夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

土曜BLトーク 「人渣反派自救系統」分冊版30 31 「屍体」「竹枝」 「ハーフライン」分冊版48

いよいよ「屍体」の回だぞ!と満を持したんだけど、まあ繁体字版を読んだときの印象そのままで言葉が見つからず(解像度は上がるけども)バタバタしているうちに次もでちゃって読んじゃった…という流れ。

その間に強烈な小説「嵐が丘」も読んでいたしな。「嵐が丘」、BLじゃないし古典の部類に入るかもしれない英国文学だけど、たまげるほどクソが出てくる作品なので普段そういうのを読まない人にもオススメです。

さて。「屍体」回です。

すごかったでしょ。冰河の愛情が重すぎてとんでもない方向に…それを知っちゃう師尊が己のご遺体の貞操を守るべく動かないといけないの、まともな恋愛じゃない展開で引き笑いをせずにいられない。主役カップルなのに。

なんでこうなるんやという話を経て、新キャラ竹枝郎登場。やっと中国語読みを知ったけど、もう「たけしろう」「へびおとこ」呼びが定着しちゃってるのでそのままで。

師尊て割とどのキャラともべったり居たがらないので竹枝郎からも離れようとしていて、そこで行き着くところでとうとう出た、「春山恨」!!!

しかし不思議なんですけど、「春山恨」、繁体字で読んでいた方が笑ったなあ。ひどい歌詞だと思ったのですが、魔翻訳が底上げしたのかな。このエロソングは作った人の正体も面白いので早く明かされるといいですね。

 

ストレスから発熱したムギョンと看病するハジュンからなんでそうなるというドスケベ展開の続きから、またなんだかんだいろいろあってハジュンがムギョンの要望に応えるんですが、この作品、様々なBLあるあるのスケベな展開が盛り込まれつつも、そういえば「あるある」の中でも更に「あるある」である、攻のリクエストによるすごい下着を着用するやつはなかったな、と気づきました。

私自身はそのシチュエーションに全然萌えないんですが、本人たちは盛り上がるもんですね。

 

2巻がいよいよまとまったんですが、帯が1巻より穏やかなのちょっと物足らなくなっている私がいますわァ

1巻くらい困るやつを期待したんですけどな!

 

この間はマンガは買っていません。気になる作品、続巻はあるのでまた近々買って面白かったらお話します。