夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

#田中圭24時間テレビ を見たよ

 実はそれほどファンでもないんですけどね(え

 確かに人柄はいいし、生でも不安なところがないのは稀有な俳優だと思う。巻いても焦ってない。

だけどもともと塩顔はそんなに好みじゃないものね。私の好みは濃い目なので(お婿も濃いというか、日本人離れした顔してます)田中圭24時間テレビのキャストでは満島真之介さんが好みだし出演のなかった林遣都氏が好きです。というかこの放送で満島真之介さんが好きになりました。面白かった。

というか、林遣都氏もおっさんずラブ見るまで苦手な俳優だったのになあ…って何回もここで書いている。こうも好みに育つとは…

 

実はちょっと期待して最後まで、途中3時から8時ごろまでは寝ていたんだけど(途中で起きたら田中圭さんが寝ていた)それ以外はほとんど見ました。

 

つなぎにバラエティ要素を入れたり、いろいろ工夫があってドラマづくりって(ちょっとないケースとは言え)面白いなーと思える部分もあり、私的に子供の頃から大好きな名取裕子さんが母親役で出たのもよかった。ゲーマー的にFF10のリュックである松本まりかちゃんがなかなかすごい役を演じていて、最近有名になってきてよかったなーとか。

 

有名どころの俳優女優さんが途切れ途切れで出るのにドラマとして成り立つのかな?と思ったらそこは杞憂で、そのためのやたら睡眠薬で眠らされる、逃げるというシーンがあったのだなと。

 

私、生放送は慌ただしくて段取りが下手だとそこが気になって見たくないんだけど、これはそこまで負担を感じずゆるっと見られました。

田中圭さんの魅力は十分に伝わったし、これからも好感の持てる俳優さんという位置づけで我が家では居続けるんじゃないでしょうか。24時間映されっぱなしなのに、ネットであれこれ言われる可能性があって息苦しい場所にあってあれだけコンプライアンス守って笑顔で演じぬく精神力というか根性には感動したわ。

 

ゲスト出演された人たちは皆さん素晴らしかったなあ。和田アキ子さんはパワハラ気質のイメージがいまどきの若い人に嫌われがちだけど、仕事はちゃんとする人だし、武田真治さんは最近の筋肉キャラと長年培ったバラエティ慣れと、言葉を選んで丁寧に話す性格という魅力が最大限に発揮されて。もっと活躍して欲しい人だ…

 

陰になり日向になり職務を全うした田中アナと鈴之助さんもずっと頑張っているのが伝わってきたし…鈴木おさむさんのグダグダなのも織り込み済みと言わんばかりの機器の不調へのフォローがああ、地上波じゃなくてよかったなあと思ったり。

 

ところでこれ、「カメラを止めるな!」を見ていたほうがずっと楽しめるので(作品の半分が上田監督で、作風がそこかしこにでているの)先に見るのをおすすめします。 

 リアルタイムで録っているところを見せる手法も似ていると言えば似ている…しかもあの護身術出てきたし。

この監督さんがどんなふうに活躍するのか、映画を見たときに楽しみになったのですが、早速見られてよかった。

 

それを鑑みても、田中圭さんに好意がないと24時間(延長したので25時間)見続けることはないと思うので、私もやっぱり好きなんだろうな。

 

あべまのコメ欄に林遣都氏を待っている人が多すぎてそこに気を揉んだけど、まあそこは、おっさんずラブ劇場版のクランクインを楽しみに待ちましょうよ…ね。

それが前提にあるから林遣都氏が出なくても全然落ち着いていたし、田中圭さんから林遣都氏の名前が出る度にキャッキャ言えてよかったです。

おっさんずラブからは吉田鋼太郎さん、眞島秀和さん、伊藤修子さんが出演されていましたが、それぞれ持ち味を活かしていた演技で…伊藤修子さんの激しい高笑いとキレの良い「ご立派!じゃないじゃない!」は当分頭に残りそう。あとな、今すぐ襲いかかりそうな吉田鋼太郎さん(ほぼアドリブ)と終始楽しそうな眞島秀和さん、ちゃんとこの企画を尊重していらっしゃったなーって。おっさんずラブのキャストって本当に特別だったんだと思うよ…よく深夜ドラマであんな演技の上手い人が揃って丁寧に演じてくれたなあって。改めて思ったよ。

 

それにしても視聴者さんも演者さんもスタッフさんもお疲れ様でした。

久々に24時間番組に付き合っちゃったなー

 

ゲームセンターCX 24 ~課長はレミングスを救う 2009夏~ [DVD]

ゲームセンターCX 24 ~課長はレミングスを救う 2009夏~ [DVD]

 

 前に付き合ったのは実に9年前だったのか…あれ楽しかったなあ。