夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

モンスターハンター(映画) 感想

ディアブロスの露出が多いけど奴は前座だった…

作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊。その探索に当たっていたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)率いる特殊部隊は、突然、激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。
砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と…ありえないサイズの超巨大モンスター! !
近代兵器が通用しないモンスターの猛攻に、小隊は全滅寸前にまで追い込まれる。絶体絶命の危機を救ったのは、見慣れぬ装備を身にまとい、巨大な剣を携えた一人の男(トニー・ジャー)。
彼はモンスターを狩るために戦う者=モンスターハンターであった。
アルテミス達はなぜ、モンスターが跋扈する世界にやって来たのか?元の世界に戻る方法はあるのか?
すべての真実を知るためには、次々襲来する巨大モンスター達を倒し、生き残るしかない。

公開当時に噂を聞いた時点では「戦国自衛隊やん!」って思ったのですが、違いましたね。謎なくらい近代兵器は効き目が薄く、ハンターたちが使う武器のほうが殺傷能力が高いの。戦闘機や戦車のガトリングを持ってしても蚊が刺したくらいの感触だったのに、トニー・ジャーの弓ではめっちゃ痛そうだし双剣で切り目を入れられたほうが痛そう。あの世界のモンスターが素材になってるから?ああそう思えば納得はする…

 

モンハンと言ってもモンスターをハントするのは総上映時間の半分以降から。それまでバイオじゃないんだからホラー要素いらねえっつーのって辛くなるほどホラー表現多めでした。ネルスキュラって実際いると超怖いね…実際って変だけど。

 

現実世界のレンジャーが異世界でひどい目に遭って現地人に馴染むまでに総上映時間の半分を使っているのが、よく言えば地に足がついているんだろうけど、わしの好きなモンハンを映画にするためにそんな前置きとかそういう設定いる??ってやっぱり思うよねえ。

 

トニー・ジャーが出演してるだけに多彩なアクションが見られて、彼とまともにアクションしてるミラ・ジョヴォヴィッチ偉いなあと感心するけどモンハンにそれいる??って思っちゃっていけない。キャストはいいんですよ。トニー・ジャーの子犬のような雰囲気は本当に魅力的。

でもディアブロスに部下がグッサァと刺されて「3死じゃないんだ」って思ったり逆にネルスキュラに刺されて即死しても差し支えないと思われたのに仮死状態にはなったけど死んでおらず睡眠の効果があるのはモンハンっぽいね…と思えるような。

 

作品もモンハンだと思わなければ時間短めな中で途中までずっとスリルと絶望展開が続いて、傷への対処などは過剰なくらいサバイバル色強くてリアルでホラー演出も強烈で怒涛のアクション映画ダナーって楽しめると思います。異常なくらい英語ペラペラの異世界人のロン・パールマン(金髪)もいい味出してるし。

 

どう捉えればいいんだろうと振り回されるままディアブロスがボロボロになる様を見てまあ話の種になるな…くらいの気持ちの収め方をしていたら。

 

私ね、このブログでも時々語ってるくらいリオレウスが大好きなんですよ。

推しなんですよ。

 

その推しが大暴れするのでそこはありがたい。実写(ちがう)のレウスは本当にかっこよかったです。まあレウスは万人受けするよねえ…王道の絶対王者だもんねえ。

 

モンハンを映画化した作品としては私は歯切れの悪い評価をせざるを得ないけど、でも突っ込みまくりとか頭ごなしにダメだとは言いたくない。映画としてはわりと面白かったし、ラストシーンとかは誰も言わないから私が代わりにナレーション入れちゃったけど「私達の戦いはこれからだ!」って感じでいい少年漫画を見ているようでした。打ち切りっぽくはあった。そういうのも含めて嫌いじゃないなあ。

赤字らしいけどそこまで嫌わなくてもいいのでは。武器の再現度は高めでミラ・ジョヴォヴィッチ双剣の乱舞はかっこいいのでモンハン好きもあれは嬉しいんじゃないの?モンハン好きの気持ちはそこまでわからんけれども。

惜しいのは肉焼きのときに無音とか、音におけるモンハンらしさがなかったことかな。アイルーが可愛くなかったけどクリーチャーらしさはあったかしら。

 

操虫棍とか笛のバトルも見たかったなあ。続編やんないかな。

虫嫌いにはオススメ出来ないけど洗濯物を畳んだり干したりする間に見るのに丁度いい映画でした。