ネトフリオリジナルドラマだから、ネトフリに契約している間はいつでも見られるでしょ、と悠長に構えていたんだけど、なんか仕事が忙しすぎて休みを取るのがなかなかで、しかも休みの間に仕事で取らないといけない資格のレポートも作らないといけなくて、レポートは教本の丸写しを打ち込めばいいんだけどそんな単調な作業はBGVがないといかんやろとでかいテレビでおっさんずラブ、iPad Proで「火花」、iPad miniでKindle読みながらMacBook Airでブログ書いたりTwitter見ながら15インチWindowsパソコンでレポート入力しています。こういうことができるんです。
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私はあくまで林遣都さん目当てで見ているんですけど、大阪のお笑いは子供の頃から見ているので大阪の漫才も馴染みがある状態だから、そこかしこのリアルさと、映画のような撮り方、林遣都氏の撮られ方に見入っております(レポート入力しながら)
セリフがなくても雄弁な瞳の演技がここでも際立っている上に、演技でやるには超難しいと思う漫才の演技(しかも上手い下手もその時の状況に合わせて)、歩く演技、文字を書く演技、ぜんぶ作品の中にしっくりはまり込んでいるというか、本当になりきっているというか、しかも見せるのよね、こっちを流させないよね…
Twitterのつぶやきの方では理性のぶっ飛んだ変態的発言を繰り返しておりますが、女性の喘ぎ声をバックに月を眺めていたり、路上パフォーマンスを見たりする姿の、冴えないお笑い芸人にしちゃあビジュアル良すぎるものの、それを最低限に抑えつつも叙情的な様子を醸し出しているところは、時折作中で交わされる師匠神谷との文学的匂いがする言葉のやり取りと同じで、さすが芥川賞…っていろいろ読み取らせようとさせるなと。
神谷役の波岡さんの演技も、本心とか周りの事情をにじませた表情、目つきとかが口から出る言葉とは違うようにとれて、この人にはこの人でなにかあるんだろうな、って感じさせるのすごくうまい。ある程度のドラマだったら死亡フラグ立っている雰囲気がある。死なないだろうけど。
そういう刹那的な雰囲気を漂わせているから、この人電王のときにはどんな俳優さんとしてこの先生きていくんやろ、と漠然と思ったものだったが(印象的だけど端役ばっかやりそうでなんだか心配にさせられたの、本能的に)私が日本のドラマ、作品を殆ど見ていないうちにすごく活躍していてびっくりしました。本当、私の心配余計なお世話。
街なかで徳永と出くわしたときの嬉しそうな顔がかわいいのよね。
行間でツッコミ入れさせるのうまい。2話の路上パフォーマンスとか「えー、お金上げるほどー?感動屋さんめ!…って、サクラかーい!」ってつっこんだもん。
漫才しているふたりが前かがみで姿勢が悪いのってどのコンビが発祥なんだろ。漫才あるあるで、芸人目指している人もやりがちなんだけど。同級生で中学卒業した春休みにオーディション受けに行った人たちを思い出した。いい進学校(私と同じ)に合格したのもあるし、もっと大人になってからにしなさいと説得されて諦めたとか、なんとか。けっこう面白かった覚えがある。
相方の人の顔立ちが遣都氏の美しさとギャップがひどくないくらいで、しかも本物の芸人さんを選ぶあたりがいいキャスティング。
ゲロ吐いても綺麗ってどういうこととかいろいろ遣都氏の魅力にハッとしながらも、作品としての良さにはまりこんでおります。作風自体はそんなに好きな感じじゃないのについつい見ちゃうのは作り方と役者さんのおかげだわ。珈琲屋さんの小林薫さんがすごく雰囲気いいし、神谷さんの彼女が可愛い(あ、門脇麦さんやん)渡辺大知さん、前に一緒に働いていた女性にそっくり…なつかしー
とりあえず4話からつづきます
つづき。
最後まで見たんですけど。スパークスの漫才は夢路いとし・喜味こいしっぽい雰囲気あると思っていたらオマージュというか影響受けた感じがあったり、あほんだらはデビューした頃のダウンタウンのネタを思い出したりと数十年前のお笑いを思い出せたりね、5分近くの長回しの遣都氏の泣くシーンは素晴らしかったりね。
ほろ苦い青春ドラマだと思っていたら最終回斜め上の展開で度肝抜かれました。
それまでのお笑い芸人の栄枯盛衰模様が本当に切なかったんですけど、最初はテンポが早すぎて噛み合ってなかった漫才がどんどんうまくなっていくのも良かったし、徳永のモノローグが純くんみたいなのもよし。ええ話の上に就職先が不動産屋なので個人的に笑ったあと。
すごい特殊メイクだったな…
あの姿を見てちゃんと演技できた林遣都氏、すごいわ。やっぱりうまいわ。
波岡一喜さんもすばらしいんだけど。体当たり過ぎ。
ラストどういう終わり方をするかと思ったら
ここネタバレ
まさかの全裸エンド…
たぶんプライドかなぐり捨てた状態だから、全部徳永のおごりなんだろうな。いままでごちそうになった分全部返せたかもな、なんて別のことを考えながらとんでもねー絵面を見て終わり、はっきりいってそれまでの芸人のネタとか全部吹っ飛んじゃった…
ありゃあ飛び道具だよ!
昔、コントで板尾さんがやっていたようなギャップを狙った感じがあるが、板尾さんはそれをやっても見ごたえがあるヴィジュアルだったけれど、神谷さん…めっちゃおっさんじゃん…
でも面白かったです。林遣都氏、本当にうまいし、作品選びも秀逸…誰も出来ない役を演じきれるなあ。
そのあと牧くんを見たんですけどね、変身ぶりがすごくて首を捻ってしまいました。
同じ人よね…?同じ人なんだろうけど、テクスチャから違うような感じを受けました。
当分この衝撃は忘れられそうにないわ…