夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

「イ・ドゥナ!」(ドラマ) 感想

おなじロケ地が出てきますね。

韓ドラにハマったころからスジちゃんの容姿が好きです。

可愛い割に役柄的にというか韓ドラのヒロインあるあるで結構等身大の姿を迫られるので「すね毛が濃い」とか「トイレで流したものが詰まりそう」とかそういう描写をされがちなんですが、アイドル出身のスタイルの良さや感情を乗せるのが上手な目の表現とか魅力的で、これまで見た作品どれも好き。

 

そんな彼女の魅力が爆発すると思われる、休暇中のアイドル役とのことなのですぐにチェックしています。監督が「愛の不時着」の人なのも期待ができるし制作会社がSTUDIO DRAGONだし。

 

1話

主人公の男の子の方が乙女みたいな感じなのが良いですね。

説明する部分が少なく、セリフや場面で想像をさせていく感じ。タバコがすきじゃないと「これでタバコの臭いがついちゃうんだよな」とふと思ったらやっぱりそこがネックになるというのがちゃんとしてるなーと。

 

2話

韓ドラあるあるの「店先のUFOキャッチャー」

同じグループのアイドルがもう顔つきからそうだけどギラギラしていて怖いのと、どこでのステージかわからんけどスタッフが日本語喋っていてびっくりした。

お話は地味ーーーーーですが、丁寧。匂わせの「P」の人が思いの外イケてるけどおっさん。

スジちゃんは姫カットがとても似合っていて良いです。情緒不安定なところが危うくていろいろ気にはなる。

 

3話

ウォンジュンが不器用ながらもとんでもねー紳士で。

この作品はストレートの男性向きかと思ってたんですよ。たまたまシェアハウスに休んでるアイドルがいるなんてそういう夢でいっぱいじゃないですか。

でもウォンジュンのキャラクターがまた夢いっぱいで、こりゃあ仕事にくたびれた娘さんたちも癒やされるな…アイドルじゃないけど、仕事にくたびれた娘さんは。

 

4話

韓国ドラマって全話のうちの半分のところで大きな波が来るけどこちらもそうでしたね!

突然現れた幼馴染も混ざり、週刊少年ジャンプやマガジンで見たようなハーレム状態というか、モテ期というか。

でもこういう優しい男性が結局モテるんですよ、と思ってまうのでした。しかしどの女性も厄介な気がしますね。掴みどころが難しいアイドルと、不思議女とぶっ飛び女でね。私はアイドルが好きです。

 

5話

モテ期MAXやん…(しかしだいたい迷惑そうな表情の主人公)

不思議女の事情もわからんでもないけどズルいなーと思うので、自分の気持ちに誠実でいる主人公ウォンジュンの好感度が更に上がりますね。不思議女はドゥナに牽制球ぶちかますし、清楚で可愛そうな顔してズルいからなー

小出しにしていた雄みを出してくるウォンジュンいいなあおい!(見ているこっちもエンジンがかかってきた様子)

 

6話

中2男子的な反応しそうになったけれど、クソステージママが私の好きな女優さんで(「愛の不時着」で風紀委員みたいなのをやってた人)、いよいよ出てきたタバコのおじさん、しかもドゥナの態度があんまりよろしくないということで不穏な展開。

 

7話

着ている服で季節の移り変わりを表現するのがうまいけど時間が経つのが早いなー

とても情熱的な恋愛と不思議女の演歌的思慕を突きつけられてどっちに対してもそんなに感情移入をせず、ただただスジちゃんかわいいよなーと思っているわたしであった…

 

8話

芸能界の闇とマネジャーの感じの悪さにフレーメン反応を出しながらも、ここへ来て演出に仕掛けがあってそこには注目。

芸能人は知り合いの知り合いの知り合いくらいがちょうどいいね。

 

9話(最終回)

勉強している姿が本当に勉強しているように見えるのは良いドラマ。

…で、どういうオチなんだろう、これは。

最後はどうも日本っぽかったけど。

クソステージママやちょっと顔がいいマネジャーは結局どうなったんだろう。

なんだか…ここまで引っ張ってきて謎な終わり方だった…友達できてよかったね、ドゥナ。くらいはわかった。

ウォンジュンの逃げ腰の気持ちは分からないでもないけど、もっと相手の気持により添えないのか、ズルいなと思っちゃった終盤2話ほど。

それにしてもスジちゃんは可愛かったなー。全力で可愛いかった。