夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

聖剣伝説レジェンドオブマナ(LoM)をゲームアーカイブスでやっちゃう。

 発売当時に買ってプレイしていて、未だにソフトは持ってますよ。先日掃除していて見つけました。

 このゲームはサントラが素敵なので、いまサブスクのサービスで聴けるので聴いてみたらいいです。惹かれたらゲームをやらなければって思うかもね。

当時すごくハマって楽しんでいたんですが、途中で詰んでしまったんですよ。セーブデータを直近のものしか持っていない場合、起こりうる事故みたいな詰み方。あるダンジョンでボス手前でセーブしたらボスが硬くて勝てない、負けて復帰してもボス戦、セーブデータもそれ、という感じ。最初からやり直すしかなくて心が折れて。

かなり時間が経ってゲームアーカイブスで落としてPSPで遊んだのですが、操作しづらい気がしてそんなにハマれなかったまま今日まで来ました。戦闘中の動きがなめらかではないのは聖剣伝説の初期からそうといえばそうなんですが。

 

旬のゲームは旬のうちに、というのは、どうしてもあります。ファミコン時代のものはドット絵ええのう、って気持ちのまま遊べるけど、プレステ初期の荒いポリゴンとかはもっさりしていて遊べねえと思うのは世代かもね、20歳年下だと逆の感性かもしんない。

LoMは柔らかいイラストで時代を感じないけれど、アクションRPGだから動きのもっさり感が強く感じるような。

 

だからHDリマスターはどうなのかなーとわからないので、今日大好きなYouTubeチャンネルで大好きな声優さんとライターさんとクソ漫画家(敬称)が生配信で攻略すると仰っているのでそれを見て購入を考えようと思いつつ、サントラを聴いたら遊びたくなったので久々にゲームアーカイブスVerをプレイステーションVitaで起動してみました。

このゲームは自由度が高くて人によってはぜんぜん違う流れになるのでプレイ動画を見ても自分はそうなるとは限らないというのが配信者にとっても視聴者にとっても旨味があって面白いと思います。

 

ブラウニーブラウンさんが超好きでね…(聖剣伝説シリーズの独特の画風のキャラデザ、世界観がええなと思ったらブラウニーブラウンさんの制作したゲームは遊んでみてもいいですよ。いいゲーム多いですよ)

賢人見るたびに「ネバーエンディング・ストーリーみたい」とときめいてる。

いまニキータ(aka金の亡者)の最初のイベントをクリアして、自分ちの老木を覚醒させて、「小さな魔法使い」をクリアして、特にやることがないから瑠璃を仲間にしたところ。瑠璃美しいですよね…真珠姫も美しい。

 

ゲームアーカイブスでやるといいのは、HDリマスター化によって一番不評を買った(ファミ通のライターもぼやくほどの)フォントが元のまま、ってところですね。味わいがある。HDリマスターはあれはあれで見れば慣れると思う。

フォントを選ばせてくれとはたしかに思った。

 

主人公を男性か女性か選べるのですが、男性が可愛いので男性を選びがち。

若い頃は発想も単純だったので片手剣とかかっこいいものを選んでしましたが、モンハンを経ていまはハンマーを選びました。モンハンのイメージのままで行くとピコハンかっつーくらい小ぶりでかわいいけれども。

背景もキャラもHD-2Dっぽさがあるのでいま遊んでも古臭さがない。

バトルは動きがもっさりしていて、敵を倒すと経験値が結晶化して散るのを全部取りきれないという現象がHDリマスター化で改善しているならそれだけで買いたい要因になるんだけどな。

リアルタイムで遊んでいたときはリングコマンドがないのが残念すぎてぼやいていた覚えがある。

一番良く遊んだのが聖剣伝説2だったのでリングコマンド大好きになりますわね。

 

1時間位遊んでみてやっぱりいいゲームだなあ大好きだなあと思ってるんですよ。AFもいちいち素敵じゃないですか。あんなパーツみたいなものを地面に置くと町とかダンジョンになるとかファンタジーらしくて夢しかない。キャラクターを仲間にするかどうかでエピソードが始まってシリーズ物はそれとわかるのもワクワクする。

 

HDリマスター化って思い出補正がかかって買う前は良くても実際やってみると今どきのゲームとの隔たりを感じて最後までやりきる気になれなかったりするからお金の無駄と最近は思うようになっていたんだけど、FF9やこのゲームのような、ファンタジー色が濃いものは時代性とかその時の流行りの反映とかも薄いし、好みであれば新鮮なまま楽しめるのかも。面白いです。

操作性や動きに改善がなさそうだったらゲームアーカイブスをこのまま続けてもいいかもね。

 

シナリオ「精霊の光」好きなエピソードだわー。女性の方がかなり好きです。

HDリマスター版を遊んでいる配信動画を見ているんですが、視力が良くなった感じがしますね。配信では3時間近くで崖の町のガトのイベが終了。

私はそれをやっていて、いつの間にか(たぶんトレントを倒したときに手に入れた?)装備していた杖が最強武器の一歩手前のやつだと知りました。ケーリュケイオン

おかげでボス戦もそんなに難儀せず進められています。

これはもう、このまま(HDリマスター版を買わずに)やっちまえってことなんでしょうが、アーティファクトの置き場所をミスったのか、現時点で置く場所のないアーティファクトがあります。なにか別のを置いたら置けるようになりそうな気もする。

この手探りと詰みのスリルよ。おもしろいなー

Kindle Paperwhiteを買ってもーた件(商品レビュー)

 プライムデーの罠にズボッとハマったよ!!

 半額につられて買ってしまいました。黒です。触ってみたかったってだけなんですけどねえ。

普通のKindleとFireシリーズはいくつか持っていたんですが、 Paperwhiteは初めてです。

カバーとかフィルムとかのオプションは買いませんでした。半額なのにオプション買ってたらお得感が薄れるというケチくさい理由で。

 

すぐに届いて触ってみたんですが、噂の「紙をめくっているような触り心地」は紙自体そんなの意識したことがないから「そう言われればそう?」って感じ。サラッとマットですね。

それより、私はKindleにしてもFireにしてもちょっと好きじゃなかったのが、安っぽいプラスチックの外装だったのですが、 Paperwhiteは背面は柔らかそうな触り心地になってずっと安っぽさが薄れていて触っていて気持ちがいいから集中力のない私がその感触を楽しみながら読書に没頭できるという思わぬところから良い効果を既に感じております。

なんだかずっと触っていたい…

 

数年前はよく問題視されていた「ページめくり時に一瞬白黒が反転する」問題はずっと改善されていました。アレは私もどこかの家電量販店のサンプルで見て「なんじゃこりゃ」と思ったものでした。

 

明るさも抑えめで文章と背景のコントラストが弱めに設定されており、たしかに目にも優しい。私の目は眩しさに弱く、疲れやすいのでこれは助かる感じ。

iOSのアプリも最近ダークモード対応で白黒反転等もできるようになりましたが、黒背景白文字の文章って目に残る残像がわりとエグいので、さして目にいいとも思えないんですよね。

届いていま読んでいる本を同じダークモードで読んでみたけど残像はそこまで残りません(個人の意見です)

 

背面のさわり心地もあるし、レビューで見かけるようにアプリのKindleと違ってもう本を読むしかないガジェットだから、読んじゃうんですよね。アプリだとついメール来たかとかSNSとか見てまう。

集中力がすごくあるかまったくないかのどちらかしかない自分にはこういう、集中するしかない環境って他の面でも必要だなと最近よく思うのですよ。本読むしかない部屋とか、プラモ作るしかない部屋とかも本当はほしい。引越し先でできるかどうか。できるかな。

 

動作はもっさりしているけれど、ページめくりはストレスがない速さで、本を選ぶときだけじりじりするかしらん。パスワードロックしたらイラッとするかも。

所有しているKindle本約800冊のうち150冊くらいをとりあえず落としました。漫画は入れなかったので1GBくらい。

本当はKinoppyやKOBOもこの端末で読みたい。そのくらいこの使い心地はいい。

広告付きでも設定をいじるといらん情報(Kindleで人気の本とかおすすめの本とかは私には不要)はホーム画面から除外できます。

 

Kindle Paperwhiteは私には相性がいいみたい。

カラバリはどれも曖昧な色合いだったのでピンとこず、真っ黒にしたんですが、マットな背面に手の脂がちょっとテカって見えますね。ちょいちょい拭きたくなるかも。でも本当にさわり心地はいい。

 

あーでもこれはいい買い物をしました。

100冊読んだら元をとれると勝手に決めて読んでいきたいと思います。

自分探しのアローラ地方の旅 ポケモンサン攻略日記02

 最初の島メレメレ島でフワンテをゲットしてポケモンセンターにいる人のお題を達成してから次の島へ。

 いま6ばん道路のロイヤルなんとかに来て今日は終了。みずZも手に入れました。

時間がかかったのはそんなにプレイしてないのと、「ヒンバスをゲットするまで帰れま10」やってたからなんですが、ヒンバスがずかんにある状態で見せてくれといった人のお礼の金額が微妙にしょっぱいので諦めました。ヒンバスオメガルビーかなにかで大量に持っているような。たまご持ってたとかで。

いまポケモンY(殿堂入り済み)を開いたらヒンバスどころかミロカロスも持ってました。

ポケモンバンクを更新して移動させよう…2匹いたからなんの迷いもない。

(10分後)

帰れま10」やってた自分が馬鹿みたいね。

敵っぽい人に東京リベンジャーズに出てきそうな人がいて、彼はポケモンに優しそう。スカル団のおバカたちとはちょっと違う感じ(いまスカル団を思い出した)

カントー地方からだっけ、主人公が南の島へ引っ越してきてそこから島めぐりの旅が始まってますが、どこもかしこもリゾートで楽しいです。

 

アシマリがすごくなついていてこうかはばつぐんのわざを使うとドヤ顔で振り返るようになりました。かわいい。

日がな一日、ゲームやって美しいスイーツばっか作っていらっしゃる動画チャンネルをずっと流して必要な家事をこなして、刺し子もやっていました。スイーツ食べたくなるけどこの土日はおやつを用意しなかったんですよ。非常に物足らないけど、おやつってそう毎日食べるものじゃないよねと改めて思ったり。

自分が本当にやりたいことは見えてこず、でもポケモンサンを遊ぶのは楽しい。なんとか団の悪いやつに覚えてろよと何度言われても忘れてるフリをするのも楽しい。ポケモンサンはシナリオが面白い気がする。キャラクターのクセがほかより濃いような。

それに関して恨みつらみを書いたレビューもAmazonにはありましたが、自分のストレスをぶつけるところかなあといつも不思議に思います。そんなん、自分のブログにしとけ。

 

年末に長く住んだ家を引き払って引っ越すことになっているのだけど、具体的には不要品の処分以外なにも動いていないのでその辺りで落ち着かないのもあるんだろうなーと思います。土日の休みはあえて処分の作業はせず、ゆっくり過ごそうとしているのだけどこんなふうに散漫になっている。

私は特性上、詰め詰めのスケジュールを息切れしながら過ごしたほうが性に合うのかもしれないね…睡眠時間を削りながらね。

今月中に刺し子を作ってしまいたいとか思いつつ、ポケモンサンも取り組んでいきたいです。

いつもと手持ちの顔ぶれがちがうんですよね。

いつもはゲットしたらすぐにボックスにやりがちのどくタイプのポケモンを手持ちでかわいがっております。

 ポケリフレで撫でるとちゃんとびちゃぴちゃ言うし、手もデロデロになるのが細かい。

ニックネームは「みちお」です。

私はゲットしたポケモン全てにニックネームをつけますが、どうしてその名前になったかが謎のポケモンも結構多いです。

これは書店員さんならわかるネタ。(私は書店員だったことはありません)

 

ピカチュウがいつまでもゲットできないのでコイルも可愛がっております。すげー使える。

そしてノーマル、かくとうタイプには「みやぶる」を残してます。

ただいまのところ「みねうち」要員がいないので、どこかでほしいですねえ。あれがあるとないとで捕獲率が違う。

迷走はしていますが、のんびりいい休日でした。いっぱい寝たし。

ファンタスティック・プラネット(映画)

 これを祝日の午前に放映したNHK大丈夫か

悪夢から覚めたらテレビで悪夢やってたレベル

 

物語の舞台は宇宙のどこかの星。
進んだ科学を操る巨大な人型宇宙人ドラーグ族と、彼らから虫けらのように虐げられている、地球人によく似た人類オム族。
ドラーグ族による大規模な掃討作戦を前に、ついに二つの種族の全面対決が始まる…!

作風や変な世界観で確かに悪夢的だけど、話自体は皮肉が効いていて猿の惑星の続編みたいなところもあり。猿の惑星も原作はフランスだものね。宮崎駿監督がナウシカに出てくる生物の着想を得た作品とのことだけどナウシカに出てくる動物のほうが秩序があるというか抑制が効いていたような気がする。まだ地球の行く末にあって人間の想像の及ぶ生物という感じ。

この作品に出てくる野生の生物は本当に変だったな…それに対応する人間の行動も変だったけど。

主人公のテールがあかちゃんのうちにドラーグ族の女の子のペットになって変な服を着せられるんだけど小型犬が人間に着せられるのと似ていて50年近く前の作品なのに今にも通じる風刺にもとれる。わんこにも保温のために着なければいけないタイプもいるけれど、エゴにも見えるときもある。

その人間の衣装にしても感情ののってない表情にしてもなにかに似てるなと記憶を探して一致したのがAC部が手掛けたNHKの名曲アルバム+の「ウィリアム・テル序曲」の映像。

あの珍妙な中世の人たちの衣装と通じるものがあった…あと、「伝染るんです。」の斎藤さんが入っていた謎のサークルの服。変なんだけどどこが変か説明しようとしているとわたしの感覚が間違ってるのではと疑っちゃうような徹底した変さがある。ちょっと中毒性もある。人間の偉い人のあのタコのような頭の飾りはいったいなんだったんだ…被ってみたい…

 

話自体は人間目線で見ると不条理でシュールでもあるけど、強そうなおばあさんが出た途端にマッドマックスっぽさも出てきて物語のいやーな流れがマシになりました。途中いろいろあったけど、人間が害虫扱いでバルサン焚かれるのが、ゴキブリってこんな気持なんやろうなって思ったり。

変な映画だけど独特の色使いや映像の感触はほぼ同じ時期にフランスで作られた「ペイネ愛の世界旅行」を見たことがあったので似てるなーと思ってました。ファンタスティック・プラネットのほうがザラついているしシュールさが強い。

 ファンタスティック・プラネットはまた見たいかと言われたら「もういい」って気持ちになる。でも見たのと見てないのとではいろいろ経験値が変わるかもよ。改めてよく放映したなNHK

 

配信ではシネフィルWOWOWプラスに課金すれば見放題で、22日までアマゾンプライムビデオのキャンペーンで2ヶ月間、ひと月99円なので気安く課金して見ました。一昔前のBunkamuraで見られたようなラインナップが見放題で、わたしとしては嬉しかったのがクシシュトフ・キェシロフスキの「トリコロール」シリーズと「ふたりのベロニカ」も見られること。どれもDVDで持っているけど。それとチャイナ・ミエヴィル原作で映像化なんか無理やろと思っていた「都市と都市」が映像化されているものも見られるという…よく作ったね。

見られるのでオススメ?はリュック・ベッソンの「サブウェイ」。ジャン・レノも出ていて、変な映画だけど最後まで面白かったような覚えがあります。他のサブスクでは今の所見られないので、見たことがなかったら見るのもアリかも。

ふたりのベロニカ」は私には特別すぎるけれど、映像が雄弁でセリフや説明がいらない映画とはこういうものだと教えてくれます。クシシュトフ・キェシロフスキの映画は変態と偏愛の境目が曖昧だけど、そんなもんだと思えるのもいい。

 

 

 

自分探しのアローラ地方の旅 ポケモンサン攻略日記01

 データで買っていて2DSLLのなかで死蔵していたのです。

 冒頭のもっさりした動きや展開と、もともと等身の高いキャラのポケモンがあんまりだったのもあって最初の三匹でニャビーをゲットしたはずがデータを消してアシマリに変えて、そこから配布のなんか怖そうなポケモンをもらっただけで放置していたっぽい。

ウルトラサン・ウルトラムーンは両方セットで買ったはずが、話の内容がサンムーンと変わらず、「続編ちゃうやんけ!なんやこれ」とびっくりしてすぐに手放したのでしたが、あとで考えたらプラチナとかクリスタルと同じ位置づけならウルトラサン・ウルトラムーンをやったほうが良かったのではと思いつつ、いま手配しようとしてもそこそこいいお値段するし、最後までやるかわかんないしと思いながらなんの気なしに再開したら、いま遊ぶと妙にハマる。

たぶん剣盾で等身の高いのに目が慣れたのと、ハワイアンな世界観がいま閉塞的な雰囲気の社会の求めてる感じ、私は異常な出不精でリアルでは旅に出たくないけど旅に出た気分にさせてくれるものは好きなので基本旅に出るポケモンシリーズの中でも一番くらいに旅感のあるこちらはいい気持ちになれるような。

 

ただし数年前のタイトルなのでフルで楽しむことが出来ず、オンライン系のサービスが一つ終わっちゃってます。でも今も遊んでいる人がいるみたいでミラクル交換はほとんど待つことなく交換可能。

今回は最初の島、メレメレ島で従来のポケモンで言うところのジムリーダーであるしまキングのハラさんと戦って勝ち、その後に行けるテンカラットヒルに入りました。あとは昼に霊園でフワンテをゲットすれば今の時点で思い残すことはなく次の島に行けるかしらんということでここで中断。

このゲームの嫌なところは戦っていて野生のポケモンが仲間を呼ぶことが多いの。ドラクエマドハンドみたい。1匹にしないとゲットも出来ないし、バトルが長引いて非常に面倒くさい。

マドハンドみたいに気持ちいいくらい増えてブーメランで一気にスパッと行けたらいいけど全体攻撃ができるわざってすごく限られているからぎりぎりアシマリが進化したあとくらいに身につけるわざくらいしか対処できないしな…

 

それはどうあれ、最近ね、今までよりさらに集中力が続かないんですよ。

加齢のせいがあるのかどうかは知らない。

やりたいと思うものが自分でもわからないというところもある。こんなふうに数日前にはまったく思いもよらなかったゲームをめっちゃやってるかと思えば、読書もあれこれつまみ食いしたり。部屋の掃除で見つかった「ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡」をやりたくて環境を整えようとしたり。おなじく掃除というか整理をしていて見つけた歴代ポケモンの、片方は殿堂入りしているけど片方は始めてもいないというソフトを始めてみたらあっさり御三家のメスがゲットできて始めようとしたり(ソウルシルバーを始めてます)

 

でも本当に私がやりたいことってなんだろう。

ぼーっとポケモンで旅に出ていると、平日にあったことを思い出して、嫌いな同僚の言動にムカつき直したり、そんな自分の性格の悪さに嫌気がさしたりもする。最近ちょっと荒んでいるので何に対しても意地悪な目で見がち。

ゲームはもうあまりやらなくてもいいと思ったり、そうかと思えばこんなふうに夢中になったり。

でも本当は本が読みたくて手元にいろいろ用意している。

なにかにちゃんと集中したいんですけどねー

 

なにに集中したいのかはっきりしないまま、つぎの島へ行こうと思います。強制イベント入ると会話がもっさりしているけど、リーリエは前より可愛く思える。たぶん例のPVのおかげ。

 

 

「ダンガン×ヒーロー」をご存知ですか

諸事情で持っている漫画をいろいろ読んでいるのですが、こちらは発売当時から持っているものです。電子書籍化はされていないのかー。もったいない。

 人をガン見してしまう癖やいわゆる高校デビュー的要素から治安の悪い街の強面から苦手な女子までに追いかけられがちの主人公、真弓ちゃん(1巻の表紙の男の子)は用心棒として天野あきらというガサツで腕自慢の同級生女子を雇う。一人暮らしを始めた彼は、生活費を酒とパチンコで使い切った彼女と、地上げで住んでいるアパートを失った子持ちの怪力高校教師田原坂先生と自分の部屋で暮らし、全員喧嘩が強いことからその日の食材稼ぎに覆面をかぶって治安の悪い街の正義の味方稼業を始める、という今どきはいろいろありえないストーリーなんですが、当時から痛快で面白かったんですよね。

高校生が飲酒したり、サブキャラだけど生徒会長がホストクラブに通ったりとか当時は別に流せた描写が多いけど現在は少女マンガ誌では見られないはず。最近の少女漫画はあんまり読まないから知らんけど。

 

それぞれの登場人物が家庭に事情を抱えていて、田原坂先生は赤ちゃんを男手一つで育てているけれど実は血がつながっていないとか、あきらの保護者は性転換した美しい元父で最近男性と結婚した新婚さんだとか。

このあきらの母の「ひかるさん」が素敵なのですが、あきらが子供の頃に性転換したときのあきらのフラットさや、話の途中で真弓ちゃんがそれを知っても反応がいいんですよね。真弓ちゃんは誰にも迷惑をかけていないし本人が幸せなら、ってスタンス。あきらは父ちゃんか母ちゃんか呼び方に困ってるだけ。

こういう素直で優しい人達の優しい世界のなかにヤクザの密輸事件や刑事の脅迫事件が絡むからなかなかバイオレンスだけど基本的には本当に優しい話なんですよ。

 

作者は山口美由紀先生ですが、この方は赤ちゃんから大人まで体のデッサンがしっかりしていて赤ちゃんの丸っこいところから大人の男性の筋肉質まで、美しい女性の女体まで見応えがあります。とくに生徒会長のブルマー姿が美しいんだわ。いまは現実でもあまりないらしいブルマーですが、この漫画では割と多めに見られます。

 

物語のテーマとしては、男女の関係性についてですが、友達よりも繋がりが深いけれど、恋人と呼ぶにはふたりとも「おぼこい(方言)」。あれこれちょっとずつ悩みながらも距離感とその感じをうまく表現する言葉を見つけていく過程がとても可愛らしいです。

 

30年以上前の漫画だけどいつ読んでも楽しい。

 

コンプラ的には酒、(正義のための)暴力が絡みますが、私が学生の頃にこれを読んでも酒も暴力も全然興味がなく未だにお酒もめったに飲まないから、読む本とかドラマとかに酒や暴力が絡んでいても影響力なんて微々たるものだと思うけれどな。

それより、最近昔の漫画をよく読んでいるんだけど小学生の主人公の男友達が大好きな相手が男の子であるとかいう描写があったり、カードキャプターさくらはいろいろ関係性に興味深いものがあるし、昔のほうがその辺が特に狙いすぎずごく普通に寛容で当たり前のように溶け込んでいて普通に読み流せる感じがする。同性で愛し合っていても「そういうこともある」と自然と思っていたし、逆にそれをおかしいとか自分の感覚を他人に押し付けて相手を傷つけることが理解できなかったものだった。

 

最近漫画の単行本をあまり買わなくなったのは、単行本自体が様々な事情でケチ臭く薄くなってしまったのと、1回読んだら(面白かったら)10年は覚えているから本棚にあっても読み返す機会が少ないのと、面白さより様々な規制がかかってこういう描写なんだろうなというのが頭に引っかかるようになったからなんですよね。

いま買ってるのって「ミステリと言う勿れ」と「よつばと!」と「3月のライオン」と「きのう何食べた?」と「ダンジョン飯」と「ゴールデンカムイ」くらいかな…「乙嫁語り」と「宝石の国」は好きなんだけど途中から買いそびれている。

たまに1巻無料とかで本を読んだりするけど、続きを読みたいほど面白いものはそんなにない。

 

コンプラとかなーんも考えないで読んでいた時代の漫画がやっぱり読みやすいけれど、いまの子どもはいろいろ気遣われたものを手にするんですよね。これどんな感覚なんだろうな…大人以外が酒を飲むとか。そういえば「今日から俺は!」のドラマ化は子どもに大ウケだったとか。どれだけ現代の漫画が気をつかっても(アニメとか血が赤くないこともあったり)昔の無茶やってるほうが面白くてウケるのは現代の人のすり減る気遣いが空回りしているようで悲しくもある。こうやって縛りに縛ったものを、緩めることって難しいからますます締め付けられていくのかなー

その頃には漫画ってどうなってるんやろ。鬼滅は結構残酷な描写が多いけれどそれを懸念する親とかいたりそれでも好きな子どもがいたり。それを言うとコナンくんなんかほぼ毎回少年少女たちがリアルな死体と向き合ってたり、下手したら自分たちが狙われるという状況に追い込まれている。でも人気だから許されているような。

 

そのへんの線引き、締付けについて思いながらも昔の大好きだった漫画をいま消化しているのでした。

S-Fマガジン 2021年6月号「異常論文特集」(の、連載部分のP160、161だけとりあえず言及)

 プレ値がついとる。(知ってた)

 異常論文という聴き慣れないジャンルがどんなものか知った瞬間に「わたしの!性癖!」と興奮するほど性癖で、性癖過ぎて数行読んだだけで呼吸困難になる。

ということで、まだそんなに読んでないです。

 

各作品の感想は追々で、目についた連載について。

 

160、161ページのBOOK GUIDEなんですが、2021年2月1日(月)〜3月31日(水)の間に発売されるSFファンタジーの新刊再刊のリストが掲載されています。

タイトルあいうえお順で、必要な情報が簡潔に細かくリスト化されていて、パッと見ると羅列されているのはわかる、ちゃんと読むと手間かかってんなーと。

ジャンル分けもされているから、タイトルを見て気になったらジャンルも確認して、という流れで買うか買わないかチェックできるので、SFファンタジーなどの括りで自分が情報を漏らしている作品を攫うのに最適です。いま新しくて自分にとってどれがいいのか情報を得る時間がないという人にも良さそう。私も最近はTwitterをそんなにチェックしてないから知らない本もそこそこあった。

 これ気になっていたけど発売がいつかまでは押さえていなかったやつ。

私くらいになるとタイトルで当たりを見つけるので(嘘です)こういうリストがあるとありがたい。

S-Fマガジンは当分買ってなかったのだけど、次号も(SFBL特集なら)買うつもりなので次号もチェックしてみます。(後日:JA特集だったので買わない予定ですごめんなさい)

 

異常論文というジャンルは、そういうジャンルの名前がふさわしいかは謎だけど(奇妙な論文ではある)好きすぎて、既存の作品もいま集めていて手に入るごとにすごい多幸感で満たされています。

 

 

 こちらも関連本…だと思う。私の脳から変な汁が出そうなほど好き。