夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

HiGH and LOW THE WORST X(映画)感想 主に轟さんと小田島さん

鳳仙のテーマがむちゃくちゃかっこいい

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  • EXILE THE SECOND
  • J-Pop
  • ¥255
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いやあ…見に行ってきましたわ。

今回は今までと監督が違うという話を聞いていたんですが、エンドロールで平沼紀久さんだと知って、このシリーズの根っこにいる方だったから無問題だったんだなと納得。

いや感謝。

 

見に行ってよかった…

このブログにもちょいちょい書いているけど私はハイローをだいたい見ていて(ザワのドラマはちょっとしか見られてない。ウィンくんが出てるという噂は聞いてたくらい)気づいたら最古参ではって立場の轟洋介さんが大好きなんですよ。ザワから登場の小田島有剣とご縁がある感じになり、終盤の共闘がかっこよかったので続編のこちらでもこの二人はたぶんセットで出るのでそこを楽しみにしようと思っていたらよ。

 

もう、たっぷり。

 

轟さんが人間的になっていっていて成長していて、しみじみずっと見てきていてよかったな…と感動していました。自分を狙う雑魚を釣り竿片手に一瞬で倒して電話していた仲間の男に俺になにか用かと尋ねるときとか敵方と対峙するときは睨みが効きすぎて白目なのではというくらいめっちゃ厳しい顔つきで狂気もちらついているのに、ふじおから仲間から外されるかもってちょっとショックを受けていたり、怪我した鳳仙の四天王の人(四天王毎回誰か死にかけるん?)について確認するのもめっちゃキビキビ動いてはったし、何よりも人質になった相手を助けろって何度も声をかけていたり、他の学生と馴れ合いは最小限なのに一番思いやってる感じ??成長してる…!朝ドラでなんか大変らしいけどこっちではむちゃくちゃ美味しい!!

もう轟さんが出るたびに私はマスクの上から口を押さえて声にならない悲鳴をあげていましたね。相変わらず本当に喧嘩が強そうな感じがパッと見ではわからないのにトップレベルで強いのもかっこいいったらない。喧嘩するときの蹴りの速さが好き。

 

小田島さんといつの間にか釣り友達になっていてずっとつながっているのもいいですね。仲良く共闘しているのもたっぷり見られて、小田島さんのほうはやたら艶めかしい稽古?も見られて塩野瑛久さんてあんな腹筋仕上がってるのか!?ってびっくりするようなサービスも有り。あれ誰得?わたし?そうよね!でもちゃんと伏線なんですよね。めっちゃ強かったなあ。手錠でくくりつけてリンチするの汚いなと思っていたら、小田島さんは足が長いからくくりつけられる前に足で止められるってかっけーの。(あれはクローズZEROIIでもやってたらしいとさっき知った)

そういえばキョウリュウグリーンだわ。キョウリュウレッドもすごい腹筋が話題だったなあ…

 

私の知らない間にお二人が釣りで仲良くなり(会話がいらないってどんだけよ…)何かと一緒の時間があることに制作側わかってるなあと感激しどおしでした。

 

ハイローシリーズは学生と言っても殆どが留年して成人しても高校生って立場なので今どきの映画だけどヤンキーらしく細くないタバコを吸ってるのにしびれましたね!!で、若い子たちはわりとちゃんとタバコは断る。その姿を見せてるのもいい。

鈴蘭の人たちがそんなに出番がないのに雰囲気や言葉遣いからどういうキャラクターなのかわかりやすく、ナンバー2の人が「ああこういう人もっと組織にいてほしい!!」って感じの人だった。ここから新規各キャラクターの印象に残った部分をダラダラと書いていこう。

鈴蘭のラオウ:マジで「わが人生に一片の悔い無し」って言いそうな実写版ラオウに見えて、気が優しくて力持ちタイプだった。綺麗なゴリラ。ゴリラは美しいですけどね。

鈴蘭のマーシー:No.2の人。いい人だけどめっちゃ強かったね。

ほかの鈴蘭の人:喧嘩好きなのはわかりました。全員仲良くなると可愛げのある子たちなんだなって端々から伝わってくる

 

瀬ノ門の天下井:どういう順番で撮ったのかは知らないけどだんだん台詞回しや表情が良くなっていってびっくりしました。しょーもないやつに見えてわかりやすい傷もある難しい役よね。で、あとで知ったんだけど知り合いが推しでよく見せられているBE FIRSTの人でした。なんかいい話で片付いたけどまあいいかと思える感じ。

瀬ノ門の須嵜:黙って空を見ているだけで絵になるって素晴らしい…彼が天下井の駒に成り下がっている理由が話が進むに従って徐々に明かされていくのですが、回想で明かされるのとこちらが雰囲気を察して推測するのと徐々に乖離していくのがむしろ気持ちよかった。私が想像するよりずっと深い友情があったんだねーって。でも一発くらい殴ってもいいと思うよ!!

 

風神と雷神:轟さんを一方的に恨んでいるのが何かわからなんけど轟さんならありそうって思いつつ(後で不良狩りの被害者と知って納得)、もう全然高校生成分がない二人で。でも轟さんの中の人より実際は年下なのね!!って笑い転げそうになった。学生じゃなくてその筋の人に見えなくもない佇まいで強烈だったわ。

 

私は集中力がないのでダレるとわりと容赦なく「いま何時かな」って時計を見るのですが、この映画は見る間がなく、ずっと見入っていましたね。喧嘩のシーンも派手だし、今回は今までよりSEも派手だったような気がする。要塞のような瀬ノ門の校舎での戦い方もそれぞれキャラの個性が出ていて、せこい奴らはとことんせこい戦い方をするし、軍隊みたいな学校の生徒は軍隊みたいな戦い方をするし、そういうのを一個一個気づいていくのも面白く、ただの喧嘩映画ではないところが本当に好きです。

肝心のふじおと司、ジャム男たちですが、もう完全に仕上がっていて、その世界の人として呼吸してましたね、ジャム男のパンチパーマを見るとなごむ。

 

久々の劇場で見た映画がこちらで良かったわあ…

今日はいい夢が見られそうです。面白かった。なるべくネタバレはしたくなかったので、あれにはまだ触れまい…名前が挙がってないあの人のことですよ!(一応出演するのは知らされてましたけどね)