やっと届いた…今度から早め早めにオムニ7やな、発売日に欲しい本は。Amazonよりは確実。yahooショッピング関連よりも確実。ただしあんまりポイント的な旨味はない。あとセキュリティ大丈夫?って不安はあるね。
読んでいると映画のことを思い出して色々面白いし、前日譚は素敵ですよ。読んでまた映画が見たくなること請け合い。じゃあ、感想書いていきますか!あと公開からこっち、様々な意見を見る中で思ったことも書いているから、ざわついている人は引き返してくださいね!
劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ シナリオブック
- 作者: 徳尾浩司
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2019/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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時系列追えていたんだけどジャスの結婚とシンガポール打診がごっちゃになっていたので補完できて助かりました(そこ?
シナリオにあって本編にないところ、このセリフの応酬に乗せた演技の凄さと相まってシナリオだけではあの映画は出来ないし、シナリオなしではあの映画ができないという感じでね。
あんまりト書きはないけどたまにあるのが可笑しい。SASUKEって!
冒頭のダイビングキャッチのあとの行動がアドリブなのにニコニコしてしまった。
演出上あえて省いて演技で見せた台詞もあるのだけどシーン62、P90の私が度々話題にしているシーン、時の流れに身をまかせているやつ。あれはるたん現実に戻ってなかったけどそこで随分解釈変わるなーって驚いたり。
サウナのシーンで悪いところ10個のマミ様のセリフで牧くんの特徴で私が萌えたり。
はるたんは知っているとみたね。
あれを含めて2回「プライドが高い」と指摘されている牧くん、プライドの高い20代アラサーエリートの仕事と恋愛の板挟みを私は見たんだなあ…
シーン81もセリフだけで見ると淡白なやり取りにも感じるのよね。炎の中で二人きりですごく大事な話をしているのもね、それに演技が乗るとあんな素敵なやりとりになるとは。様々な神解釈を読んで自分なりにもお婿のろくちゃんとあーでもないこーでもないと話し合えるような空気を作られる演者の力量に改めて感服したのでした。これさ、他の俳優さんだったらこんなにハマらなかったと思うのよね。
田中圭さんと林遣都氏だったから私は大好きだし心が揺さぶられるのだろう。シナリオに対する演技の乗せ方が非常にいい。これがベストって気がする。例えば別れ話をなかったコトにしてほしいという会話。あのままだとニュアンスが違ってくる。田中圭さんが知っているはるたんは劇場で見たああいう言い方をする。
橋の上で花火を見に行く話をするとき、林遣都氏が演じる牧くんだったらはるたんのネクタイを掴む。(しかしあのト書き、たしかにはるたんはそういう表情をしていたので素晴らしいと思うのよ!!)
前日譚は映画の大事なシーンの裏設定で、なるほどそうなると牧くんがとても美しかったのも納得、という感じ。あんな展開になるなんて悲しさが倍増だけれども。
外伝の牧くんの回も牧くんのはるたんへの言い方、セリフが林遣都氏が演じるとあんなに可愛く親密感ある雰囲気になるのかと。「つまんない」はアドリブだったのかと。あれたまらなく可愛い…アドリブだったなんて…本当に林遣都氏は牧くんなんだなあと感動した瞬間でした。
徳尾さんと田中圭さんのインタビューやスタッフ座談会を読むと本当に完結なんだという感じなんだけど*1まあ、それならそれでいいかなあ。ここから先はなくても間はあってもいいけれどな(まだ言ってる)
まあいいや、変にブームになっちゃうと今後の俳優さんのキャリアの重しになっちゃうかもしれないしな、それぞれそんなことは払拭できる実力をお持ちだけれど、私はずっと牧くんを探し続けてしまいそうだから、あれだけ他所で違う顔を見せてくれると逆にホッとすると思う。寂しいけれど!
ここまで思い切りよく完結って言っているのにずるずる作ってもらうのも変な感じ。
ずっと一緒にべったり暮らしていれば「一緒にいる」というわけでもないしなあ。離れたところにいてもその愛情を信じられる相手はいると思う。わたしの場合はいま関西地方にいる幼馴染の親友で、学生の頃から愛しているし。お互いにお互いの老後を見る気まんまん。でもお互い結婚しているけれどな。
愛の形もいろいろあるし、関係性にもいろいろある。もともとそういうセクシュアリティじゃなかったはるたんがたまたますごく好きになってずっと一緒にいたいと思ったのが男性の牧くんだったってだけでもういろいろある関係性の様々な範疇に入らないものな。だから、離れて暮らしても、きっと寂しいけれど相手を尊重できる関係を築こうとしていけるんじゃないかしら。
って、ろくちゃんに言うと「俺無理無理無理無理!」って。ろくちゃんな…大学で関西方面に進学しても週に1回は新幹線で帰省していたから、私に会いに。
「今の時代だとFaceTimeで会話ができるからまだいいけれどさ!でも無理!れーちゃんと○○(我が家の愛犬)と一緒じゃないなんて無理!」って。
私はねえ…集中がすぎるとろくちゃんや愛犬の存在を忘れてしまうからね…存外淡白なんですけどねえ…
まあ、われわれはどうあれ。
映画の評価が思いっきり割れていることに関しては、「おっさんずラブ」とその続編たる劇場版に何を求めていたか、どこまで読み取ったかで大きく分かれるんだろうけど、不満点を個人のツイートをスクショして攻撃するとかまですることかな。あと個人的な感情を公的なレビューサイトで声を上げることかな。すっごくネガティブなことが書かれていてああいうのは、ご本人のもともとの性分にもよるんでしょうけど。
私もツイートしたけれど、これにつきます。
劇場版おっさんずラブの内容を自分の思ったようにならなかったからとブツブツネガキャンしている人には風間俊介さんの名言
— 坂田は6回DEADした (@goldilockszone7) 2019年8月26日
「勝手に嫌いになっているのはそっちの落ち度だぞ」
をお見舞いしたい
楽しい感情は広げてもいいけれど暗い感情はうつりやすいし人を不愉快にさせるからほどほどに。
自分の意に沿わないネガキャンに文句を言うのもちょっとちがうしねえ。だからネガキャンを見たら「そっちの落ち度じゃないかな」って思いながらそっと閉じてる。不満ばっかの暗い人が苦手なのよ。もともと愚痴とかも聴いていられないしな…
私はいまこの時を楽しみたい。反響を受けて全力で映画を作ってくれた。ドラマと同じく構造が深く、どこまでも読み取れる。それを存分に味わいたい。あと円盤化されるまで時間がかかるからできる限り美しい牧くんを頭に焼き付けたい。公式の意向を汲みたい、尊重したい。お金を出したい。
ということであと3,4回は見に行くぞ!!今週末3回、来週出来たら1回(来週は思い出づくりに別の映画を見に行けたらと思うので、それに合わせて行けたら…)。
*1:そうしたらテレ朝のあの発表本当になんなの、とまたブツブツ言う消化不良感を抱え続けているわし