夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

人渣反派自救系統 台湾繁体字版 下巻 魔翻訳進捗 第二十一回 「不散」 感想

本編最終回なんだけど大丈夫なの?

って思っていたけどそういえば天琅君には不安要素があったんだわと思い出しました。

 

師尊は洛冰河を主人公として高く評価しているけれど、メタ的な目線で見がちでお話のために彼を見捨ててきたことを「ほかにやりようがあったのに」と深く後悔することに。まあ自分のことが好きになってるって思ってなかったらそっちを優先するよねえと妙に師尊に同情的な気持ちになります。

 

繁体字の原文を読んだ時点で「こりゃやってんなあ!?」とわかってしまったくだりが思った以上に痛々しくて夢も希望もロマンもなくてただただ痛そうでセックスじゃなくて暴力じゃん…?師尊気持ちよくなさそう…一応同意しているけれども、暴力に堪えてない?とビビり上がって読んでいる途中で親友からのLINEが来た通知が入って「大好きな親友がLINEくれたときにこんなシーンを読んでいる…」と罪悪感でいっぱいになりましたわァ笑

 

任天堂のゲームのエンディングのようにわりとあっさりとした終わり方でしたが、綺麗にケリがついたんじゃないですかね?ノンケなりに納得もしてたし、洛冰河がようやく幸せになれそうで良かったです。番外編でもっと盛り上がるとは思うのでそこは楽しみ。ここまで主人公ふたりとも大変だったからなあ…

 

彼が沈九ではない、線引しているというのがよくもありちょっとだけ切ないくだりもあって沈九じゃないだけに降って湧いた伏線回収でしたがあの下りはあってよかったんじゃないかなあ。

 

最後の一行はまるで週刊少年ジャンプの打ち切りみたいな文章だったけどこの作品においては違う意味合いがあると思いたい笑

 

というわけで本編終わりました。本当に痛そうだった…