見た人にしかわからないネタバレをするぞ。どうせ個人のブログだ。覚悟の上でいてくださいね!
WEBブラウザで見る場合折り畳めますが、スマホやアプリで見る場合は折り畳みが効かないので一応この下にネタバレがありますよ、見てなかったら引き返してね、と注意しておきます。たぶん本当に見た人にしかわからないネタバレになる。

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まずいちばんに言いたいのは、
家宝をチャリのかごに入れるか 笑
だよ!!!!大島さんにつっこんでもらいたい。
鋼太郎さんは乙女むさしをオードリー・ヘップバーンだと思って演じたと仰っていたけど本当になるかオードリーに。
記憶喪失になっても好きな人をまた好きになるか?っていままでいろんな恋愛作品で見たやつを改めてやられても、今回は全然いけた。だってむさしだし。ああこうやって彼は恋したんだなあと知ったり。ドラマシリーズでのむさしは10年我慢していたけれど、それは上司の立場で新人の頃からはるたんを見守っていたからであって、今回は知らないけれど部下らしい春田くん、ってことでアプローチも早かったという…全然、無理がない。
はるたんの行き詰まり、イラつき、荒ぶりは何回か「ちずちゃん来てー!ぶっとばしてー!」って思ったけれど、牧くんへの愛情が強いのは確かで。あかん、泣けてきた。
牧くんは牧くんで、もともと素直じゃない子だけどあのときの弱音を聞いていて、やりたかった仕事のチャンスで頑張りたいけれど、そんな自分だと嫌われるんじゃないか、距離ができるんじゃないか、離れていくんじゃないか、って不安で自分から離れ気味になって行ったんじゃないかと察してしまった。お互いに嫌なところが、って言っていたけど自分の嫌なところがって気持ちのほうが強いのが牧くんだよ…たぶん。たぶんですが。
ドラマの方で一人で勝手に決めんなって怒られてたけど今回もはるたんが怒った言葉はまた牧くん一人で抱え込む癖について指摘していたのよね。一緒に考えられるチャンスもあったのに、冒頭で台無しにしたのははるたんだけどな。あのときの牧くん最初は可愛かったのにガチのもみ合いになったのすごかったな。男性カップルの喧嘩って本当力と力のぶつかり合い、もみ合いなんですね。
今回ははるたんが牧くんへの気持ちに自覚があるからそれだけ牧くんへの思いがいろいろ見えてくるんだけど、作中であのすごいセリフも良かったんだけど、私的にびっくりしたのがマミ様に牧くんを取られなくするためとか思ってザトウクジラとかマグロのように飛び込んだところ。ちょっとあれ牧くんに見てもらいたい。
牧くんも大概自己犠牲の人だけど、はるたんも相当じゃん…あれマミ様がその気になっていたらどうするつもりだったんだろ。
(あーでもはるたん、本編でもうっかりむさしと結婚しそうになるし、びっくりするくらい自分のことはあまり大事にしてないというかどうでもいい人だったな。なんてブレないんだ。いや自分のことは大切にしよう?)
→ガチネタバレなので脚注で失礼*1
きんぴらごぼうのシーン、あれだけイチャイチャしてるのにきんぴらごぼうなのがあの二人らしいよね。結局どっちが食べたんだろ。仕事が絡まなかったら牧くんの年下の彼氏ぶりが可愛いよね。その日は休みをとってる、からのやり取り本当に可愛かった。
サウナのシーンと工場でのむさしと牧くんの対決は牧くんは2話のキャットファイト再びの勢いで荒れ狂うチワワだったけれど、中の人がワクワクしているのが見えてくるほどイキイキしていたような。あと、私的に林遣都氏の美しいダッシュがたくさん見られて幸せでした。
サウナ、面白かったね…2回見たけど2回とも爆笑したわ。その前のむさしのうどん屋でのパワハラも可笑しかったけど。あれオードリー・ヘップバーンじゃなくて4歳児の駄々っ子じゃん…それに牧くんはむさしが絡むとはるたんが大好きなのが攻撃的に出てくるの可笑しい。普段そんな素振りをあまり見せないように表情強張らせているところが多いのに、むさしにはムキになるの、あれ本気で取られるって思っちゃうのか、はるたんが情にほだされる危機感があるのかな。作中で秘められた真・ヒロインが牧くんなんだけど、そんな牧くんを柄杓で叩けるのはむさしだけ!あれふつーにアドリブでしょ…
10個言えるの最新ヴァージョンで私の大好きな俳優さんの名前が韻を踏むために出てきて(これもアドリブかな。遣都氏と鋼太郎さんと一緒にドラマ出てたでしょ)可笑しかったんだけど、なにか言うたびに牧くんが真顔で訂正していて今彼の正確な情報もっと大声でえええ!って思った。
真・ヒロイン(むさしにもヒロインって言われてた。ヒロイン爆誕ってパワーワード出てた)牧くんを真・ヒロインだと思ったのは花火大会の待ち合わせ。
あれ、初花火及び縁日デートの待ち合わせでちょっと緊張しているのがまた美しいってシーン、女の子がやっているのを何度も何度も実写でも漫画でもアニメでもみたけれどさ、実写で男性が美しいの初めて見た!あの瞬間「生きててよかった」って本当に思った!男性でこんな美しい姿が見られるとは。
花火大会に浴衣姿で好きな人と待ち合わせに緊張するのは女性だろうが男性だろうが関係ない。見ごたえがある。
痴話喧嘩のあと(ジャスいい子だったね…)牧くんが本当に悲しそうだったんだけど、いやそこはふたりとももうちょっとさあと思っていたけれどそのへんは雨(爆発、爆弾)降って地固まったけれども。いっこいっこはるたんと牧くんが表情で魅せるんだわ…はるたんは本当はああいうこと言いたくなかったって感じだし(でもちずちゃんの代わりにビンタしたかった私。あれじゃあ面倒くさい彼氏だよ!)牧くんはもう牧くんの持ち味ってくらいの表情するし。あの顔をドラマシリーズで何度見て胸が苦しくなったことか。
牧くんのおかーさんのフォローとか、父の息子思いとか見てると春田母のフリーダムぶりがさすが春田母って感じだったな…結局あたるくんはどうなったんだ。はるたん、あたるくんと暮らしてたの?そのへんとかの春田家が相変わらず謎なままなのよね。
マロ蝶は安定感あっていい関係を築いているので見ていて嬉しかったなあ。蝶子さんがおかあさんみたいなところがあるけどマロには合うだろうなって。マロ、武川さんにも蝶子さんにもおでこ打たれていて可愛かったね…
マミ様はさんざん思わせぶりだったけれど、ああいう人なだけ、ってオチでそこもまた良し。あとサウナのシーンでこの人はこの人で謎のいい体じゃないか!って。
サウナのシーンはむさしの片乳にみんな爆笑していたけれど。
男同士で結婚するとかの難しい部分にどう触れるんだろうと思っていたけれど、意外なくらいはるたんは真剣に考えていて、ドラマシリーズを見ていた者がいろいろ気になっていたことを踏まえて、それでもって出した結論に私は2回とも泣いたよ…
そのセリフを私は聴きたかったん。牧くんにも必要な言葉だったんじゃないかしら。
牧くんも不安をほぼ初めてはるたん本人に言えてよかった。これからは言い合えるかな。
だからあの結末を迎えられたのかもしれないねえ。
爆発シーンで一番初めにジャスが助けに来たのは彼が一番特撮慣れしているからだと密かに思ったり、むさしがはるたんと牧くんと分断されたあとの荒ぶりが、「これがナレ本能寺の変*2の内幕では…」とメタいことを考えていました。
工場でむさしは牧くんにいいことをいっぱい教えていたとこ、むさしの愛に嘘やカッコつけたところがないというキャラクターが活きていてやっぱりいい人だなあと思った矢先に「白雪姫」とか「アイル・ビー・バック」とか笑わせてくれるし、「一回だけ!」で館内爆笑だったし。で、牧くんあれやったよね?すぐに邪魔されたけど。
あとこの映画の意外な拾い物はゆいPさんですね!素晴らしい存在感。いいキャラ!ゆいPさんにしか出来ない。衣装どれも似合っていたなあ。あの調度品とゆいPさん合いすぎてずっと見ていたかった。
ラスト、私はああなるとは思わなかったんだけど、二人がずっと一緒のハッピーエンドより予想がつかなくて、また続編の余地あるじゃんとか思ったり、これで本当に終わりならその余地でまた切なくなったり。心はずっと一緒だろうし、2回めなんか「指輪指輪指輪!*3だったし、多くのファン待望の!!!!!!で内心心の中感謝で溢れたけれど、やっぱり私はもう会えないのかと思うと寂しい!
さびしいよーーーーーーー!二人はこれからも幸せに暮すにちがいないけど私は寂しい。でもありがとう!そんな複雑な気持ちでいっぱいです。
牧くんが最後ああいう選択をしたのは、7話の最後ではるたんが「お前とずっと一緒にいたい」って言ったのに上海に転勤しちゃったのと同じで、目の前にある仕事をちゃんとこなしてこそなのかなといまは思える(帰ってきて7話見返してる)
私はね、たぶんね、おっさんずラブのことをね、

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マジで。
これまで与えられたドラマシリーズと劇場版を愛するのだけど、新しいものはないのかと思うとね、寂しいねえ。でも妙に満たされてもいるのよね。
あとは円盤を見たいよね。
また触れるとは思うけれど、とりあえずここまで書いて満足したので一旦閉じまーす。
今度は見た人じゃなくてもわかってしまうネタバレを期間をおいていつか。