夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

金曜BLトーク 今日は長いよ!「灰かぶりコンプレックス」 「はじめて、はじめました」他

これ書いている時点で実は金曜日じゃないんだけど、金曜まで働いた私ともっと頑張ってたはずの皆々様お疲れ様でした。土日働いてくれる方ありがとうございます。休めるときに休んでね!!

 

いまAmazonUnlimitedで2巻まで読み放題でね!もったいねー!読めるうちに読んで!お金払ってでも読むといいよ!!

1巻だけかと思って焦って2巻はお金払っちゃったんだけどまあそれはいいとしてだ。

 

実は初見じゃなくて、6巻の1話目を本誌で読んでるんですよ。どういう流れでそうなったのかまーったく覚えてないんだけど、他の漫画目当てで本誌を買ったかどうかして読んでいたんですよね。で、そのときはそこまでピンと来てなかった。だっていきなり6巻ですよ。

あと、第一印象で絵柄がそこまで好みじゃないのもあったかも。

存命中の漫画家さんで一番好きな人の絵柄に似てる。どなたかは申しませんけど。私が唯一強火勢でいる漫画家さんです。グッズをいっぱい持っているあの方。

トモちゃんの家族が顔を揃えるシーンなんか本当に似ていて「上手やな」って思ってしまった。

 

あの画風でドスケベは…ご本人の作品ならついていくけど…と食指が伸びなかったんですけど、kindle unlimitedになっていたらそりゃあ読むわと。で、1巻が!攻めの直純さんがクズ王子で受けのトモちゃんが大丈夫かってくらい純朴でこれがどうなったら6巻のあの話の運びになるんじゃと気になって気になって…

 

私は月9が人気を誇った時代に楽しめた世代なので、同世代の人ならピンときてほしいけど和久井映見さん主演の「妹よ」を思い出しちゃって!!!唐沢寿明さんの演じる相手役はあんなクズではなかったけども。

頭の中でずーっとラフマニノフ交響曲第二番第三楽章がかかっていました。

交響曲第2番~第3楽章

交響曲第2番~第3楽章

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岸谷五朗さんがいない「妹よ」なので完全に違うとは思うんですけど。あのドラマはお兄ちゃんがいてこそ。なつかしー!

トモちゃんがイケメンの幼馴染のカナちゃんとジム行ったりメンズエステ行って自分磨きをするところも古き良き月9っぽい。こういうの月9で見た!って何度も思った。大抵体を動かしに出かけるか御飯食べる間に恋バナしてるのトレンディドラマ(死語)あるある。そんな感じでBLを月9風味にするとこんな盛り上がるのかともう楽しくって。

 

セレブなスパダリと純朴な庶民のラブストーリーってなにがどう転んでも引き寄せられるものがありますよね。

 

絵柄の件ですが、漫画になって読めば読むほどそこまで気にならなくなるというか、お話は上手なのでグイグイハマりましたね。別に厳しい目で見る必要もないし。お話が進むうちに主役の人たちは「〇〇先生の絵柄に似ている」からはちょっと離れて行ったような感じもあります。

ただ、序盤の頃は直純さんとカナちゃんがどっちかわかんない瞬間がありましたね。ネクタイの柄のトーンまで同じだったりさ。

面白い当て馬のみちるさんもメガネのフレームの分厚さが差分に見えるくらいトモちゃんに見える時があった。身のこなしがスマートそうなトモちゃん。でも私はメガネ男子は全肯定だから…

 

しかし1巻ではこんなんどうして好きになるのトモちゃん!って私も思ったもんでした。口から出る甘い言葉もさー!魔法陣グルグルギップルちゃんだったらすごい顔をしそうだよ!(魔法陣グルグル大好き)

なんだよファックバディって失礼もいいとこ!って私もぷんすか怒ってましたね。自分からセフレでもいいって言っちゃうからクズ王子が図に乗っちゃうんだとも思う。

 

それでもトモちゃんが天然の魔性の男みたいなところもあるので上から目線で意地悪だったモテ王子様をわりと序盤から振り回すんですよね、本人そのつもりがないはずなのにね。そうそう、根っからのモテる男って振り回されることに慣れてないんだよ!と、どこかで身をもって知ったようなことを思い出してキャッキャ言うてたらモテ王子が白馬の王子さまと恋に落ちるという、こうなればシンデレラと言うより下剋上じゃね??って展開になってもう、3巻買わなきゃ3巻!って3巻を買い求め!

 

気づいたら今日6巻(完結)まで買っていました。ふーーーーーー…

当て馬のみちるさんがめちゃめちゃ直純さんを煽るのうまくて面白かったなあ…みちるさんがいなかったらこの二人うまく行ってないんじゃないのってまで思った。素敵なキャラクターです。ああいうメガネの人大好き。

 

途中から関係性がガラッと変わってあまあまのあまになってびっくりしたけど1巻読み直したらわりと冒頭から振り回されてそんなつもりないのに惹かれている感じがあるから強引でもない。いままでしょーもない恋愛ばっかしていたから対応がひどかっただけでトモちゃんの直球の愛に目が覚めたんだね…!と私は勝手に解釈しました。

 

6巻までの直純さんの成長?ぶりがすごいですよね。トモちゃんがひたむきでかっこいいし、ただイケメンに夢中になってる素朴男ってだけじゃなくてしっかりしたところもあって、5巻で怒るところとか胸が熱くなりましたね。そうだそうだそこでそう言わなきゃ!ってね。素朴なのに天然の魔性の男だからすごい引き寄せ方をするんだわ…いい勉強になるわ…(誰を引き寄せるのわたしが)トモちゃんの愛が大きくて大きくてあまりの大きさに逆にイケメン王子のほうが身の程を知るという展開に圧倒されました。

 

また何周もする漫画が増えてしまった。最初のトモちゃんの勘違いからのそれが間違いだとわかるところや、カナちゃんと直純さんのつながりから話がどうなるのかわかんないスリルが序盤すごく引っ張ってくれたのも良かった。ああいうの大好き。3000円のパンツでスリルを味わうとは…

そして直純さんが偶に口走るとんでもねー英語、調べなくても意味がわかってその度に砂糖を吐きそうになりましたよ…

 

あまいあまいあまい。いまハマっているバターアイスより甘い。

 

本当、読んでいる間中楽しくて幸せでした。この漫画大好きです。もうずっといろいろと大好きって言ってるな。

 

 

そのうち買おうと思っていた作品をフラフラと買いました。

 

甘酸っぱい初恋のお話なのでドスケベというかセックスはないんですけど、いいもの持ってる気がするから続編希望(なんだよいいものって)

攻めの人の顔立ちが少年誌で二次作品作られそうなくらいいい攻めのお顔で私は非常に好みの絵柄です。受けの人のすぐ下の弟もいいお顔。

受けの人は超可愛い。

 

良いものを持ってる気がして(だからなんだよいいものって)別の作品も買ってみたんですが。

タイトルと表紙の感じがお話の中身を勘違いするんじゃない?ってくらい趣が違った。かなり重たい。あと禪院マキちゃんが好きな人なら刺さる女子が出てくるよ。

一巻完結ではもったいないくらい設定がしっかりしていて、攻めの子のクソデカ感情がデカいのと、この二作を続けて読んだら共通点が一箇所あって、そういうの、なあ、と思うところがあります。親が変。変だしひどい。

まあそれは一応のスパイスなので看過することにして、絵柄が好みでええもん見れたなという気持ちではあります!そんな自分が若干気持ち悪い(若干?)

こちらはドスケベというか根底に官能的な部分が多分にあるので読み応えもありました。

 

甘酸っぱいのがお好きですか?重たいこしあんがお好きですか?そんな感じです(伝われ)甘酸っぱい方も設定が結構重たいけどな。この可愛さとしおらしさはそのくらい重い設定でないと嘘だわと思わされる。

 

本当に絵が好きなので、二作とも同人作品として続編?おまけ?のようなものが発売されていて、年内に電書化されるらしいので(ハマったのが遅くてタッチの差で買えなかった)それを読むのが楽しみです。作者様をフォローしました。

 

先週は若干歯切れの悪い感じになったけど、今週はやったど!私はやったど!と思ったので早々に書くだけ書いて寝かせるのでした…

 

(本当の金曜日)

今週は豊作だったな…BL以外でもいいものが読めたりだ。

もう感想を書いたけど凪良ゆう先生の「初恋の嵐」も読んだし。

leira3mitz37.hatenablog.com

こちらを読んでいるのと並行して「灰かぶりコンプレックス」を読みだしたんですよ。だから文末に匂わせが。匂わせ。

 

気に入ったら作家買いが始まるのでこれからどうなるでしょうねえ(匂わせ)

 

それでは、また来週!