発売直後から初めて途中ポケモンスカーレットを優先し、図鑑を完成したあとで再開。
結局24日間(じっくり遊んだのは15日間)60時間以上でクリアしたらしいです(ニンテンドーアプリで確認)
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- “死季"を⽣きる――。
- 四季を彩るファンタジー世界を舞台に生活・交流・冒険が楽しめる完全新作の生活シミュレーションRPG
- 季節の変わり目ごとに訪れ、全ての生命を脅かす災厄「死季」のさなか、目覚める主人公
- 色彩豊かな丘を拠点に自給自足の生活をしながら、仲間たちと協力し脅威を乗り越え、世界の成り立ちと災厄の真相に迫っていきます
いままで遊んだゲームの面白いところをいろいろ集めた感じがある、ファンタジーとSFのごった煮の世界観で破綻してないのがすごい。絶妙でした。
ここはルーンファクトリー、ここは世界樹みたい、ここはゼノギアスっぽいとかあれこれ似たものを思い出しながら楽しめました。世界観のデザインが美しいし、音楽は最高。キャラデザは可愛い。キャラクターも魅力的な子が多くて(老けキャラがメインキャラにいなかったのは惜しいっちゃあ惜しい)各キャラのエピソードも良かったですね。
お話もなぜいまその世界が厄介な問題を抱えているのかがかなり壮大に広がって最後まで気になるように出来ているし、主人公の謎な部分もどうでも良いように見えてどうでもよくない塩梅で引っ張るのもうまい。
作った人がSF大好きなんでしょうね、キャラクターエピソードのタイトルにちょいちょいかぶせてくるのが私は嬉しかったです。「星を継ぐもの」とか「夏への扉」とか。確かにキャラクターにピッタリなんですよ。「幼年期の終わり」が出たときは魔族という位置づけのディアンサスはやっぱりオーバーロードみたいなものなんだなと納得したり。
農耕牧畜と料理クラフトのシステムがうまく戦闘と絡んでくるのだけど、なかなか売上に回せないからサブクエストの報酬を当てにするしかなく、寄り道が多くなるのだけどサブクエストのエピソードが記憶に残りそうなのが多いんですよね。
お金がなかなか足らないまま、時間も足らないまま(ゲームの世界で四季一巡はしました)いろいろやりくりしながら日々を過ごすのでスローライフとは言い難い、忙しいゲームではありましたがそれは私のやり方であって、もっとゆっくり丁寧に二巡くらいしながら遊んでも良かったかもしれないです。
キャラクターの衣装のテクスチャがすごくリアルだけどキャラクター自体は一昔前の感じもあるグラフィックなので、ちょいちょい昔のゲームを遊んでいるような錯覚に陥るところもありましたが、どういう采配でああなったんだろうな。悪くはない、むしろ最先端ぶって綺麗で頑張りすぎるとこのお値段で遊べなかっただろうし。
ゲーム内時間が流れ続けている都合上?ファストトラベルも最小限で、かと思えば目と鼻の先がショートカット出来たりと親切なのか不親切なのかが謎ではあった。
その辺も慣れればどうでも良くなってくるもので。
クリア後ですが、不満点を挙げるとすれば、そのファストトラベルまわりのことと、ダンジョンの地図がマップアイコンで見えにくい時が終盤多くてわけわかんなかったとか?井戸は最初はパーティーが解除された状態であるのも教えて下さいって思ったな。
釣りが体験版よりは早くなったとはいえ時間がかかったのでそんなに出来なかったです。ヌシ釣れなかったなあ…あれが連れていれば金策もまだ捗ったかもしれない。
またこういう農耕ファンタジーとSFが同居したゲームは遊びたいから(魔族もいてほしい)同じスタッフさんでゲームを作って欲しいですね。一作限りであってほしくないな。音楽も椎名豪さんで!
充実したゲーム時間になりました。いいゲームだった。もっと売れるといいな。