夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

金曜BLトーク ワンルームエンジェル、惚れ薬を飲んだスパダリがヤバすぎます!2巻 とハッピーBLというジャンル

平日働いた方と私、お疲れ様でした。土日働く人は偉い、本当に偉い。疲れたときは、楽しくてドスケベなBLでかけつけ一杯、どうでしょう(???)

 

leira3mitz37.hatenablog.com

先週1巻を買って続きどうしようかなーと悩んでいたんですが、思い切って買いました。

このタイトルを引きずったままで2巻のタイトル回収そうするー、と感心するところも含め、ドスケベ多めなままキャラクターや関係性の成長などとても丁寧に描かれていてネームもうまいしくすぐりも面白かったりする。受けの人が1巻からさらにかわいくなっているのにも注目。本当、主人公ふたりとも性格がいい。その辺安心感があります。対話に手を抜かない令和のカップル。

 

表紙とかタイトルの雰囲気で想像するよりずっと内容がいい。重すぎず、軽すぎず。

表紙とかタイトルの雰囲気の想像通りドスケベがすごい。

激甘なので、そういうあまーーーーーいのが好きならどうぞ。私は大好物!

 

3巻も期待できると思って続きの既刊を単話で16話まで買ってみたら、これ17話というか、新キャラと攻めの一馬さんてなにかあるのかと気になって気になって。

すごく優しい世界のお話なんでヤバい波風は立たないような気がするけど(2巻の新キャラはすごく良かった。作者先生の語る噛ませ犬がいない理由に納得して笑った。ほんのちょっとしか出ない新キャラもなかなかおもしろいし、ちょっとだけのやりとりでいろいろ関係性がわかるのはネームがうまいからで、細かなところが楽しめます)、どう転ぶかまーったくわからん。そこが面白いのです。絵が綺麗だし、背景の描き込みもちゃんとしてるほうだし、これは安売りしなくて良いBLだという感触なんです。

 

文末にネタバレ感想あり。本当は別枠で書いてやろうかって思っちゃうくらい気に入ってます。

 

で、こちらの作者先生が気に入ったので別の作品も買ってみました。

とろとろ秘湯で恋、はじまる。 (caramelコミックス) | 南国ばなな |本 | 通販 | Amazon

(後日:こちら18禁でした。だから埋め込みリンクにはならんらしい?18禁とそうでないものの違いがいまいちわからん…)

先生的にはハッピーBLというくくりだそうですが、私的にはおバカBLかつハッピーBL。

わたし、おバカBL大好きだから読んでいて楽しかったな。おバカなのは受けの人だけですけど、騒々しくて忙しくていろいろ大変で可愛い。心の声が喧しくて面白い。

ドスケベ濃いめで攻めの人がいい体なのは共通しています。最初のノリから超展開なのでAVっぽいと笑っていたら、話に仕掛けがあるっちゃーあってやっぱりうまいな、と。ただのドスケベBLではないと。ドスケベですけど。

攻めの人もキャラがかなり濃い、そしてこちらは年下攻めなのでそこも私には好印象。なんで私はこんなに年下攻めが好きなんだ!?なんかこう…すごいじゃん、年下攻めって!!!

 

 

ドラマ化されているやつだと思いながらお試しでアプリ漫画で読んでみたらかなり面白いし展開が気になるので4巻までまとめて買ったらまさかのまだ続きがあるよ、ってやつで。しかもこちらコミカライズで原作は小説。

なるべく完結したものをサクッと読みたいほうなので、続きがまだあるのは保留しがちなんですが、また続きを待たないといけないやつが増えました。

内容自体すごく焦れったいしドスケベはなし。攻め?の人が高校生だからね。でも焦れったさが上手で、攻めがかなり将来有望…いろんな意味で。

ドラマは見る予定はないですが、楽しそうな気はする。

 

こちらもドスケベなしでかなりコメディ色がつよいです。オンラインゲームやらない人でも楽しめるんじゃないかな、めっちゃ笑った、いろんな勘違いや行き違いがすごくて。

1巻は全部読んだのですが、2巻からどうするんだろ…って展開です。でも3巻まで出てますからね。面白いんだろうなあ…近々買うんじゃないかな。

 

 

ドラマ化で気合が入ったキャスティング、ドラマCDの配役すばらしーと興味持って買いました。

 

…これ、BL?

という感触と、私の地雷がたくさんあったので正直繰り返しは読まないと思いますが、物語はすごく良かったです。

私、輩とガラが悪い人と修羅の世界と不要な暴力が超苦手で。一般の人が苦手がるのより1000倍くらい苦手で憎いんですよ。なるべくなら踏みつけて避けて通りたい。

だからそっちの気がある世界観のお話なので、上記のキーワードが苦手なら避けたらいいし、平気ならぜひ読んだらいいと思います。お話は良かったので。ドラマもいいんじゃないかな。

ドラマCDはキャスティングぴったりすぎてもうその声で入ってくるレベル。翔太くんが生意気な感じの天使って。ぴったりすぎて床転げ回れる。杉田さんがわりと善良な輩なのも合うわ…

 

 

今週はやや多めになりましたね。

 

ここで「惚れ薬を飲んだスパダリがヤバすぎます!」のネタバレ感想。(読んだ人にしかわからんやつ)

 

隠すところが大まかに白抜きなので、アングルによっては「ゴールデンカムイ」の辺見みたいになるときがあるのがすっごく気になる(これネタバレ?)

隠し方はどれが良いですかと訊かれたときに迷わず「白抜き」って答えたけどもー。夏野寛子先生の丁寧で繊細なトーン使いでもはや隠してないようにも見える白抜きがすごいよね。(なんの話をずっとしてんの)

こちらの白抜きは、主人公二人の体つきがすごくしっかり丁寧に描かれているからアレまで丁寧にやられるとリアルすぎるようになるかもしれないから、あのくらいがちょうどいいのかも(だからなんの…)

 

一馬さんが永遠の愛を誓いそうなレベルなのにそこを縛り付けたくないのもあって人は変わるからそこまで先のことを決めなくて良いとやんわり否定する明さんリアリストやなー!って笑ってたけどそこで拗れないのがこのカップルなんですよね。

自分の愛情がどんなものか教えたるわみたいな展開になってすかさず明さんのスラックスを脱がしにかかっているのが情緒よりセックスって感じでそういうところも私は気に入りました!情緒、大事だけどな…?

 

一馬さんがこっそり嫉妬してるシーンが面白かったうえでのあからさまな嫉妬でどんだけそこで待ってたの!?ってそこ笑ったんだけど、一馬さん自分で自分の愛が重めなの自覚しているのは1巻からあったなと、ヤリ◯ンとか過去を踏まえて酷い言われようなのに現状はちょいちょい重くて執着と独占欲も強いところも私には愉快です。

 

浮気疑惑のときに明さんが闇堕ちしかけて止めてくれる友達がいて本当によかったね!というシーンがあったんですが、新しく出来た趣味をあっさり捨てられるくらい一馬さんの方を優先するのが依存入ってるのか、こっちも重たいわと、結局良いカップルなんですよ。その辺が明言されないけど丁寧に描かれていて単にドスケベが多い漫画ではないところがハマった要因でしょうか。

 

重たいけど仲がいいから幸せにしか見えないという、なかなか表現が難しい関係性を面白み多めで描いているんですよね…上手やなー。寝るときのパジャマが絶対お揃いとか仲がいい同性カップルだとこうがいいなというのがちょいちょいあって、細かいところが楽しくなります。

そうか、私は弊ブログでしつこいくらい書いていますが、BL漫画でキャラクターがちゃんと生活している感じが出ているのが好きなんですが、こちらの作品もそれが強いからこころ惹かれるんでしょうね。二人で家事分担とか、ご飯が美味しいとか、休日こんなふうに過ごしてます(セックス多め)とか。

営みって大事ねー。

 

ではまた来週!