夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

(漫画)「花野井くんと恋の病」読んでる(14巻まで) 感想

BLじゃない漫画です。最近弊ブログのメインコンテンツがBLになってるんですが、もともとはね、広範囲な読書ゲームアニメ、漫画、テレビドラマを好き勝手に(たいてい褒めるか煮えきらない苦言を呈すかたまにマジでキレるか)感想を書いているブログなんですよ。

今回はこちら。

 

映画の感想アニメ化されてるらしく(未調査)、オススメに挙がってきたので軽率に序盤を読んだその後既刊14巻まで手配しました。

あらすじとしては、イケメン長身、偏差値80の花野井くんが恋愛の方向性の違いで付き合っていた彼女に水をぶっかけられたのを出くわしたけど恋がわからぬ、人の心がわりとわからぬほたるはスイーツに夢中でスルー、そのあと公園のベンチで雪に降られながらも呆然と佇む彼をあはれに思い(ここのところ平安脳だから吾)、傘を傾けたら急速に惚れられる…!というところから、激重恋愛体質男と恋がわからぬ人の心もよくわからぬ(トラウマ持ち)女の不器用でじれったくでもお互いに社会性はちゃんとあるラブストーリーが始まる…!!!というもの。

 

もう15巻が出てるとか出るとかだし、読んでいる人は読んでいると思うんですがここ10年くらいろくに少女漫画とかラブストーリーとかろくに読んでなかったのでこちらも一昨日まで知らなかったんですよね。

で。

 

愛が重いイケメン、お好きですか?

私は実は平気です!執着すればいい、嫉妬すればいい、俺だけを見てって言えばいい、全部受け止めてやる!ただしイケメンに限る!(ルッキズム言うなよ!性格のヤバさ無視してるんだから!)

 

だからこの作品は知れば知るほど興味津々。

読みながら何度「花野井…」「花野井ェ…」「花野井いいいいいい!」と心のなかで声を上げたことやら。

 

この花野井くんというのが愛が激重で、決めた相手以外には大概塩で自分の人間生活もわりと雑なところがあり、序盤なんか自分の個性もブレていたのではと心配なところが多いんですよ。ピアスとややロン毛(ハーフアップ)でチャラ男かと思えば好きになったほたるちゃんの嗜好に沿って髪を切ったり。

もうそこで「え、花野井やだ」とちょっと思ったんですが、ちょいちょい小出しにするヤンデレ具合に髪を切ろうがピアスは通そうがそれよりこいつやべーわ笑って気持ちのほうが強くなって、仕舞いには語彙がだいたい無くなり「花野井…」「花野井ェ…」ってなる。

 

相手のほたるがものすごくおぼこいしおぼこい以前にちょっと人の心に対してちょっと不安感がある、心優しいしかんじの良い子なんだけどどこかしらしんどさを抱えてるところがあり、社会性を大事にするので花野井くんの激重愛も社会性を加味して対応しているところがあって、花野井くんも一方的に自分の愛情をぶつけるだけではなく、ほたるの顔に泥を塗るような行為はしないという確固たる信念があるのでドロドロの恋愛にはならないところが、なんというか私が読みやすいです。

 

花野井くんが好きになった相手に執着しすぎたい理由や、ほたるの人の気持ちが自分にはわからないと思いこんでいるところにはいろいろと理由があり、徐々に明かされている(ほたるのほうはわりと早くからちょいちょい明かされている)いてその辺に危うさや不穏さも若干含みながら、噛ませ犬?みたいなのが噛ませ犬としてそんなに機能してないのかこれから火を噴くのかわからんけど一歩一歩関係性が変わっていって、花野井がヤバいながらもなんか応援したくなるところがあってな…

 

4巻まで読んで花野井に溺愛されるほたるがめちゃくちゃいい子なので良かった、良かったけど花野井マジでおまえ…と何度もつぶやき、でも花野井がほたるに愛情を応えてもらったことを実感して笑顔になると守りたいこの笑顔と思えるようになってきた(序盤は引き笑いしてた)。

そして5巻の最初を読んで気づいた。

 

花野井、下の名前…何?

 

この漫画おもしろーーーーー!!!

 

続きの感想も本項で触れていきます。日頃わりとドロドロとかドスケベとかただれたBLも読んでるからこういうのもいいね!!ただれたBLのほうが好きだけどね!

 

5巻

花野井の名前はわかった。花野井…可愛いやつめ…

八尾くんの泣きどころは私も共感するところ

人の心が推し量れないのは推し量る人の方がすげーわ

おまけ漫画の埋め合わせを読んで「花野井おまえ…」

ほたるちゃんのお出かけ着の地味ダサさが、あー結局こう言うのが本妻なんだわと思う平安脳

花野井のクソデカ感情に「おおお花野井」

巻末:あまずっぱああああああああああいて思ったら箍が外れた花野井はやっぱり花野井だった!!

 

6巻:花野井の愛の重さにクソデカ感情で加重

誕生日知ってたのそれか

小6というクッソ思春期にそんな激重い事件が。お子様どもはお勉強してなさい!マジで!

黒髪メガネ小学生は3月にライオンの零ちゃんみたいでかわいい!

ほたるが既に花野井くんのオカンみがある

しかし食べ物が絡んでるとはいえ球技大会にそんな頑張るか!?(無理サボる方が幸せ)

おーアリウープ

花野井…(泣)なにこの愛おしい動物

 

7巻 花野井が激重男でなかったらほたるは美味しい美味しいシチュエーション多すぎなんだが

すごく少女漫画のモブ女子がいるぞ蹴散らせ花野井!

蹴散らした花野井ィイイイイイ!いいぞ花野井!!

ちゃんと対話に時間を使う花野井推せるな??

ウィッグ用意してる先輩よ

恋愛体質なので他人の愛に意外に寄り添える花野井

八尾おまい…罪深い…つーか先輩のチョロさが少女漫画

あ、花野井もダサいって評価はしてたんだ。そこも可愛いんだろうそうだろう

頭のいいバカ笑

昔地元の市民プールでこんな抱きついたクソバカップルがいてうちの母がデカい声で「ウザっ!キモっ!子どもの前でそれやる?」ってキレてたの思い出した…

それはどうあれ貴様ら…(キサマ!?

あーぶっかけ元カノ!(ただれた人の呼び方)

響のコメントがいちいち秀逸

ぶっかけいい奴だしまともすぎて重さに引いてたガールだった

花野井やっぱりヤバい奴だった

ぶっかけが花野井を語るのが強ち間違いではないのがおもろい

花野井の愛が重ければほたるの愛はデカい…素晴らしい

花野井の水着指定ェ…

じじいが引く重さ

彼シャツに萌える花野井より天然で罪深いほたるおまえがヤバい

ほたるが勝手に沈む気持ちに共感する吾

花野井の爛れた過去がサラッと語られる…

花野井どさくさに紛れて何やっとんじゃ!花野井!!

 

8巻

花野井の言葉を選ばなさが相変わらず強い

ほたるの心の声が生々しい

私「お母さんの顔が見れない」とか今まで一度も思ったことないわ。ある?私はない。

この花野井はいい子いい子してあげたくなるが、よくあの程度にしかチャラつかなかったなあ。フツーならグレて闇堕ちして激重感情を遠慮容赦なくぶつけた上に監禁して×××(なんかそういう漫画読んだことがある)

 

アッ外ご飯の時隣に座る男…知ってる!!

花野井のイケメンの理由に軽く舌打ちをする吾祖父がロシア系白人(顔はガチ大和民族たぶん)

 

おま1週間だけ遠距離恋愛でそんな

そんな!!!!!!!言っちゃアレだけどしょーーーーーーーーーもな!笑 このバカップル!!いいぞ!

 

先生メガネ外した姿を見た時からそうだと思ったあ!

ははーん、花野井の祖父母の家、城じゃね?

 

たったの1週間なのに!起こるね!

結局真面目でいい子がモテる世界はいい世界だよ

うおおおお約束のデカい音が邪魔するやつ(この漫画二度目)

やっぱり花野井は花野井(おまけ漫画でスクショ撮りたがる花野井

花野井がほたるの妹にもめちゃくちゃ花野井笑

中学生に日頃の恨みを細かくぶつける花野井!!!さすが花野井!!!ほたる至上主義がすぎる!!いいぞ!

(番外編)花野井ェ…

一週間でこれはなあ…その気持ちずっと大事にしてもらいたいデスね!!

 

9巻

響が花野井の扱いが上手くなってるのが面白いし好きな展開だー

花野井は本当人のことをよく見ていて正論ぶつけるのうまいな

そしてここぞと言う時の花野井!!!

先生の「慰めたやる」にヒッ!と悲鳴をあげたわし。教師もすごいこの漫画…!

いよいよ過去の因縁が絡んでくるのかなー

あの恋愛体質思春期拗らせすぎる怖い女子が可愛くなって出てきたな!花野井が敵認定してる!

 

10巻

花野井が色んな意味でブレない

本当、健全なカップルですこと…

いや地味に重たい愛が押し寄せてたさすが花野井

花野井の暗躍がやらかしになる予感(3歳から少女漫画を読んでいる吾の勘)

激重暴力女(人の髪を切るのは傷害罪です)vs激重恋愛ほたる至上主義花野井、ファイッ!

 

ウッ!BLで何度も見たロッカードンをこの漫画で…!

お!?修羅場か!?

ほたるは花野井のヤバさを知ってるからコレがふつーの疑わしい感じではないと察してるのでは。さすがほたる。

 

花野井は本当人の本質見抜くなあ

つーか最近の若者はカラオケボックスの使い方が違うなあ

歌わないなあ

 

遅れてきた反抗期笑

そういえばこういうシャレにならない激重男、韓国ドラマで見たな。恋はチーズインザトラップ…

 

ほたるがほたるで良かったよ…!すげーな3歳から少女漫画を読んでいるわしが惚れ惚れするヒロインだな!

 

11巻

冒頭から闇深い感じの花野井

おおおまさか花野井の闇深ポーズが見られるとは思わなかった。必見。

 

ほたるの姉妹、花野井苦手すぎて笑える

でも花野井重たい奴だけどまだ相手を思いやってるだけ他の迷惑重たい男よりマシだよねえ。フツー愛が重たい人って実は自己中だもんね

花野井が今回はそっちに走っちゃっただけでこれまではマシだった

 

圭吾が血反吐吐くのわかる

圭吾正しい指摘してえらい もっとおバカかと思ったそーいえばノートの存在忘れてた

さとみさんの広島弁ちょっとあやしいんだよね(広島住み)

 

花野井成長したね…

よかったよかった

良かったすぎて花野井のキャラ崩壊してる

 

やっぱり対話は大事ですよ…

 

おまけの花野井ルーティーンがイケメンで笑った

 

12巻

花野井AB型かああああ

リアルの人の血液型は興味ないんだけど(自分が獅子座のO型でいろんな作品の主人公とかぶることが多いだけになにも信じない)創作上の血液型は納得いく

 

観覧車ってええええけしからんことするとこなんですかあああ(面倒くさい読者

 

花野井が安定の花野井で嬉しい

 

おっ?BLか?(違いますよ)

すげー綺麗でキラキラしたカップルを見せられてる

 

(相変わらず他のカップルにそんなに興味がない読者の吾)

どいつもこいつも惚れたのはれたの大変ねー

 

ほたるは健全に性欲じみたものもあってよろしい

つーか(花野井)のご褒美回かな

二人揃ってニンニク臭かったら大丈夫じゃない?うち大丈夫!

 

おおおおおお!?ほたるったらあ!(13巻につづく)

 

13巻

この親の脛を齧ってる高校生がああああ(漫画の登場人物に割と厳しい吾)

花野井がちゃんとした奴でよかった

 

こいつら…

花野井は天然ですげえ

花野井的に将来のヴィジョンが固まってるところさすが花野井

 

こいつら…初々しいけどいまどきのカップルだな!でも花野井が偉い!偉いぞ花野井!

ダイレクトな物言いに変な声が出そうになったよ!

 

花野井はほたるの父の前でも花野井だった…!花野井恐ろしい子

 

花野井のリサーチ欲さすが勉強できるだけある

ネカフェでネットをしないカップルーーーー⭐︎

 

お父さんの直感間違ってない…花野井の危うさ見抜いてるのすごい

 

まさかのじいさんのクソデカ感情…!!!

つづく!

 

14巻

なんだこのBLで年下攻めやりそうな新キャラは…(BL好き目線で見ちゃうの申し訳ない)

そして八尾が旧キャラに

 

響の花野井への扱いがすごく好き

恋愛脳コンビ…怖い…

 

じいさんのクソデカ感情に絡めて負い目を感じる必要はないがさすが重たい男花野井

 

つづく!けど続きをすぐ読むかどうかわかりまへん

 

14巻まで読み終わりました。15巻、昨日発売されたばかりなんだ…どーしよ

花野井が重たいけれど、主人公カップルが健全で堅実で根がいい子なので方向性が違う危うさははらむものの、ずっとダレずに面白かった!

他のカップルとかはわりとどうでもいいのでお茶濁しタイムなのかなと思うところもあるけど、韓国ドラマにもそういう所あるしなーと流したり。でもみんな恋愛好きやなあ、リソース全振りな花野井はまあいいとして、それ以外でもようやると思っていたら終盤に恋愛になにも振ってないメカクレが現れてくれたのでまあいいか。

 

思春期の恋愛ってこんなに甘酸っぱいのか…新たなエナジーを得た気がする。楽しい。

ええな、令和の思春期。こんなふうに過ごしたいとは思わないけども。

結局この主人公二人は二人で幸せになりそうなので頑張れや…と、私は別の漫画にシフトしていきます。