夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

春ゆきてレトロチカ 3章〜 5章 本編と関係の薄いツッコミ感想

いま4章です。

3章は1972年が50年前ってのにまず衝撃を受けましたね。

1972年は生まれてないけど東京のクラブってこんなもんだったのかな、ってよくわかってないからなんかそれより10年くらい描写が古くね?と思ってしまった。早口のニュースで語られそうな雰囲気…

そしてクラブ歌手松本若菜さんがぴったりすぎて、不老の歌姫という役柄も、その内実もしっくりしてあて書きではと思ったり。

事件の内容は手がかりが散漫で当てずっぽうで答えてしまうことが多かったけど、語り手の「いよさん」がクラブ歌手の追っかけという微妙に強引な立場で作家でも作家志望でもない人なのでなんか一生懸命振り絞って間違えたときのいたたまれなさが佳乃さんより強かったです。

でもSランクでクリアなんですよねーなんででしょーねー(棒)

うちの母が元クラブ歌手なのでこんな感じだったのかなとか余計なことまで考えてしまいました。わずかに馴染みのある世界ではあった。

 

4章はいま序盤なのですが、久坂さんと佳乃さんの関係性が謎でお部屋の相部屋をじわっと拒否して紳士的ながら佳乃さんの父(2章と違う役をやるのかと笑った)から意味深な「よろしくおねがいします」からの「わかりました」で、見てるこっちは「え、どういうこと?」って前のめりになってしまうわね。

ふつー、大正時代に嫁入り前の娘が謎のイケメンの世話になっているというのは世間体が悪くてどこの馬の骨だお前ってならないか??

火サス同様、変にカップルが出来上がってしまうということはなさげと思っていたので(火サスとかワイド劇場とかは長い長いシリーズだと節目で出来上がったりはするけど、匂わせまでというのが王道の気がしてる)意味深なのか意味深じゃないのかよくわからん。

松本若菜さんがモガらしいコスプレをしているのですが、すごく似合っていてマジで大正のモダンガールに見えちゃう。

・灯籠を作っている木が間伐材に見える

・舞台の旅館のカーテンレールがアルミじゃないかとヒヤヒヤしてる

・人がいない感じがあるとはいえ旅館の廊下で話すことじゃねえええええええ

・ドラマあるあるの、メイクを落とさないまま寝てるヒロイン

・なんで寝起き?で帽子をかぶるんですか如水さん!!

・大正時代にめちゃくちゃキッツい妻はなかなか斬新

・つーかどうやったらそんなにメガネが吹っ飛ぶねん

・大正時代にしては窓ガラスに歪みねえなあ(昭和初期のガラスは見たことがある)

信楽焼をこんなふうに使うの初めて見た!ふつー日本人形とかだけどよりによって信楽焼

・だから君らの関係性ってどうなん?(守れなかったと謝る如水さん、佳乃を呼び捨てにする如水さんいったいなんなの!?)

・大正時代に指紋検出の科学捜査があったんだろうか…と調べたら1908年には日本の受刑者の指紋を採取するようになったらしいので科学捜査は行われていた模様。事件そのものより時代考証にうるさいわし

・あの時代の格闘はお相撲になるのか…

・***************(本編にひどく触れるツッコミ、いろいろ詰めが甘いぞふたりとも!)

・如水さんマジイケメン

・結局この二人の関係性ってどうなん…佳乃さんのほうはそこまででもないけど久坂さんはめっちゃ近くない??

・100年前に20代だった人が2022年に30代の男性の祖父って無理がない?ざっくり50歳の頃に父が生まれてる計算になるのか。そう考えると無理ではないけどもー妻があのままだったら超高齢出産じゃね??

・如水さん子持ちだったの?(そういう言い回しに感じる)

(4章から5章の間)

・ちょ!なんで○○○○!!(ヒロインの詰めの甘さよ…!!!)

・いやそもそも100年前に年齢不詳ですでにちょっと枯れていたのになんで関連付ける

(5章)

・私がツッコミ入れたいことを佳乃さんがツッコミ入れた

・やっぱり如水さんて(みなまで言うな)

・この時代の小説のわりに内容がグイグイと私好み

 

つづく!まさかの展開!!

 

・まさかの展開なんだけど如水さんが気の毒

・ここへ来て超面白くなっていて困る(寝られない)

・御飯よそってあげるのそっちかーーーーい!!!御飯作るのそっちかーーーーい!!!なに食べさせてもらってんねん!マジでおせわになってたんやな!!??

・いやそれより謎をときましょうよと思う瞬間

・あらあ…