ちょっと前にKindle Unlimitedで読めるBLについて一部を除いてボロクソに書いたのですが、最近はクリーンヒットがあるのでご紹介。
正直、読み放題であるのがもったいないレベル。
キラキラした展開といいましょうかロマンティックと言いましょうか。こんなのねーよと思いながらぐいぐい引き込まれ、幼馴染ツインテール娘の存在もいいスパイス。
幼馴染！ツインテール！でもこの子とはなにも起こらない！いいBL！
この漫画家の先生、リバ派の人らしく作品がリバ。
私はリバ全然OKなんですけどこれって読みても書き手もけっこう性癖が厳しくてだめな人はだめなんでしょ？
それより作品の中にいるゲイの人達も自分のアイデンティティからいろいろ戸惑う姿も見られてネコの人がネコの人を好きになるのって大変なんだ…と知れたり。
まあ想像してみたら大変だよねえ。自分が気持ちいいこととは違うかも知れないものねえ。
でも私はリバ全然OKです。なんでリバOKなんだっけ？かなり前に読んだ作品（もうそれは記憶がなくなるほどかなり昔の話よ）がふつーにリバーシブルだったんだっけ？なんだかそんな記憶があるような…で、いいじゃんどっちでもって思ったような（現実的には大変なんだろうからそんな無責任な言い方しちゃ駄目よ、坂田！）
という、基本おなじ方の人同士なのに惹かれ合っちゃうあれやこれやが描かれていたりする、そういう意味で侘び寂びが可愛げな画風で展開されていて見どころ多いです。
侘び寂びそんなに求めてないんだけども…
侘び寂びがあるからこそBLが成立しているのは異性愛となんら境目なく自分が好きな人と愛し合いたい性的マイノリティの人にはそこでいややろうな、海外ではそういう性的マイノリティが主役の作品って悲劇になりがち問題を嫌気されてるってのを数年前に見たわ。
BLはハッピーエンドが多いけど（めっちゃ鬱展開もあるにはあるだろうけど私が回避してる）途中での摩擦に「同性だから」が入り込みがちなのもね、そんなの気にならない考え方が浸透すればいいね。私自身は他人の性癖や性嗜好（公序良俗に反しない）には立ち入らない主義なのでみんな自分の好きな人と（公序良俗に反しない限りの範囲で）幸せになれたら良いよね！と思ってます。
って侘び寂びが絡むと私までいろいろ考えちゃうじゃん！？
でもネコ同士になると…というのは性癖の問題だから性別どうこうでもないような気がするし、ネコ同士で愛し合ったら結局どちらかがタチになるというのが譲り合いなのか、それが愛情なのかも含め同性同士だからいろいろ解決の手段も含めていろいろ広がるもんだなと思いました。
そういう意味で、リバはリバで読み応えがあっていいぞ！
