夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

「光る君へ」1話〜6話まで 感想

こちらは最後まで見る予感。

私、国文学かじっているんですよ。専攻は近代文学だけども。一応古文と漢文はある程度いけるのと、源氏物語は「あさきゆめみし」を何回も読んだのと原文をちょいちょい読んだのと円地文子版か与謝野晶子版を半分くらい読んだ!

ついでにいうと学生の頃は日本史の偏差値85くらいあって平安時代大好きなんですよ。

なので今期の大河ドラマは楽しみだったんですよ!録り溜めていたんですけどやっと今日全部一気に見れました。

 

政治家のどす黒い暗躍とまひろと道長の関係とまひろの復讐心などドラマチックで見どころが満載なんですが、平安時代といえば文才で殴り合うところがあるじゃないですか。そこもちょいちょい見られるのが嬉しいですね。言うても本当に文学の才がある人ってそんなに重用されないんですよね。たぶん頭良すぎて空気読めない読まないし頭そんなに良くないけど親が権力があってそのまま権力持った政治家に疎まれるんでしょうね。

 

詮子様のキレッキレの父嫌いぶり(なのに父に似た暗躍上手)を見て「一緒にいい酒が飲めそう」と思ったり倫子様のサロンの女子校っぽさなども含め、まひろと道長との出会いと因縁もなんだか古き良き少女漫画の匂いがするわとワクワクする中で!綺羅星のごとく輝いてるけどあくまで脇役の藤原公任!!!!!!

 

 

まっちーに公達のコスプレさせることを決めた人天才!!

笛吹かせたのサービスですよね!来週もサービスありますよね!!!

感動のキャスティングに思わず感謝の歌を詠みたくなるほどであった!(そんな才能ない)

登場するたびにめっちゃ目を見開いて見ております。ありがとう、本当にありがとう!

あと毎熊さんも謎めいていていいですね。毎熊さんにしか出来ない役かも。

「帰るのかよ…」は私も同じタイミングで思った!

花山天皇役の本郷奏多さん、キャスティングを見た瞬間にキングダムを思い出したので期待できると思ったらいろいろと期待以上だったので登場するたびにほくそ笑んでしまったなー

 

大河ドラマガチ恋愛をそんなに求めてなかったわたし、いまの展開にちょっと慄いているのですが、まひろは蔵之介(なぜ呼び捨て)と結婚するみたいだし、道長は上流貴族らしくいろいろ妾を持ちつつ正室は倫子様(享年90歳)じゃない。

今後の展開どうなるんだろう、ただごとじゃないなーと改めて呼び覚まされる少女漫画脳がキュンするべきか様子をうかがって固唾をのんでみたり、国文学かじってる脳が「世界最古の女性文学…?」と首を傾げてみたり(竹取物語を書いたのが男性とは限らない)赤染衛門藤原道綱母清少納言藤原行成藤原公任!という私的平安文学スマブラ状態にキャッキャ言うてみたり(和泉式部も出るでしょうから楽しみですね)と本当にテンションが上っております。

来週もなるべくリアタイしたいですね。NHKにお金払ってるのでNHKプラスで外出時も見るかもだ。

 

https://x.com/goldilockszone8/status/1757050092312551510?s=46

私の国文学スキルだと、枕草子は原文でなんとか読める感じ。

漢字が得意なのでこのドラマに出てくる女性の名前の漢字が出るたびにテンションが爆上がり!今後楽しみなのは妍子様とかかな!ドラマでは現代風の読み方をされてるけど「詮子」も「せんし」って読みがちで妍子様も「けんし」と読んじゃう。

文芸系でテンション上がってる自分が今回うざいくらいインテリむき出しでキャッキャ言うてたききょう=清少納言とちょっと被っていて我ながらお恥ずかしいですが、たまんねーの!楽しい!

 

後日2024/02/15

 

うーん…

関係性萌えに陥りやすい私が!どうも!このドラマの沼に落ちたっぽいので、また別枠で語ります!