ハズレがないと勝手に思っているイ・ジョンソクさん主演のドラマ、やっと見るぞ!
イ・ジョンソクさん主演「君の声が聞こえる」を見始めましたが、最初から私は何を見せられているんだろうってすごいトイレシーン…そんなことでマウント取るのが男子社会なの??ってろくちゃんに聞いたら「俺は知りません」と真顔でおっしゃいました。ここからスレッドをはじめまーす。
— 坂田(兵馬俑) (@goldilockszone7) 2020年11月8日
シークレットガーデンで共演した二人ですよね、ユン・サンヒョンさんとイ・ジョンソクさん。たのしみー。
4話
— 坂田(兵馬俑) (@goldilockszone7) 2020年11月8日
しかし同級生も集団で挑まないと(挑んでも)負けるってセコいしダサいし。
例の犯人のやることが不気味…
スハくん伯父さんに引き取られた上で捨てられたのか。で、いまどうしてるの?
ヘソンがペガッサ星人みたいになっとる!!
ちょいちょいコメディやな
途中でスレッドが切れたのでここで補完
主人公二人が9歳違いで(「ぼくの地球を守って」と同じやん…)最初は男子小学生と女子高生として出会い、高校生と弁護士として再会するというなかなか夢のある関係が始まるのですよ。男子小学生スハは自分の命を救い、父親を殺した犯人の殺人の証人になってくれたヘソンに恩義と好意を持ったまま成長していて、ヘソンが国選弁護士になったことが新聞記事になったことにより再会のきっかけを掴みます。で、ヘソンに恨みを抱えている犯人が出所することにより、復讐からヘソンを守るために(自分も狙われているんだけど)動き出すという序盤から、スリルとサスペンスとリーガルを経てとんでもねー展開が続くんだけど、この作品の面白いところはスハが相手の目を見ると心の声が聞けるという特殊能力を持っていること。
「あなたが眠っている間に」では予知能力が絡んでいたけれどこちらは父が死ぬきっかけになった事故以来目覚めた能力で、広い場所でも人の目を見れば声をたくさん拾ってしまうから普段はヘッドフォンやイヤフォンをしているという設定。
この能力をヘソンは悪用(笑)して裁判に臨んだり、犯人にも把握されているから挑発されたりといいことばかりでもないのが面白い。
「あなたが眠っている間に」の脚本家さんの作品なので伏線の張り方、物語が成長や変化がおきながら進むところが上手で主人公二人や周りの変化もとても丁寧です。
とんでもねー展開から作中で1年経過するんですが、そこから主人公二人の関係も変化するんだけど1年会えなかったのが効いている。スハは子どもの頃からずっと一方的にヘソンを求めていたけれど、ヘソンはヘソンで応えるという形でなくて好きになっていたっていうのが良かったですね、ほだされたわけじゃないんですよ。
なかなかの年の差カップルが生まれるんですが(年上男性と年下女子でも9歳差とかはフィクションでもそんなに描写されない。トッケビはすごい年の差だったけど。海外の映画ではオードリー・ヘップバーンの昼下がりの情事が年の差カップルでは好きです)スハがもともと大人びているけれど変に背伸びすることはなくて直向きで、恋敵になるチャ弁護士には子どもじみたところも見せるし容姿が少年の雰囲気が残っていて(つーかイ・ジョンソクさんはアラサーになっても少年っぽさが残りがち)年の差がめちゃくちゃわかりやすい。相手のヘソンはFURLAの洒落たバッグ(スポンサー)を持ちルブタンのハイヒールとか履いていて、気が強くて喧嘩っ早く鼻息が荒いところもあるけれど考え方やスハ相手には立派な大人の女としての態度を取るし。
(ノブの声で)でも、そこがええのよ。
このブログでちょいちょい触れますが、私は13歳年下の男性と3年付き合ったことがあるのですが、既に相手が成人していていろいろ頼りないところはあるけど見てくれは立派で私好みの男性だったので少年の名残りとかはほとんど感じたことがなかったけれど、よく考えていたら「ぼくの地球を守って」を読んで「9歳下の男の子とかないわー」とか思っていたけどおまいもっとすごい年の差の相手となにやっとんじゃって話でしたね。プロポーズもされたし将来のヴィジョンの話もされてましたよ。すぐに断ったけど。
そんなしょっぱい思い出が蘇りつつも、だからこそ吹っ切ろうとか線引しようとか、別れることを念頭におきながらいっしょに暮らそうとするヘソンの気持ちもわかるし、ここまで魅力的な男の子が近くにいたらそりゃあなあとも思うのですよ。そのへんに無理がなくて夢だなあとかも思わないの。少なくとも、私は。
夢のようでいて実はそうでもない、しっくりする感じがとてもよいです、この二人の関係性。
一時的に失っていた心を読み取る能力が戻り、ヘソンが自分のことが好きだとわかっても自分の心を偽っても拒絶することを恐れて手放しで喜べず、気づかないふりをしていたけれど、やむを得ずばらしたあとで言うヘソンの素直な台詞が好きです。
「私たちは結ばれてはいけない運命なのよ いつかは別れるべきなの でも好きなの」
そのあとの前向きな台詞もいい。ヘソンがなかなか重たい過去を持ちながらも前向きでしぶとく強いキャラクターでちょっと性格が歪んでいるところもありながらも魅力的でした。
ヘソンの同僚で刑事上がりの国選弁護師としてユン・サンヒョンさん演じるチャ弁護士が物語をときに楽しく、ときに優しく盛り上げるのですが、抜けたところがありながらもとても素敵なキャラクターで物語の癒やし。無駄にイケメンのアシスタント事務員と無駄に仲がいいのも面白い。人としての器も大きく、大人の男性としての振る舞いも見せながら基本笑わせに来る立ち位置でやっぱり和ませてもらいました。ユン・サンヒョンさん好きだなあ。
期待通りの面白さでした。イ・ジョンソクさんが好きなら絶対見ましょう。ってだいたいイ・ジョンソクさんが好きならもう見ていらっしゃるでしょうけど。
おもしろかったなー、犯人と格闘して首を絞めるんだけど、犯人が首を絞め返したいのに腕の長さが全然足らなくて届かないの。「さすがカニ…」って言うてもーたですよ。
周りの人達も魅力的で、判事トリオもヘソンの生涯のライバルとも言える美女ドヨンも上司のシン弁護士も良かったです。スハの同級生のギャルと整備士になった子も。
犯人は…えげつないので!演技の巧さよりなんかもう、作り出されたえげつなさのほうが強く感じてしまった。
次はなにを見ようかあれこれ検討中なのですが、いまのところ定まらず。なにより3日で1時間18話を完走したので睡眠不足ですよ。
ここ数作品で、字幕見るばかりだと手持ち無沙汰なのでマフラーを編んでいたのですが、50目×120cm、一つ完成しました。
そして早速2本目を製作中。すごく充実していますねえ。