このジャケットだったら私はピンと来てなかった。どう言う内容か知れば好きになれます。
グリムグリモアが気になって検索をしていたらボイド・テラリウムが紹介されて、ジャケットは見たことがあるけど幼女に興味がないのでな!と長い間スルーしていたのですが、ゲームの内容を知ってかなり気になるようになり、体験版をDL、2のほうがシステムも操作性も向上しているとのことで何も考えずにほとんど無料で購入しました。ポイ活様々…
それでも2より先に1の体験版をやっておこうとSwitchで始めたんですよ。
四足歩行の犬?タイプのロボットが、テレビ画面(どう見てもブラウン管)に搭載されたAIと会話をしながら、ゴミの山から見つけた小さな人間の女の子を保護してお世話をするために自動生成する廃墟を探索するというお話です。
体験版では女の子を本格的にお世話するところで終わりなんですが、世界観的にどうも人間が滅びてかなりの年月が経っているっぽい、AIは世界が滅ぶきっかけになったっぽい(手塚治虫「火の鳥」未来編のマザーをもうちょっとまともにした感じ?)なかで、なんで人間の女の子がそこにいるのか。
しかもキャラデザを見たら女の子は片目からなんか生えてる。
そこからなにかしらの不安要素を掻きてられながらも、1をちゃんとやらなくても2は楽しめるとのことで、2をとっとと始めてみました。
そうすると、1での終盤の展開(マルチエンディングらしいけど)がざっくり遊べて、彼らに何が起こったのかがうっすら伝わってくる、女の子(トリコちゃん)はロボットさん(わたし)に懐いている、AIはトリコちゃんの強火勢になってる、というのはわかりました。
2の体験版と序盤が違うのでそこは気をつけて。
舞台等一新されるのでたしかに1の展開は知らなくても大丈夫ですが、気になったらこれのあとでもやってもいいかもな、と思える。
ボイド・テラリウムは振動機能がないのでSwitch Liteで遊んでも大した遜色もなく(有機ELのほうがそりゃー画面はきれいです)普段放ったらかしにしがちのそっちで遊んでいます。
これが、やめ時がみつからない。
ローグライク(トルネコの大冒険とか風来のシレン等不思議のダンジョン系)の要素は一度戻れば武器防具もアイテムもレベルも引き継ぎがないし、運ゲーの要素がかなり強いのだけどその代わりその場で所有していたアイテムは全て資源として流用可能なのでトリコちゃんの生活に必要なものに還元されていくというものになっています。
(後日追記:何度も同じダンジョンを繰り返さないといけない割に成長要素がないの?と心配していたら、トリコちゃんの部屋を飾るものなどを作るクラフト機能が、1回目にアイテムを作った際にロボの機能がなにか向上する要素があり、右肩上がりに強くなるシステムになっていました)
シナリオがあり、どうもいまいる世界の秘密などが徐々に明かされてくようなのでそこを気にしつつ、探索中にトリコちゃんを遠隔でお世話するためのアプリケーションがどう見ても、名前からしてもこれ↓なのですがそれで様子を見ていくと。
切りの良いところで帰れる自由さがあるんですが、帰り方が…まあ、このゲームってじわじわとダークなところも魅力だと思います。モンスターに囲まれて(モンスターハウスが2フロア連続してあることもある)デスルーラが続いた後で自分で帰れる機能を使ったときに目が点になりましたよね。
なぜか生きてる人間の女の子、トリコちゃんのとんでもない体については2の序盤でもそのとんでもなさが語られますが、1の割と公式の商品説明の画像でも目を疑うようなことをやっていたりするのもあってただの人間の女の子ではないのはわかります。しかもね、大好物がね…
この世界観、好きな人はとことん好きだろうなあ。
いままでいくつか日本一ソフトウェアさんのソフトで遊んできましたが、どれも性に合わなくて全部挫折してきたので今回は最後まで楽しめるといいなと思っています。
ただ、気になるのがゲームのパッケージの裏の商品説明欄でも、ゲーム内のシナリオでも表記される「ずつ」ではなく「づつ」。
校正なにやってんの?
こういう間違い(わざとにしてもだ)が見るのも苦手で気になっちゃうんですよね。
それ以外では、ロボットさんに打ち解けているトリコちゃんの笑顔が見たくてつい様子を見に行ってしまうし、AIもかわいいし、なによりロボットさんが健気なのがわかり、だいたいぜんぶ好きです。やったことなかったら体験版だけでもやったらいいよ!
進捗はまたブログで綴るんじゃないかしら。
それでは、また!