月9最後まで見たの何十年ぶりかしらん…織田裕二の「ラストクリスマス」以来じゃないかな。あれよく最後まで見たな…

【Amazon.co.jp限定】Shelly 初回限定盤A 「Shelly Version」(CD+DVD)【オリジナルA4クリアファイル(Amazon.co.jp限定 ver.)付き】
- アーティスト:DEAN FUJIOKA
- 出版社/メーカー: A-Sketch
- 発売日: 2019/12/11
- メディア: CD
つーか「ラストクリスマス」はね、歌い方が難しいからジョージ・マイケル以外が唄うと歌が下手とか声量不足が悪目立ちするのよね。あと英語の発音が下手な人はやめたほうがいい。
その点でいうとおディーンさまはいけるかもしれん…聴いてみたい…おディーンさま演技より歌がうまいってつい言っちゃう。
で、最後まで見たのですが、思ったよりストレスはなく、あったのはあの、パワハラの回だけかな。事件自体にストレスを感じた。
若宮ちゃんの行動が果たして事件解決の役に立っているのか、単に足とか水分補給(主にコーヒー)のためにいるんじゃないかと若干不安になったけど、もともとジョンもワトスンもシャーロックなりホームズがあまりにもコミュ障なので一般の人達との調停役(SHERLOCKに至ってはもはや介護者に見える)として存在するところがあるからいいし、岩ちゃんはアレが良いのよと、岩ちゃんのファンの友人たちと語り合ったり(周りに複数いる、岩ちゃんはすごいなあ。私の日本の俳優最推しは未だにファンの人と巡り会ったことがない。遣都さんあんなに可愛いのに…)それまでのどの映像化作品よりもチャラいレストレード警部の人も作品にはしっくりしていて、最終回の無理して剣呑になっているところなんかはさすが佐々木さんだなあって。
おディーンさまもおディーンさまにしか出来ない、真顔ですっとこどっこいなところがとても良く、美しい顔してなにやってんだこの人って突っ込んでいられるのが楽しい。ちょっとずつしか出ないゆうたろうさんがまた可愛いんだわ。
グレの人もどうかなあと思っていたけど目立ちすぎず、地味すぎず、おいしい役回りで安心して見られる立ち位置でした。
お話で印象に残ったのは…山村紅葉さんの毒々しさが未だに尾を引いているけど、事件的には伊武雅刀さんの回とか。ボケたふりをしているときが迫真で、正気のときとのギャップがすごくて、ボケた振りができる作中のおじいさんがアカデミー賞ものというか。永井大さんはアレが地でしょ、って思っちゃったり。あの回は救いがなく、答えもなく、重たさが際立っていたなあ。
もともと謎解きモノに興味がないので話の筋を追いかけるより原作のとこを踏まえているんだろっていうのが気になったところもあったけど、いろいろオマージュがある中で笑ったのが十益病院が「とおますびょういん」とかね。お兄さんが出入りする社交場がちゃんとディオゲネスという名前なのはマイクロフト兄さんが好きなだけに嬉しくてニヤニヤしてました。今作のお兄様は変態でも変わり者でもなかったけれど、残酷なところがある人?みたいな匂わせはあったけど、誉兄弟については他人が語るだけで本人同士は特に、別に反目しあっている感じもなかったかしらん。それより高橋克典さんだったのもまたしっくりするなあと、惚れ惚れしちゃった。おディーンさまのお兄さんとなると難しいよ、綺麗で知的で風格ないと。
で、最終回の守谷。
アレが本物の守谷かどうかって話。
いやそれよりあの棒演技が演出上なんだろうけどびっくりしたわ。誰かの操り人形みたいな立ち位置のつもりの演技なのかな、それとも下手なのかなって。
守谷はきっとびっくりするような有名な俳優を据えてくると思っていただけに失礼ながら「あら知らん人!」って驚いた上であの棒演技なので困惑していて、脅しも陳腐と言うか、いやそんなんで東京都民そんなに怖がるかなって。
最近脱走騒ぎとか逃走騒ぎがリアルで続いてたけれど、たしかに脅かされるものもあるけれど、そこまでじゃない。
SHERLOCKのジムがほんっとうに怖い奴でアンドリュー・スコットが超うまかったから、あのモリアーティを知っていると全然?って感じ。これまで出た美人ゲストさんたちが祭り上げるほど恐怖を感じないと言うか。
ガイ・リッチー版のシャーロック・ホームズもモリアーティそんなに怖くなかったしな。誰?って感じだった。それより1作めのつよしさんのほうが怖かった。
だから守谷が偽物で、これから本物が出ます、って言うのだったらまあ本当にすごくやばい俳優を据えてくる…かなあ?って期待半分、来週のスペシャルはおディーンさまが出るかどうかわからんし、最終回も30分増やしてやった割には尺が余った感ハンパない回想シーンがあっていつの間に親友になってたんだこの二人!とキャッキャ言うてたけど若宮ちゃんと獅子雄はもうこれでいいからケリを付けるもよし、また続編をシリーズでやるもよしと穏やかな気持で来週に備えます。
つーか来週があるんだから「最後まで見た感想」とも言えないよな…
ツッコミどころはいっぱいあるけれど、特にムカつかないし楽しく見られました。
だってヴァイオリンをかっこよく弾いていてボールが当たるとかさ、おディーンさまになにすんねんって、爆笑しか起こらんわ。話の筋どうこうより、バディの顔の良さ佇まいの良さ、佐々木さんのチャラくて楽しそうな演技、あと守谷に夢中らしい女優さんの狂った演技を楽しむ作品だと思えばさあ。で、そう思ったら成功しているし、特に不満もない…来週も木南晴夏さんがゲストで出られるとのことで。超楽しみ。
どのシャーロック・ホームズも好きなんだけど、謎解き自体にはまったく興味がないという…
あと、今回の獅子雄さんも言っていたけど、シャーロックは「退屈が嫌い」なのははっきりしていて、そこがとんがりすぎているのがSHERLOCKってイメージ。おディーンさまはわりと鳴りを潜めていた感じ。わりとまともなホームズだったよね。日本向けで非常にソフトな変な人で済んでいた。そこが良いのか良くないのかは知らんけど、突き抜けられないのは変に常識振りかざす視聴者が増えて作りづらくなっているからなんだろうな。別に退屈しのぎに麻薬をやっても、拳銃ぶっ放してもいいのにねえ、フィクションなんだから。
おお、一番重要なの忘れていた。最推しの犬ホームズ。このホームズも変人さはちょっと薄いよね。広川さんが演じているのにおふざけが少ないのもね。
なによりもモリアーティ教授が間抜けなのでお話がえっらくマイルドになっているという…むしろ取り巻きが声がマスオさんなのでマスオさんがこんな悪い役をやっているってことに困惑して悪さが際立つという…
2019/12/29
スペシャルという名の総集編を見たんだけど。
過去に携わった人との接触はそれぞれあってもいいんだけど大友さんがニッコニコで若宮ちゃんに食事を振る舞っていたときは何が始まったのかよくわかんなかった。どんだけ仲良し…なごむ…こういう距離感が許されるドラマ嫌いじゃない。
岩ちゃんが丁寧に素敵に演技をしていることに非常に好感を持ち、3年後の岩ちゃんにどしたんと笑っていたらよく喋る鑑識に対して「また課長に戻れる」と早速泣きつく江藤さんが可愛くて、やっぱりこのドラマはくすぐりが好みだったなあ。
本当に続編があるのだとしたら楽しみです。モリアーティ謎だったしな…