夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

改めて #おっさんずラブ と #おっさんずラブinthesky の件

 私が未だに単発版を見られてないのはどうしてもハセの人と牧くんを比較して失礼なことを考えてしまうんじゃないかってのと、牧くんで十分って思うからなんですが。

episode1 OPEN THE DOOR!

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劇場版おっさんずラブ?LOVE or DEAD? オフィシャルBOOK

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土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」公式ブック

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案の定大荒れのおっさんずラブアカウント、#おっさんずラブ、関係者のアカウント。

ツイートやブログはその人を写す鏡と結構な数の人が仰っているが、まさにそんな感じだなーって。ハッシュタグつけて必要以上に文句言っている人で公式画像無断転載をやっている人の割合が多いのでなにかの法則性があるかもしれない。

私はOL民とまとまるのも「民な」という呼び方も苦手で遠巻きで見ているけれど、自称OL民と民なさんが怒ったり悲しんだりしているのを公式画像無断加工及び転載をやっている人はサクサクブロックしていきながら(だって、そういう事する人って他人の領域と自分の領域の境目がわかってないみたいでこわいでしょ、他人の物も自分のものって感覚あるでしょ。なるべくなら避けたい)執着することの辛さ、しんどさについていろいろ考えてしまいました。重たいものから逃れるのはなかなか難しい。

 

私も昨日の朝の時点ではかなり狼狽えていたけれど、公式や関連コンテンツや関係者のアカウントにはクレームつけても仕方がないのでせいぜいこちらのブログやツイートでチラッと苦言を申し上げる程度だった。

 

・なんでいま?劇場版公開中だしなんなら土曜日は応援上映3回目でしょ?

世界線変えるのは初めてじゃないにしても単発からの連ドラなら理解できるけど、ヒットした連ドラの熱も冷めないうちにまた違う連ドラであえていまやることじゃないでしょ?

・コンテンツの延命下手くそ問題

・様々な立場と理由があるのだと思うけれど、情報の小出しによるファン層へのストレス負荷について、需要と供給の間で激しい温度差がある。というか今回のやってることは大体において温度差がある

・そのへんの受け手をコントロールしようとする流れと雰囲気は、正直好きじゃない。コントロールされるの気持ち悪い。

・旧作(になってしまったな…)を好きな層へ切り替えを強引に迫っている感じもたしかにあって、旧作を好きな層への配慮が足らない…まあ、温度差があるなら仕方がないけど

 

乙女ゲーじゃあるまいし、攻略対象を変えるのもおかしい話なんだよね、むさしの攻略対象は常にはるたんだからそこはちがうけれど、はるたんが選ぶ人が毎回ちがうのもね、運命ってなに?って思うわな。

どの世界線に行っても選ぶ人は同じっていうのがロマンティックパラレルワールドものの鉄則やろ!?ってSF大好きな側から見たら思うわけ。

おっさんずラブの世界観の構成が乙女ゲーギャルゲーなら相手が変わった話もなるほど、と思うけれど。あれやろ、智代アフターみたいなものやろ、って。

だったらむさしアフターも作ってやって…って笑いながら思ってる。

 

でも、それを直接公式や関係者にぶつけるのはお門違いというか…自分たちでコントロールできると思っているならおこがましいぞ☆別に創作ものじゃなくてもだ、自分の周りのこともある程度コントロールしたいところがあったりしませんか。自分が世論を動かしたいとか?影響力ってものを持ちたいとか?

いきなりアンチになるって振り幅激しい。

 

私の言葉じゃないけれど、お金と時間を返せって言ってしまうのは根性が卑しい。全部自己責任なのにね。

 

できる限り応えてくれていたから増長してしまう部分もあるんだろうけど(最近それに関する故事成語を学びましたわ。「愛多きものは則ち法立たず」民衆に対する慈愛の情も、度が過ぎると人々がつけ上がってしまい、法が守られなくなるということ)基本はあくまで一方通行なんだって念頭にないと変な方向へ踏み込んでしまう、それが某コンテンツでは有名な「やらかし」につながるんじゃないかなって思います。

 

線引って必要。で、嫌なら文句を直接ぶつけても無視されるだけなんだから、無関心になってしまったほうが楽ですよ。そして無関心が一番コンテンツへの報復になります。

任天堂の人も仰っていた。無関心が一番怖いと。

情報過多、供給過多による受け手の感覚の鈍磨とそれに気づけないで飛ばしちゃう供給側も怖いけれどな。マーケティング不足から起こるやつ。

 

だから私も関心を失って離れようと思ったんですがね。嫌い続けるより興味を失って離れるほうが楽なんですよ。もう頭から追い出せばいいんだから、考える必要がない。だから今回もそれで行こうって。

 

ですがね…

 

単発版にはいまさら感じなかった伸びしろを見つけてしまった…

 

戸次重幸×田中圭 というカップリングに…

 

ほんと、自分がここまで腐ってるとは思わなかったが、ワクワクしている

 

だから私は新番組も応援するけれど、これは嫌だっていうのも確かに存在する。

・二番煎じ

・旧作を踏まえたメタ展開、お約束展開(牧くんの不在が色濃く感じてしまうやろ、キャットファイトはもうええぞ)

・またはるたんは変顔、オーバーリアクションするのかな??

・むさしはお好きにどうぞ!全肯定!フラれる人を攻撃したり、悪く思ってどうする?(あ、でもフラッシュモブもしてもいいけどやるって教えて、そこだけ見ないから)

・はるたんが選ぶのは結局若くて可愛い子、って図式はもういい。いかに千葉くんが30代で一応「おっさん」の範疇に入ったとしても千葉くんやぞ?可愛いが服着て呼吸している千葉くんやぞ?

・しょーもないグッズ展開

・公式本また出すの?

・もうコメディに見せかけて実は○○がせつないとか使えないのでは

 

ってところかなあ。

公式本とグッズ展開、コラボショップとかはそこかしこにあの世界観を感じられるから買ったんだと思うんだけど、基本、タイトルといい、わりとセンスないじゃないですか。というかおしゃれな感じがあんまりないのがおっさんずラブのいいところとも思っていました。若干野暮ったい。フジテレビ日テレでは狙わないセンス*1。フジテレビ日テレがおしゃれともさほど思わないし、おしゃれなドラマって平成中期の月9かよって笑えるけど。

でも恋は盲目ってくらいに、多少ダサくてもしょーもなくても好きだから付き合っているところがあるんだろうなって遠巻きに見てました。公式本ははるたんと牧くんの関係性の深さを知りたくて手にしたり。やっぱり作品としての魅力の深さがそうさせるところがあった。

 

だけど、よほどのことがない限りは今度の作品で関連グッズに手を出そうとかは思わない…

戸次さんも好きだし千葉くんも好きだけど、私もまた林遣都さんという恐ろしい子が魂削って作り上げた牧くんにハマったからこそいろんなものを消費して、遠出が大嫌いなのに6回も同じ映画を見ることになったのです。

牧凌太そのものになってしまったことによって脚本とご本人の振る舞いの違いを知りたくてシナリオブックを買うとか、戸次さんと千葉くんの加入でもその好奇心は湧くかな。

だから新作はよーーっぽどハマらないとグッズや冊子にまで手が伸びないだろうし、円盤も特に必要と思わないだろうな。

 

しかし、ちょっと考えたんだけど、最初のキャストにクレジットがなかったからといって林遣都さんや天空不動産の面々が出ないとは限らないのかな。でもカメオ出演だったら嫌だって人も結構な数いるけど。それもわかる。もうあの世界とは離れてしまったことを痛感するから、受け手によっては残酷に思うかもな。

日曜劇場の池井戸作品でさ、当初クレジットになかったのに途中から加入して重要な役割を演じた人って少なからずいたような(いや、おっさんずラブって、日曜劇場リスペクトつよいじゃん)。吉川晃司さんもそうじゃなかったっけ。

 

だからうまくいきかけた戸次田中のカップリングだが新しく加入した副機長の牧凌太にはるたんが一目惚れして牧凌太がかっさらって終わりって展開があってもいいじゃんんん!!

 

って思ってる。

妄想ですけどね。

なんか飛ばしとリークでいま注目の日刊大衆が林遣都さんに出番があるって匂わせていたから妄想しちゃった。

 

嫌な人もいるかも知れないけれど、私は前向きに受け止めます。

ここ2週間で自分のストレスに対する身の処し方とかいろいろ自覚できました。むちゃくちゃ逃げるな、って。でも逃げた先に素敵なものが大抵あるからね、逃げるのも大事ですよ。辛いなら逃げましょう。踏みとどまっていいことなんか全然ないぞ。

 

あーでも、この時期にやるならクリスマスの牧くんが見たかった。

現場からは以上です。

*1:いや、ルパンの娘は相当アレやったな…