夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

花郎 ネタばれ感想

第6話

第6話

  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: Prime Video
 

 

日本史からの古代の朝鮮半島の歴史もちょっとだけ齧っているからなのもあるけど時代考証に目を光らせすぎるわし。でもその辺は鷹揚に楽しむといいんだろうな、紅茶を入れるガラスの器とかガラスがうすすぎてそんな技術そのころないやろ!って思わずツッコミいれてもーた。なんかアジア雑貨店で売ってそうな小洒落たアイテムやったな、スタバの茶器。

声豚がうるさいが、ラストで吹替を戻す瞬間もなんか色んな意味で豚だなって自分を思ってしまう

テテちゃん可愛いのですがまだ出番が少ないです。 

 そうか、うちわ文化は韓国にもあるのか…

すっかりキム・ウォネさんが大好きになってますよ。ドラマのイメージって大事…

脇役が面白いしよく考えたら長家の会長とパク・セロイじゃねーかといま気づいてる。

そしていつも次回予告が相当なネタばれ

フィギョン様何者なんでしょうねー

ここであらすじのせいでとんでもねーネタばれを知ってショックなんですけどー

うううう、テテちゃんうまかったよ白目…

まあこういう終わり方するよね、って終わり方でした。

それまで嫌ったらしく活躍していた悪役がさっさっさーと失脚していく。この作品はちょっと残念で、途中で明らかに用がなくなったキャラになんのフォローもないんですよね。

マンムンを殺した太后様のお付きの兵士(イケメン)とかハンソンの兄タンセとか。アロの父アンジ様も元カノ太后様とはケリがつくけど自分の息子と偽った無名と自分の娘が出来上がっていることに対して知ったのかいつまで知らないのか、その辺まったく触れず。ウルク師匠フェイドアウト。キム・ウォネさん大好き。

 

巻き込まれ型ながら芯の強いヒロインとして活躍していたアロも最後はお籠りして誰の迷惑にもならないって立ち位置にされて途中の百済のところなどの面倒に巻き込まれていく感じ、太后から脅迫のタネにされがちなところとかも結局お荷物になっちゃったんだなって。明確なファインプレーって薬を買い占められていることを見つけて花郎に上申したところとか、無名と王様のこころに丁寧に寄り添ったところとか、誠実さで王女様のキツい性格にもわりと寄り添えたかな、くらい。笑顔よりめっちゃ厳しい表情でなにかも見据えているのが印象に残りました。眼力強いから。

 

花郎たちがわちゃわちゃやるところとか楽しいところも多かったし、無名と王様の友情とか見どころもたくさんあったけどハンソンが…単にドラマをべったり撮れるほどBTS暇じゃないってだけじゃって思っちゃう。可愛くてキラキラしていたの眩しかったわースピンオフつくってくれ…

王様と無名の友情、王様の正体に気づくところからの確執や殺意を持ちながらも育んだ友情のほうが強くなっちゃう流れとか、太后様やその周辺なども徐々に知っていったから把握できたこととかからごく自然な不完全燃焼だったと思います。こういうケリの着かなさからの結論は好き。

 

人気があるのはわかるしセットも衣装もすごく凝っていたけど現代風にしている部分がわりと中途半端にそこにあって(スタバとかクラブとか)やるならとことんやってほしかった。

花郎というのは実際あった団体らしくてもっと細かく知りたい。そして百済がこのドラマでは強くて横暴でしたが、このあとでは新羅のほうが台頭してくるはず…当時は王族の血の濃さを重視して兄妹で結婚させていたらしくて、そこを当時としては当たり前だっただろうに「おぞましい」と言っちゃったあたりも現代の解釈かな。二重の驚きでした。王様と太后様の血縁関係はわりと史実通りで、太后様は本当に叔父さんと結婚させられたらしい。そらーアンジ様に逃げるわ。

 

パク・ソジュンさんが大好きなうちの婿は私みたいに細かいところであーだこーだあんまり言わないから概ね楽しんだそうです。今回長家の会長も重要な脇役を楽しそうに演じていて素敵でしたよね!梨泰院クラスとか力の強い女ト・ボンスンが好きだったら面白い共演が見られました。見ていてたまにね、解説のろくろうさんとしてコメントをしてましたがパク・ソジュンさんの熱い演技を「パッション」言いたがるの好きでした。

 

配信の韓国ドラマではめずらしくこちらは吹替で見られたのですが、吹替ならながら観ができるって思っていたけど無理ですね。スリルがあって見逃せないからゲームすらままならない感じでした。出来てやっぱり編み物かなあ…

日本のドラマは何につけても長年触れているとタイミングとか流れとか読めちゃうからかふつーにながら観とかなんなら音だけで状況を察することが出来るけど、文化が違うし韓国ドラマは見逃せない仕掛けが多いせいかそれが出来ないみたい。普通の、気楽に見られるラブコメってのにまだそんなに出会えていない。どこにでもスリルとサスペンスが転がっていてびっくりさせられる。優しい世界観の「キム秘書」ですらあったもんね、スリルとサスペンス。

どこかで必ず主人公か相手役が血を流しているような気がする…

 

次見るドラマはもう決まっていて、ろくちゃんが意外なものを引いてくれました。揃ってハイタッチをするほどに、楽しみです。