夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

なつぞら 、どうしようかなー

 「なつぞら」1週目を見ました。

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 

 モデルになった人がいたことも知らなかったのだけど、子供の頃の設定などはフィクションらしい。北海道はフィクション…

そこがアリなのかナシなのかはわからないけれど、子役時代の今のお話はとても魅力的。モデルになった方が手がけたというハイジなどを彷彿とさせる世界観もまたよし。ただし、デーテおばさんが厄介払いしたのではなく、婿養子が戦友との約束から節子を引き取った形で連れて来たという、温かみのある背景ではある。

 

設定や環境などは現代の人目線であまり過酷じゃないけれど、そのころも厳しいことばかりでもなかったのかもしれないな、だといいな、と思わせるところもあり。それでも夜明けとともに起きて酪農の手伝いをするのは10歳の子どもには十分過酷だとは思うけれど。

俳優・女優さんの身綺麗さとかにツッコミがあるけれど(たしかに節子は真っ黒の顔で現れたのに北海道ではみんな綺麗だし衣装は現代の技術で洗ったかもしれない感じでパリッパリだったりする)朝から美しい人達が身汚い姿で泥臭い演技をしているのをそんなに見たいかな…見たいなら火垂るの墓を毎朝ちょっとずつ見たらいいじゃんね。毎朝見たらメンタル削れるぞ。

 

節子(さすがに1週間見ていれば主人公の名前がなっちゃんだと覚えるけれど、いまのところ節子がしっくりするよね、あの髪型、背負っているものいろいろ)がほっかむりしてキラキラ頑張って笑顔を浮かべているのがもう、眩しくてそらー草刈正雄さんえんじるおんじも4日くらいでデレるわと。実の孫にはそんなに愛想がないけど一人で北海道に来る羽目になった子どもにじいさんなりに優しくするわと。

周りの大人も大概優しいし(音尾さんと小林さんって、安心できる顔ぶれよね)子どももちょっと焦れたけれど事情を知ったら優しくなったり代わりに怒ったり。

 

いいセリフも多いし、とても充実したドラマの予感がするけれど、それはお子たちの可愛さと演技の巧さによるところも大きいんじゃないか、彼らが大人になったらどうなる?と若干心配というか気になるというか…

若手もそれなりにキャリアがある人達ばかりなので杞憂だといいなとは思っている。

 

後の吉沢亮さんになる子の表情が素晴らしいので、大人になっても役者になってほしい。子役の子を知るのにいい時間だったな

 

で、このまま見るのかなあ…

大人編に入ってから考えます。だからタイトルにもナンバリング入れない。