松尾たいこさんが大好きで、彼女の手がけた装丁がいいなーって軽い気持ちでぼちぼち集めています。河出書房新社の奇想コレクション。
もう配本は終わっているし大体絶版なので、もう古書で手に入れることがほとんどです。
リアルタイムで購入したのは3冊だけなんですよね。

- 作者: ロバート・F・ヤング,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: コニー・ウィリス,大森望
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/12/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: タニスリー,Tanith Lee,安野玲,市田泉
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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SF、ファンタジーの垣根なく不思議な味わいの作品が集まっている印象。
「最後のウィネベーゴ」は表題作が犬好きなら読め!って作品でした。話の内容がだんだんわかるに連れて涙が止まらなくなる。
「たんぽぽ娘」は作品自体が発売される瞬間まで伝説の扱いで、配本リストに上がっていてもいつまでもいつまでも本当にいつまでも配本されないから待ちすぎて死にそうになっていた中でライトノベルのベストセラー*1で取り上げられ、ドラマ化された作品でも取り上げられ、実物はとんでもねー稀覯本(当時の時価2万円くらい)*2だったので話題になったところへうまく漸く配本になったのがすでに懐かしい。
実際読んでみたら、魅力的で印象的なセリフがあったり、たしかに面白い話ではあったが1万円とか2万円とか払ってこれだったらあくまで私個人はですが思わず燃やすかもしれないというくらいで、価格による印象の補正、絶版という名の印象の補正は恐ろしいなあと思ったのも確かでした。
このブログを遡ればもっとマシなことが書いてあるかもしれない*3けれど、5年経っての印象はそんな感じ。
文庫化されてスタージョンの本などは買いました。
![[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション) [ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ZEFsEd4QL._SL160_.jpg)
[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)
- 作者: シオドアスタージョン,若島正,Theodore Sturgeon
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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- 作者: シオドア・スタージョン,大森望
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/06/11
- メディア: 単行本
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- 作者: シオドア・スタージョン,大森望
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/12/22
- メディア: 単行本
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文庫版はまたちがった装丁で綺麗ですよ。
こちらも文庫版で買ったのですが、装丁が松尾さんじゃないのがネック。
↓
こちらは表題が変わって違う出版社で発売されています。
リアルタイムに買えばよかったんだろうけれど、当時はピンとこないこともあってそこまで買えなかったのだけど、いまになって気になるものが増えてきて、ぼちぼち買っています。

- 作者: パトリックマグラア,Patrick McGrath,宮脇孝雄
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ジョージ・R・R・マーティン,中村 融
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/09/15
- メディア: 単行本
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ガミッチ(↑このニャンコ)可愛い。ほかにガミッチものの作品が所収された本はいくつか持っているのだけど関係なく買ってしまった。ガミッチー!!
こちらは文庫版もありますが、装丁がぜったいこっちのほうがいいので古書で買いました。
ねえ?

- 作者: テリー・ビッスン,中村融
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テリー・ビッスンは図書館で借りて読んじゃって、フェッセンデンの宇宙は文庫版を買ったような買ってないようなの記憶が曖昧なので購入も保留中です。
まあそのくらいは現実的な感じでこだわりも薄い状態で、コレクションしています。

- 作者: ジョン・スラデック,柳下毅一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/02/19
- メディア: 単行本
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- 作者: ゼナ・ヘンダースン,安野玲,山田順子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/02/21
- メディア: 単行本
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- 作者: マーゴラナガン,Margo Lanagan,佐田千織
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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残りはこちらなんですが、すでに価格が高騰しており、そして文庫化する様子もない感じ。
どうしても読みたかったら地元の図書館には揃っているからそちらで読めばいいのだけど。綺麗な装丁だなーって。
こんな風に、あとになると手に入りにくくなる作品もあるから、本当はリアルタイムで適正価格で買ったほうがいいですよ。
ところで、古書で買っても「新品・未使用」としてかなり安価で売っているものもあるんだけど(ちょっと難ありだったりはする。経年で小口が汚れていたり)こういうのってどういう経路で新古本として売られるんだろう?再販とはまた違う気がするのだけど…?
あ、夜更けのエントロピーは買いたい。
*1:

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延,越島はぐ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
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*2:

たんぽぽ娘―海外ロマンチックSF傑作選2 (1980年) (集英社文庫 コバルトシリーズ)
- 作者: 風見潤
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1980/02
- メディア: 文庫
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*3:確認したら、なーんも書いていなかった…忙しかったし表題作を読んだきりだからブログに上げていなかったみたい