夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ストレンジャー・シングス S4 感想

11月下旬で一旦Netflixを解約するので、延ばし延ばしにしていた作品の視聴をサクサクと進めています。

言うても新しい価格帯の広告付きに切り替えるだけになるかもしれないですけどねーでも広告大嫌いだからなあ。

 

ストレンジャー・シングスはこれでまた全部視聴済みになりました。

新キャラが数人出ましたが、エルとオタク少年たちに協力してくれる人は必ずいい人だし、新規加入が年上男なら仲良くなるのはダスティン、というのが安定していて好きです。スティーブとダスティン、エディとダスティン。どちらのコンビもよい。

ウィルたちの方の協力者のエキセントリックなアーガイルもかなり面白かったし、存在になんの不安もなかった。

 

ただ、死亡フラグが透けて見える人と見えない人がどうしてこうもわかりやすいんだ…と、そこはハラハラしていました。

 

大まかに三箇所に分かれてそれぞれの場所で予想を超える困難が起き、全員必ず絶体絶命に陥り、思ってもみない方法で起死回生という、これで面白くなかったらやばいってーていう展開、ほぼノンストップで見ました。

 

エディの髪型、懐かしいという温かい気持ちになりましたね…エディのキャラが、実はとてもいいやつ(麻薬の売人をやっているとはいえ、買おうとするスクールカーストのてっぺんにいるはずの女の子に対しても親切で紳士的だったよね)でなにをやっても憎めない、逃げてる姿もなんだか応援したくなる、伯父さんもエディを信じているところを見ると日頃どれだけいいやつなのかが伝わってくるんだけど、それだけに…見えるんよ…と思いつつ、アーガイルを見ては「この人は絶対死なない」と確信していましたね。

 

S3から出演しているロビンがイーサン・ホークユマ・サーマンの娘さんといま知りました。言われなければわからん。なにかの記事でお母さんとツーショットを見たことはあったな。

バスケ部のバカどもが頭悪くてイカれたことを言っているのに誰一人それをおかしいと思ってないし(むしろ煽られて熱くなるおっさんたち…)実際酷い暴力行為を行っているのにそれは不問なの?(エルはとっとと捕まったのに)とよくありそうな不条理が、昨今のSNSにはびこる陰謀論と集団ヒステリーを彷彿とされて今に始まったことでもないよなあと改めて思ったり。

 

ホッパーが生きてるのには正直びっくりしたけど(ウィルの母の男運最悪ではとS3のときに言ってた)帰還するまでの過程が一番スリルがあったなー。大好きなキャラだからよかった。

ヴェクナの人、撮られ方と顔芸で随分違って見えて、私は日本語吹き替え版で見るんですけど演者が日野聡さんだから演技も素晴らしくて、思慮深そうな物腰の柔らかい人から冷徹なサイコパスまで魅せてくれました。結果的にヤバい見た目だったけど、(おそらく)ラスボスが美男なのは美味しい美味しい。

 

大好きなデモゴルゴンと、意外なところでわれらのレザーフェイスカメオ出演(?)が見られてホラー面もなかなか強烈でしたが(死体がまあ、えげつないこと)、私は元々ものすごいホラー嫌いだったはずがいつの間にか克服できていてデモゴルゴンにはキャッキャ言うし、レザーフェイスのシーンは爆笑するし(笑いどころだったしな…)、酷い死体もわりとまともに直視できていました。

ホラーいけるかもしれん。

 

シーズン5が最終になるらしいのでこのまま付き合うと思います。

いつでも見られると思うといつも見ないから、こうやって一旦契約を止めることになって良さに気づくところがありますね。本当、今回も良かったな。ダスティンがちょっと大人になったね…