないのが面白い。

「あなたが眠っている間に」の脚本家さんの作品なので伏線の張り方、物語が成長や変化がおきながら進むところが上手で主人公二人や周りの変化もとても丁寧です。

とんでもねー展開から作中で1年経過するんですが、そこから主人公二人の関係も変化するんだけど1年会えなかったのが効いている。スハは子どもの頃からずっと一方的にヘソンを求めていたけれど、ヘソンはヘソンで応えるという形でなくて好きになっていたっていうのが良かったですね、ほだされたわけじゃないんですよ。

 

なかなかの年の差カップルが生まれるんですが(年上男性と年下女子でも9歳差とかはフィクションでもそんなに描写されない。トッケビはすごい年の差だったけど。海外の映画ではオードリー・ヘップバーンの昼下がりの情事が年の差カップルでは好きです)スハがもともと大人びているけれど変に背伸びすることはなくて直向きで、恋敵になるチャ弁護士には子どもじみたところも見せるし容姿が少年の雰囲気が残っていて(つーかイ・ジョンソクさんはアラサーになっても少年っぽさが残りがち)年の差がめちゃくちゃわかりやすい。相手のヘソンはFURLAの洒落たバッグ(スポンサー)を持ちルブタンのハイヒールとか履いていて、気が強くて喧嘩っ早く鼻息が荒いところもあるけれど考え方やスハ相手には立派な大人の女としての態度を取るし。

 

(ノブの声で)でも、そこがええのよ。

 

このブログでちょいちょい触れますが、私は13歳年下の男性と3年付き合ったことがあるのですが、既に相手が成人していていろいろ頼りないところはあるけど見てくれは立派で私好みの男性だったので少年の名残りとかはほとんど感じたことがなかったけれど、よく考えていたら「ぼくの地球を守って」を読んで「9歳下の男の子とかないわー」とか思っていたけどおまいもっとすごい年の差の相手となにやっとんじゃって話でしたね。プロポーズもされたし将来のヴィジョンの話もされてましたよ。すぐに断ったけど。

そんなしょっぱい思い出が蘇りつつも、だからこそ吹っ切ろうとか線引しようとか、別れることを念頭におきながらいっしょに暮らそうとするヘソンの気持ちもわかるし、ここまで魅力的な男の子が近くにいたらそりゃあなあとも思うのですよ。そのへんに無理がなくて夢だなあとかも思わないの。少なくとも、私は。

夢のようでいて実はそうでもない、しっくりする感じがとてもよいです、この二人の関係性。

一時的に失っていた心を読み取る能力が戻り、ヘソンが自分のことが好きだとわかっても自分の心を偽っても拒絶することを恐れて手放しで喜べず、気づかないふりをしていたけれど、やむを得ずばらしたあとで言うヘソンの素直な台詞が好きです。

「私たちは結ばれてはいけない運命なのよ いつかは別れるべきなの でも好きなの」

そのあとの前向きな台詞もいい。ヘソンがなかなか重たい過去を持ちながらも前向きでしぶとく強いキャラクターでちょっと性格が歪んでいるところもありながらも魅力的でした。

 

ヘソンの同僚で刑事上がりの国選弁護師としてユン・サンヒョンさん演じるチャ弁護士が物語をときに楽しく、ときに優しく盛り上げるのですが、抜けたところがありながらもとても素敵なキャラクターで物語の癒やし。無駄にイケメンのアシスタント事務員と無駄に仲がいいのも面白い。人としての器も大きく、大人の男性としての振る舞いも見せながら基本笑わせに来る立ち位置でやっぱり和ませてもらいました。ユン・サンヒョンさん好きだなあ。

 

期待通りの面白さでした。イ・ジョンソクさんが好きなら絶対見ましょう。ってだいたいイ・ジョンソクさんが好きならもう見ていらっしゃるでしょうけど。

おもしろかったなー、犯人と格闘して首を絞めるんだけど、犯人が首を絞め返したいのに腕の長さが全然足らなくて届かないの。「さすがカニ…」って言うてもーたですよ。

周りの人達も魅力的で、判事トリオもヘソンの生涯のライバルとも言える美女ドヨンも上司のシン弁護士も良かったです。スハの同級生のギャルと整備士になった子も。

犯人は…えげつないので!演技の巧さよりなんかもう、作り出されたえげつなさのほうが強く感じてしまった。

 

次はなにを見ようかあれこれ検討中なのですが、いまのところ定まらず。なにより3日で1時間18話を完走したので睡眠不足ですよ。

 

ここ数作品で、字幕見るばかりだと手持ち無沙汰なのでマフラーを編んでいたのですが、50目×120cm、一つ完成しました。

そして早速2本目を製作中。すごく充実していますねえ。

花より青春 アフリカ編 双門洞4兄弟 視聴中 #パク・ボゴム

DVD買おうかって思ったくらい見たかったんだけどU-NEXT見放題の中にあってラッキー 

(内容について)
旅の目的地は赤道を中心に南北両半球にまたがる世界第2位の大陸アフリカ! ドラマの打ち上げで訪れていたプーケットに突然現れたナ・ヨンソクPD。
「何も知らされないまま、すぐに出発」は、もはやこのシリーズお約束! 呆然とするメンバー、ただ笑うしかないメンバー、さらには突然泣き出すメンバーまで!
慣れない土地で悪戦苦闘しながらもお互いの気持ちを打ち明け合い、熱い友情を確かめ合うバックパック旅行記。ぜひお楽しみに!

 入り口が水曜どうでしょうみたいなドッキリなんですね。

ただただパク・ボゴムさんが旅をしているのを見たくて、って思ったらのこり3人のうちお二人は最近ドラマで見たと言うかなんならさっきまで見ていた峰くんですよね??って驚いているところ。もうひとりは「サム・マイウェイ」で片思いされる女性から「私にはパク・ボゴムに見える」って言われていた人やん!って。共演経験があったからネタにされていたのね。

 

でもこのバラエティの収録のあと?なのかな、雲が描いた月明かり。よく日焼けを落とせたね?そして雰囲気変わりすぎ…

あとツイートがひどい。「アフリカ変」て。「アフリカ編」です。

1話見終わったけど楽しい。そしてボゴムさんが安定の光属性で眩しくて私の闇が消え失せそうです。お婿と二人であまりの清らかさに涙しました。すごいなこの人。

ボゴムさんが合流する前もおいしければ後もおいしい。イライラしているときにこのボゴムさんを思い出すと落ち着きそう。そして人に優しくしたくなりますね。ときめくわー…

ボゴムさんはある意味「持ってる」けれどこんなの持ちたくないだろうなってくらいヤバい撮れ高をいっぱい持っている人でした。