夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

BLトーク 最近買った波真田かもめ作品

Kindle UnlimitedのBLもちょいちょい読んでるんですけど、ささるものがないのと昨日まで読んでた本を「はよ読みおわらな」って気持ちがつよくてBLがわりと疎かになってたというか持ってる漫画を読んでいたというか。

春からこっち80冊買ってますからね…ストックを読みますよ。

そんな中、文系BLだと勝手に思っている波真田かもめ先生の漫画を購読しました。

団地の幼馴染もの。続編があるとさっき知ってさっき購入。

受け視点で攻めのほうがグイグイいってるようでめっちゃ誘い受けやん!勝手に怒ったり勝手に距離おいたりしていてなかなか翻弄しますなあ、というお話でした。ドラマもちゃんとあるからか濃い内容であっという間に読み終わってしまった。

義理の叔父(アラフォー)と甥の年下攻めもの、かなり年が離れているんですが、子どもだった子が成長するのも人によってはロマンに感じるものなのでしょうね(そういうところがまったくないわし)。

若く見える年上の受けものでした。

仲良し、同棲ものの続き。累計7巻出ているんですよね。

それにしてもキャリアが長い分出版されている本も多くてまだまだあるんですよ。角川ってちゃんと漫画家さんを育ててるのかなーってそういう方面も見てしまう。BL漫画家さんって息の長い人はたくさん本を出してるけどそうでもない人もいたり、漫画家さんがスローペースならそれに合わせてる感じもあるか。

主人公の自分探しが挟まれる続編、心の機微の描き方が丁寧で好きです。

 

キャラクターや関係性、背景が全部まるで違うけど主人公二人の距離感とかがその時時で絶妙な気がする。いい意味の侘び寂びがあったり、折り合いの付け方も気持ちいいものが多いです。変に湿っぽくなることが少ないんですよね。

背景の建物や家の中、持ち物もこだわりを感じるし密度が濃い、体もちゃんと成人男性の体でなかなか夢がないレベルまで描写してるところもあってややリアルなので生々しいところもあるのですが、「すぎない」感じもあって絶妙なんですよ。あくまで私の好みの問題なんですけど。

 

読んでいて安らぎます。あとは1巻完結のものが多そうなのでまたぼちぼち読んでいこうと思います。一番好きなのは「放課後ハチミツ」かなー、でも読んだのわりとどれも好きなんだなあ。「おはようとおやすみとそのあとに」もゆっくり時間が進んでいく感じが好きなんですよ。