天官賜福の気に入った章を読み返すにあたり、自分のために丁寧にわりと本格的に読める日本語に直していっています。
63章に取り掛かっているのだけどそのまえに57章をやるのを忘れていました。
やっぱり英語版でも検証したいけど今の所未完だし巻数がずれているんですよねー
ここはぎこちないラブラブ無人島生活+ドスケベ棺桶のくだりなんですが(本当にようこんな展開思いつくなと感心するほどにアクロバティックな流れ…)全てを読んだあとに読み返すと花城の言うことも殿下の言うこともグッとくるんですよね。
殿下は57章で知ってから割とずっと「金枝玉葉的貴人」が頭から離れなかったんだろうなあ。なんでもないときにそれが出ちゃうんだもの。ずっといいなあと思っていたんじゃないかしらん。ねえねえそうでしょうそうでしょう。
花城は2巻の過去編で戚容にやられたことを挙げて「自分が強ければあんなことにはなっていない」って言っているように思うんだけど私の解釈で合っているのかな?
花城が戚容の根城で血祭りにあげたのは様々な恨みや怒りや憂さ晴らしがあるんだろうな…なんで殿下は見つからないのにお前はいるんだとかもあるにちがいない。目障りだったことであろう。でも最後まで読んだら結構戚容嫌いじゃないですよね、魔翻訳泣かせの狂人だけど。
自分の最悪だったころを知られているという感じの話から始まる会話というか、殿下の一方的な思いの吐露はもうマジで片思いの相手への愛の告白なんだけど殿下の花城もそれに気づいてないけどどちらも心が揺さぶられているのよねえ。
辛かった過去に自分も愛されたかったと殿下は口にするけど、いや愛されていたしそこにいるんですよと思っている読者の私。
片想い時代にしか得られない萌えがある…逆もまたしかり。
スケベ棺桶に関しては後で裴茗にツッコミを入れられたように、広く作る発想がなかったのが本当に可笑しい。棺桶=基本一人で入るものってイメージがあったのかもしれないけれど、二人で入るのが前提だったろうにな。
殿下にとってめったに起こらない(たぶん800年起こらなかったであろう)お察しの事態が起こったのだけど花城もいたたまれなかっただろうなあ、切なさから一転して破廉恥☆ラブコメになるから可笑しくて可笑しくて。
とりあえず裴茗と水師が合流するところまで丁寧に書き起こしました。
つぎは57章ですが、それをやりながらたぶん「さはん」に取り掛かるんじゃないかなあ。おもしろいと思ったことを気の赴くままに。
追記(自分のためのメモ)
ついつい翻訳文に(いやあなただからそれ)と書かずにおられない。
当初花城は殿下をからかうつもり?で死んだふり(死んでるけど)をしていてまさか殿下があんな行為に及ぶとは思ってなかったからびっくりしたらしい。
花城は殿下に他の人にはあんなことをしては駄目だぞ☆人が死ぬかもしれない、と言ってるけどあれはされた者を自分が殺すからとか、殿下にされたらドキドキして死ぬとかそういうミーニングがあるんだと私は勝手に思っている。