1話のもっさりとした作りと女性の警察官の描写がことごとく現実感がないのでTwitterでそのへんを腐しながらも林遣都氏や高橋克実さんは好演していました。彼らが出るシーン中心にすごく緊迫感とか切迫感がある。
変に恋愛描写を作ったところが陳腐で残念。女性キャストに問題があるんじゃなくて、女性キャスト演じる役柄とスタイリングと小道具大道具が不自然なのよね、ほかはリアルなのに。
そこに激しい引っ掛かりを感じながらも遣都氏の演技に注目して見ています。雰囲気と目でどういう人なのかわからせるのうまい。セリフで説明されなくてもいろいろ通じる演技ができる人だなあってしみじみ。そういう演技のスタイル持っている人が好きなので演技を見ているだけで有益な気持ちになる。この役のここが好きっていうのがどんどん増えていくぞ。
阿部力さんって初めて知ったんだけど、日本語の演技より中国語のほうがうまくね?と思ったらもともと中国でお生まれになった方だった。いい表情をする方なので覚えておきたい。
最後まで見たんですけど、恋愛要素と女性警官だけ本当に現実感なさすぎてむしろ態とかな?って思いました。そこだけファンタジー、そこだけスイーツ…
遣都氏のほうがリアルなヒロイン(言い方)だったような気がする…役柄自体が主役になり得た。ある意味美味しい役柄だったな。
作品自体に救いが全然ない中でファンタジー部分だけ救いがあるのもな…
オチを見る前のツイートなんですけど
マジでミッチーが演じた人=プリンセステンコー的な人じゃないの…
つーか原作者、島田荘司先生かと思っていたらまさかの島田雅彦様じゃないの…!
そういえば当時ツイッターで呟かれていたなと思い出した。
特に読みたいと思わないけれど読んだらなんでまたこういう作品を書いちゃったのかわかるのかな。彼岸コミューンって彼岸先生と関係あるのかな?
この作品で一番びっくりできたのが原作者だなんて。どういうこと。