夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ネイルカンタービレ(のだめカンタービレの韓国ドラマ版)ネタばれ 感想

 アマゾンプライムビデオで見放題にあるうちにー

 イ・ジョンソクさんの「ピノキオ」か「君の声が聞こえる」にしようと思ったのですが、どちらもまた体力を使いそうだったのと、パク・ボゴムさんの出演しているドラマが見たいというお婿の希望に応えてこれに。

唯一のオリジナルキャラの役(噛ませ犬?)だそうで、チェリストですって。

チェリストといえば菊池くんじゃねーか!というくらいに私は原作のファンでドラマもアニメも見ています。でもドラマには特に思い入れはない…

R☆Sの一員だろうから出番遅いだろうなーさっそくハリセンは出てきた。ハリセン、今だったら漫画にもドラマにも出られないキャラなんだって。体罰がひどいから。

 

2020/11/08 1:49

21話見終わりました。

パク・ボゴムさんは7話から登場、オリジナルキャラで、原作からいったら黒木くんと菊池くんと大河内くんの必要な部分を混ぜてキラキラさせた感じ?

一応噛ませ犬役ですけど、意地悪じゃなくていつも紳士で美しく、素敵でした。

つーかお話よりも彼が演じるイ・ユヌさんがどれだけ素敵かに注目してしまった…

 

お話は、原作を地に足がついたドラマにした感じ。日本のドラマが漫画をより漫画のように演出した感じが強かっただけにこちらのほうがリアルに感じました。だからのだめと千秋様それぞれのトラウマが強く押し出され、内面との戦いと折り合いが随時描かれている。

のだめの変態ぶりがわりと抑えめで、ただの押しかけ女房的な図々しさしか目立ってなかったです。もっと変態なのにな…そこが好きなのに。

千秋様はもともと作中でも良識的な立場だったので、原作準拠、ツンデレで世話好きで口ではひどいことを言いながら誠実な人でした。

それらがいいか悪いかはわからない。作中で使われる曲はメジャーながら原作とか日本のドラマ版では使われなかったものばかりで好きな曲も多かったので楽しめました。

でもパク・ボゴムさん目当てじゃなかったらそんなに盛り上がらなかったかも、私は。

だってのだめが奇声を発しない、ハリセンと喧嘩しない(口答えとかはするけどだいたいおどおどして逃げる)プリごろ太がいないとか残念じゃん…

こたつのくだりとか、のだめが千秋様を堕落させるところもなし、のだめの部屋は一旦片付いたらもうずっと綺麗だしな。パンチが足らないって感じ?天才のほうがつよく押し出されているけどいやのだめは変態ですよ!ってずっと思ってた。

 

峰くんや真澄ちゃんたちはいい感じでしたが。清良も美しかった。

日本のドラマ版もそんなに好きじゃないんですが(だってミルヒーが無理がありすぎじゃろ)やっぱり原作が面白いから、そこに沿ったら面白いには面白いんですよ、どっちも。でも足らないなーって、結局原作が一番好きです。

 

原作ののだめが一番おもしろいのは仕方ない。実写化不可能な変態なんだろうな…

「雲が描いた月明かり」ネタばれ感想  番外編

うちのお婿が私以上にハマってましてね… 

第1回

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 もともといっしょにアニメやドラマを見てはあーだこーだ二人で言い合うのが楽しかったのですが、愛の不時着と梨泰院クラスと雲が描いた月明かりはことに気に入ったようで自分の仕事中も見返しているらしい。忙しいけどながら観とか出来る仕事だものな…

好きって理屈じゃないと思いますが、ろくちゃんがこれまで強烈に好きだった作品って「ジョジョの奇妙な冒険」と「ハチミツとクローバー」と「よつばと!」と「天使なんかじゃない」と「ぼくの地球を守って」「フルーツバスケット」と「ふたつのスピカ」と最近のドラマでは「アンナチュラル」と最近のアニメでは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とかなんですよ。趣味にまとまりがないけど(お前が言うなって感じですが)泣けるのが好きですね。「エースをねらえ!」も好きでしょ。

ジョジョはまあ、人生の半分以上で好きだものね。無人島に100冊持っていきたいものね。

 

そんなろくちゃんが「雲が描いた月明かり」のどこが好きかを聞いてみました。

人は自分にないものに惹かれると前置きして、ろくちゃんはツンデレが出来る人に憧れると。

ああ、世子様すごいツンデレだもんね。世子様という高貴な立場だから出来るツンとデレのあわせ技とか持ってるものね。ろくちゃんはツンが出来ないからね。デレデレだものね。ツンをしようとしてもなんか嫌だってデレちゃう。

ツンデレはいまどき結構役柄としてありがちではあるけれど、世子様はかなり際立っていたと。立場上いろんな面を持ち合わせているけれど、どの面も自分のものにしてるパク・ボゴムさんがすごいと。普段可愛いのにな、って。彼のアップはいくらでも見ていられると。ゲシュタルト崩壊しないと。どんだけ見つめとるんじゃ。

 

ノムさんが世子様を好きになっていく過程はそこまで明確でないながら、うたた寝のまま寝入った世子様に見とれたり、作中の9話(U-NEXT等地上波放送の尺で)、危うく清へ連行されそうになったところを助けられて戻ったときに寝ながら兄貴に話した中で「ここに戻れて安心しているんです」「心を寄せる人がいればなんとか耐えられる」「もっと王宮を好きになりそうで心配です」と言った台詞でああもう好きなんだなあってわかっちゃうと。王宮=世子様なんだなと。

そういう考察もしながら、その直後のユンソンさんがノムさんが助かったのを確認してあれこれ口説いているところへ現れてノムさんを助けるために協力してくれたことを知って不機嫌になってノムさんとユンソンさんの間をユンソンさんにぶつかりながら割って入って通り抜けて行く世子様がお気に入りだそうです。

 

細かいところを見ていらっしゃる。

 

11話ノムさんが内官なのに好きになってしまった旨をお手紙にしたためてノムさんの宿所に出向いたときに女性の身支度を見てしまってハッと背を向けて、でもここノムさんの宿所だよね、って思い直してもう一度振り返ってノムさんの正体に気づくまでの表情が絶妙。

 

16話のオンマとの再会。あれダメ。そのあとの回想シーンでおじいさんに母子を再会させたら自分に危険が及ぶと言われても再会させた即断ぶりが男前。でもあれを聞いていたから、自分を手放すなって先に約束させたんだなって(約束は破られるけど)。

18話で里帰りさせたら帰ってこないときに宿所の前で待っている世子様が不安でたまらない顔をしているときもそれの約束を思い出しているし、20話でじじいに余計なことを吹き込まれて不信感を持ったあとでその約束を思い出してるしいろんないい思い出がよぎって腕輪を外そうとしたけど外せなくて泣いちゃうところはそりゃあもらい泣きすると。まあろくちゃんは作中で誰が泣いてもいっしょに泣いてるじゃんね

台詞じゃなくて回想やOSTや無言の演技で思っていることをわからせるのがうまいって。

離れても出会えるとか売り文句に惹かれて腕輪買っちゃう世子様は可愛いって。

 

22話のヤケクソ婚礼で花嫁より美しい世子様推せる。これから結婚だっていうのに好きな人のことで頭がいっぱいでそれ以外の感情は持ち合わせてない感じがよく出ている。

 

まあなによりもすれ違いの焦燥感って素敵だから6話の舞いに一目惚れするときから踊り子を探し求めてホン内官へ疑惑をもつものの確証が得られないところなどの一連の世子様のひりつく表情すごいじゃないかと。

 

大体パク・ボゴムさんの演技に惚れ込んでるじゃねーーーか!

わかるよ!でも私と見てるところがちょいちょい違う!私17話のスタイリッシュ帽子の紐外しとか19話のスタイリッシュスピード同衾とか好きだし!男色疑われてついついノムさんを見ちゃう世子様のバツの悪い表情とかうますぎて好き!あと私は中宮(王妃)の悪い顔が好き!

 

その後でろくちゃんが「まあ、俺達って王様より年上だから」ってボソッと言ったのが可笑しかったです。

 

 

追記。

10話かな?男色がらみでフンナムさんが同僚と喧嘩して話を聞いたあとで書庫で人形劇の人形を見咎められて告白について話すくだりで、一連の台詞が世子様本人にも重なると。

「無意味だろ 想いを知っても 何も変わらない」

「自分が楽になりたくて告白を?身勝手だな」

そのあとでノムさんが考えを言った上で「世子様にはわからないでしょうね」と突き放されたときの顔が傷ついているのよねーと私は思ったけれどろくちゃんは「毎晩思い悩んでいるからこそ出た言葉だよね」と。

もう…このシーンもとても重要になりましたよね。

 

 

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 お婿にあんまり聞き取りとかしないけれど、今回はいろいろ聞いてみました。

推せる俳優さんが出来てよかったね。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップ(ドラマ版)ネタばれ感想

男性の主人公しか把握していない状態で見たら、ヒロインがキム・ゴウンちゃんで喜んでいるところです。初っ端からナム・ジュヒョクさんもかわいい。 

ここからスレッドを始めていきますが、月末まで間に合わなかったらこうなればヤケなので(桃鉄風言い回し)来月もU-NEXT課金じゃあ!

アルバイトをしながら大学に通うマジメな女の子ホン・ソルは、ある日偶然、皆に慕われる完璧な先輩ユ・ジョンの冷徹な本性に気づいてしまう。
その日を境にユ・ジョンから嫌がらせを受けるようになったソルはついに休学を決意するが、その矢先、思いがけず授業料免除の知らせが届く。
休学をやめたソルの前に現れたのは、以前とは別人のように優しくなったユ・ジョンだった。
ことあるごとに自分を助けてくれるユ・ジョンを怪しみながらも、次第に彼のことが気になり始めるソル。
そんな中、ユ・ジョンと深い因縁のある幼なじみペク・イノが現れ、ソルに急接近! ミステリアスな三角関係の行方は…! ?

もうこれでこういうことを思うのは何度目かしらん。

タイトルにしてもなんか二面性男子に振り回される話しかなって思うじゃん。

振り回され方が…遠心力で死ぬかくらいの振り回され方というか、先輩の二面性がヤバかった…

それより先輩もちょっとやばいんだけど、周りの学生のクセの強さがひどくて、そんなのに利用されまいとしたら先輩くらいの立ち回りが必要かもしれないなと私は思いました。

三角関係って云ってもイノさんは本人はすごくいい子だし二人の関係のスパイスというかいっしょに振り回されたり全然違うところで暴走するというか。この子はこの子で大変というか。

そして、イノの姉のイナが一番ひどかった…なのにイナがあんなことをしておいて一番わりとハッピーエンドっぽいのなに?とちょっと納得いかんし。最後先輩出てこんで終わったしで。

先輩も復讐癖が最後辺りまで直らなかったけど反省はイナよりしてるんだから幸せな笑顔で終わらせてやってくれと思いました。

 

それにしてもリンク先のAmazonの紹介で見て笑ったんだけどキム・ゴウンちゃんは「一重瞼の女王」って。おい。一重まぶたにあやまれ(私は奥二重)べつに一重でいいじゃん!

ふつーに演技力の確かな女王でいいじゃん。めっちゃ演技がうまい。顔に見入ってまうよね。

先輩役の人は次に何を言い出すかどういう反応に出るかがわからない、飛び道具を持ってそうな危うさと好青年の間を行ったり来たりする難しい役をこなしてお疲れ様って感じ。

ふつうだと先輩が噛ませ犬でイノさんが主役なのに先輩の心の闇とか苦しみがじわじわ出てくるあたりから主役でした。

でもイノ役の人の表情の演技がよくて、ピアノもうまそうに見えるし魅力的。

持ってるものがとてもお金に困ってるようには見えなかったけどな。半年間茶髪おしゃパーをキープしてるし…

まーたヘビーなものを食らったぜって思いながら、あまりのスリルに連続視聴が難しく、ひいひい言いながら見てたらU-NEXTを11月も更新してしまいましたので、今月もU-NEXTとアマプラとNetflixを楽しみたいと思います!

 

あー!あと、ナム・ジュヒョクさんが最初から最後まで魅力的でした。

出ている俳優さんでスター性が一番強いの彼じゃないかな。脇役なのに輝いていた。役どころも美味しかったし。彼が救いと言うか癒やしというか。だから彼の出ている他の作品もいろいろ見る予定ですよ。

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 とにかくどこにいてもいつまでもでかい。

推しが増え続けている件

最近親友と話していて推しが増えていると報告したら「推しは増えるものなのか」と。

そう、ひとりじゃないのよ。

2年ちょっと前まではそこまで強烈に好きな俳優さんとかアーティストとかあんまりいなくて、3次元では玉木宏さんくらい?そう考えたら玉木宏さんは特別ですねえ。かなり前から好きだし。のだめよりずっと前からですよ。目のでかい人好きで。

でもそれまでってもっぱら二次元キャラが好きだったのですよ。FF7のスコール、明日のナージャのキース、うたプリのほぼ全員、「遙かなる時空の中で3十六夜記」の銀、ブラザーズコンフリクトの朝日奈棗。

それが2年ちょっと前に「おっさんずラブ」で林遣都さんに惚れ込むじゃん。

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 写真集がやっと出ますよ!!!これ買いますよ。

『 日本製+Documentary PHOTO BOOK 2019-2020 』

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 「世界はほしいものにあふれてる」をたまたま見て知らんうちに前よりますます綺麗になってるって惚れ込むじゃん。ちょっと未だに信じられないけれども、知らないところへ行っちゃうとは思わなかった。おじいになっても美麗おじい俳優として活躍すると思ってたわ。

中村倫也さんと山田裕貴さんはTwitterをフォローするくらい好きだし。松坂桃李さんは殿のころから好き。

星野源さんも好きでしょ。

でもまあ何かしらのものを買うくらい好きで追いかけるといえば林遣都さん、三浦春馬さんくらいだったかしらん。

それからのんびり過ごしていたらよ。

突然食い込んできた第4次(?)韓流ドラマブーム!!

 ヒョンビンさんのこのジャケットすごいよね…いまと路線ちがってるって私が勝手に思ってるだけですけど。いまの程よいアラフォーっぽさが好きかなあ。本当に上手に歳を重ねている。全身の構成が作画がいいと表現するしかない。ちゃんと造形を学んだ人が描くスタイルのいい人って感じ。ちょっとした表情の演技、目の演技、そして声がすごくいい。声が本当にいい。

で、しばらくヒョンビンさんに惚れ込むじゃん、いろいろ関連本買うじゃん。

そしていろんなドラマ見るじゃん。パク・ソジュンさんはほどほどに。

 イ・ジョンソクさんの出演するドラマはすごく面白い法則にハマるじゃん。手と足が長すぎて「カニ」って呼ばれるシーンで笑ってしまうし他のドラマでアクションをこなしていても「カニ」がよぎる。台詞回しのキビキビしたところとか好きです。

そして…

 こちらにハマった挙げ句、主演のパク・ボゴムさんがどストライクでさ。いま兵役中でいらっしゃるからって海軍のコンサートの司会をされるのが生配信で見られるからって万難を排して見るわけ。話し方が世子様と違って柔らかかった…可愛かった…生配信って、好きなコンテンツや推しはことさら特別ですね。同じ時間にそこにいるのがはっきりしてるって魅力。

しかし私の人生において「推しが兵役」って言葉を使うとは思わなかったな…10年前に仲の良かった年上の女性が韓ドラファンで日本のファンミにいっぱい行くくらいで。その人の推しがそのころ兵役だったのが除隊して初めてのファンミが関東であるからこれから行くの、って言うのが最後に会った時の会話だったの思い出した。私の異動とその人が職場をやめたことで会えなくなったのよね。

パク・ボゴムさんといえば「青春の記憶」最終回が先程ネトフリにあがったので、これで一気観が出来るので近々見ます。現代劇のボゴムさんをじっくり見るの初めて。「梨泰院クラス」の3分のカメオ出演が強烈だったけどな。キラッキラしてたよね。

あとドラマじゃないけど「ヒョリの民泊」も楽しみ。

 

韓国には素敵な俳優さんがいっぱいいるけど今の所ヒョンビンさん、イ・ジョンソクさん、パク・ボゴムさんはいろいろチェックしてまうわーってキャッキャ言いながら…まだ増えている。

チョン・ヘインさん!

ナム・ジュヒョクさん!

パク・ヒョンシクさん!

ナム・ジュヒョクさんはまだ具体的にこれという作品をちゃんと見てないのに目につくからピンと来てるんでしょうね。今日の昼から見ているドラマにも助演で出演されています。

チョン・ヘインさんはすごく可愛いしなあ…パク・ヒョンシクさんは社長がすごくよかった。

 

増えていくとね、潤いが違うね。

 

って言っていたらね…

 

「姉ちゃんの恋人」リアタイ出来なかったねえ…

あの時間に「かわいい」って連発していたらそらー遣都さんだと思う人ももしかしたらいらっしゃるかもしれないじゃない(いたっぽい)。ごめんなさい、ボゴムさんでした!!だって可愛かったんだもん!セーラーカラーの軍服着てはるんだよ??

海軍のコンサートの生配信を見てた…誰か教えてよ!今日だって!(ビデオは撮ってます)

今日は家に帰るまでが忙しすぎたな。

いい夢が見られそうなので早く寝ましょう。

雲が描いた月明かり(ドラマ)3周目ネタばれ感想

 うっかりDVDを買ったんですよ。1本で完結かと勘違いして。ちゃんと見てよ、「全2BOX」って書いてるじゃん…

私もこの作品を気に入っているんですけど、お婿が仕事中に見て泣くくらいハマっちゃって。

お婿いい歳した美しい男性なんですよ。昔から涙もろいし少女漫画大好きで暗い作品に私より耐性がある。このドラマは決して暗くないが、主人公二人への試練がきついのは確か。

U-NEXTを一旦解約するつもりなのでDVDでまだ持っていない方を中心に見返しました。

 この辺からスレッドが始まり、昨日白熱しました。

17話でとっととノムさんを自分のお布団の中に入れちゃうのは中の人の技術か、世子様の技術か、物議を醸すわけよ。我が家で。

ノムさんが世子様の前から姿を消して、ユンソンさんの助けを借りて都の郊外で過ごすくだりが全員せつない。私はずっと可愛そう可愛そう言ってる。

世子様がとうとう泣いてもーたところでもらい泣きする私達であった。

お婿のこのコメントによって世子様の結婚を「ヤケクソ婚礼」と呼ぶように。

世子様って民のことも考えるけど自分の恋愛のこともずっとあたまにあるよね。そういうところがすごく好きです。

ユンソンさんを肴にいいお酒が飲める、「雲が描いた月明かり」はそんな話ですよね…

どれだけ関係性が許されない相手であってもお構いなしにそばにいたら嬉しいしダメでもそばにいて欲しいことをひたすら願ってるし口に出すことも多々あるのよね。やっぱり好きな人はそばにいないとだめよねーって盛り上がる。

兄貴、別の番組で意外な役でちょっと出ていてびっくりしましたが、現代が舞台のラブコメでも顔が綺麗で目がキラキラしてました。役柄ひどかったけど。

ここからのツイートは大分飛ばして

以上、良いところ多めに見たごりごりのツイートでした。

お婿は下手したら愛の不時着よりハマっているんだけどなんでって聞いたら世子様がすごく堂々と好きじゃん、と。どれだけ叩かれても起き上がるパンチドランカーのようなひたむきさに共感すると。世子様ジョーかよ。

私に画力があれば闘志みなぎる世子様とか描いてあげられるのに。

それにしても世子様を演じたパク・ボゴムさんは素敵ですね。世子様でおちゃめさんなところもあるけれど引き締めるときには引き締める、高潔で強い姿を演じたあとでね、来月韓国で公開されるという映画「徐福」のスチール写真がアップされたのを見ましたか?

なにあのピュアっピュアのわんこ…

作品の話の内容も気になるけれど、人類初のクローン人間をどう演じるのかも楽しみで別に字幕なくていいから配信スルーしてくんねーかなと自己都合満載のことを思っています。

全然世子様の名残ないものね、同じ顔ってだけ。

俳優さんすごいねー

 

おまけツイート。

だって日本のDVDのプロモーションのアオリやキャッチコピーが…これ見てない人がパッと見の印象で考えたやろ。このくらい軽い作品なら良かったよ。全然…ちがったよ…

「Little Women」(ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語)(映画)感想

 小学2年の頃から小学生の間何度となく原作を読んでいたのですが、続編があると知ったのはかなり後で。この作品は2作目と1作めの内容を行ったり来たりしています。

 どうりで年齢層高めのキャスティングだなと思った。

原作では私はジョーに共感し、生意気で憎らしい妹がいるのでエイミーが好きじゃなくて、ベスが可愛くて可愛くてしょうがなかった。小2のときに読んでベスの「しょうこうねつ」に随分心を痛めたものだった。メグ?あんまりピンとこないお姉さんだった。私もお姉さんだけど、キャラがちがう。

読んだきっかけが母の「私は若草物語を読む子どもが大好き」だったので随分単純に唆されたのだけど、おかげで今に至る感じ。

1作めってベスが病気から回復して、ピアノをくれたおじいさんが喜んでマーチ父が帰ってきてハッピーエンドだったからすごく好きだったんだけど、今日のいままでベスが猩紅熱以来体が弱って早くに亡くなるとは思わなかった。続編に興味を持つには知ったのが遅かった。名作劇場の「ナンとジョー先生」が続編のアニメ化だと思わなかったしな…

 もうまるで長く元気でいると思いこんでいた古い友達がとっくに死んでいた、みたいな衝撃をいま受けているのですが(いや南北戦争のころの話だしなんなら作者も初めて読んだ時点でとっくの大昔に亡くなっている)2作目も含めるとこの作品は子供向けとは言い難く、どちらかというと演じる女性たちの年齢に近い人や過ぎてしまった私の心にかなり響く内容となっております。

エイミーが印象よりかなり皮肉で美味しい役回りだったり、ローリーはイメージ通りだったり。

結婚を経済と表現するところが当時だとなるほど。オールドミス(死語)が当時は本当に生きにくい社会だったのだけどラストでマーチ家の姉妹のうしろにそれぞれの夫がいるのが私的になんだか重々しかったけれど、でも主役として輝いていたのは彼女たちだった。

 

ガラスの仮面でも再現された、クリスマスの会話が見事だったな。記憶にある通りだった。

私は本当にベスが大好きだったからおとなしくて控えめで優しかった彼女がいなくなったところで喪失感でいっぱいになって未だに引きずっているし、大きく共感したジョーが大人の私が見るとちょっと面倒くさくて頑固でプライドが高くて家族思いでいまの自分と乖離したのも寂しく思ったり。頭の半分で映画として味わいながらも子供の頃から思い入れがある作品だけにかなり揺さぶられております。

 

でも原稿を燃やしたエイミーは相変わらずこのクソガキ…!って思ってまうけどな。氷が割れて溺れたエイミーが助かってジョーと和解するシーンで、そりゃあ死ななくてよかったとは思ったけど私は「これくらいじゃ許さん」ってくらい原稿を燃やす下りは嫌いだった。

成長したエイミーは美しく、演じる俳優さんもかなり魅力的でした。皆驚くほど少女時代と大人になった姿のギャップがちゃんとあって素晴らしかった。ちゃんと現代に生きる人のこころに訴えかけられる内容と構成。この歳に見てよかったけど若い人がじゃんじゃん見たほうがいいかもね。

 

ベス本当に好きだったなあ…長生きして幸せになってほしかった。他の姉妹たちは放っておいても大丈夫だと子供心になんの心配もしてなかったわ。いまはローリーのおじいちゃんと同じ気持ちです。

えいがのおそ松さん

U-NEXTで見放題だった…大盤振る舞いやんか

赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」原作、2度放送されたTVアニメ「おそ松さん」の劇場版。完全新作となる劇場版には、学生時代の6つ子たちも登場。「おそ松くん」と「おそ松さん」をつなぐストーリーが、初めて明らかになる…!ダメだけど、どこか憎めない大人になった松野家の6つ子たち。同窓会でやけ酒をあおり、翌朝目が覚めると不思議な世界に迷い込み、出会ったのは18歳の自分たちだった…。

おそ松さんは2期の途中までは一通り見ていて1期はかなり大好きで繰り返し見ていたのですが、2期ってポプテピピックとかぶったのか、そっちに夢中になっちゃったのかな、見ないままいまに至っています。3期も見たいけどいま忙しいじゃん…

でも映画を見て思い出したんだけど、おそ松さんって基本くだらないけどたまに泣かせに来るんですよね。もうズルいくらいに。

今回のは本当にズルかったけれど、それでも「松野くん」で括られた高校生時代の距離感に行き詰まった彼らのすれ違いを痛い過去として扱いつつも切なさも潜んでいたのが浮き彫りに。そんな彼らを優しく見つめる目があったというのが物語になっていました。

ただのバカな話のはずが、最後はすすり泣いていました。しかし、ズルい。

あれはおそ松さんじゃなくても泣くオチです。チビ太と花の話と同じ。

十四松の彼女の話はおそ松さんじゃないと無理な感じもありましたけど。

同窓会でのしんどさや学生の頃の一松のなんとか頑張ろうとするところとかの辛さ、でも友達も彼らなりに気にしていた(少なくとも高校の頃は)というのは普段のバカで痛々しい彼らが振り切ってきたものなんだろうとか、そこを思わせるのが笑いきれないが、でも過去を笑い飛ばして同窓会も2次会を逃げてチビ太のところで食い逃げして家で呑んだくれたら明日からまたバカをすることを、彼らのことが大好きだった高橋さん(なんでふつーの名前にしたかって、もしかして野球選手に高橋選手多すぎ問題に絡めたかっただけかね…)も良しとしていたかも。

 

これが映画でよかったのかどうかは映画館まで見に行った人たちや円盤を買った人が決めることだけど「思い出の中の世界」だから作り込みが曖昧なのが却って振り切っていてよかったかもね。私は配信で見られてよかった、ってくらいでした。もっとバカやってもよかったし、泣かさなくてもよかったのになー