夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

シン・エヴァンゲリオン 劇場版 ネタバレ感想

アマゾンプライムよ本当にありがとう 

新たな劇場版シリーズの第4部であり、完結編。ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、コア化で赤く染まったパリ旧市街にいた。旗艦AAAヴンダーから選抜隊が降下し、残された封印柱に取りつく。復元オペの作業可能時間はわずか720秒。決死の作戦遂行中、ネルフのEVAが大群で接近し、マリの改8号機が迎撃を開始した。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は日本の大地をさまよい歩いていた……。 

 

ゲーム以外は全部、ぜーーーーーーんぶ、割とリアルタイムで履修済みで何度も何度も見ているので、細かいシーンのカットでもどの時のシーンかもある程度言えるところもあるくらいめっちゃ見ているので、終盤は「ほんま総決算やけど、なんでこれ”Air”でやらんかったん??」て思わなくもなかったです。

Airの焼き直しの部分も強くあり。

 

Qの無知でお馬鹿で甘えん坊のシンジくんが悟りを開いて父を倒しに行く感じでしたが(でも「落とし前をつける」とかも人からもらった言葉だし、影響を受けやすい流されやすいキャラなのはそんなに変わってない)、父は顔がザクじゃなくてドム(最初ザクって表現していたけどドム)とかなんかどこをどう感じればいいのかわからんかったし、旧劇でも思ったんだけど、妻ロスで世界をどうにかしようとするの本当に迷惑だしこういう人がちょいちょい他の作品でも出るけどこの辺に「あんたバカァ?」って言いたいわ

ドムと言うか、ちょっとシルエット的に呪術廻戦の漏瑚っぽくもあった

 

 

ラストは新海誠監督が手掛けた通信教育のCMみたいだったけどあんな不器用を全く消失したシンジくんはシンジくんじゃねえ!と笑いが止まらんかったです。あれがシンジくんがなりたかったシンジくんなのかなあ…

 

自分が探さなかったのもあるけどネタバレを踏むことなく見られて感謝感謝感謝だな。Air/まごころを君にで感動したのを再履修した感じはあるが、カヲルくんもいっぱい出てきたしよかった。

大好きなデカい綾波さんもこれが最後とばかりに大盤振る舞いでしたね。

 

エヴァシリーズ出すぎてもう何が何号機なのかわかんないけど最後に槍で全部突かれていくのも笑える映像のように受け取ったんだけどそれ以外どう受け取れば…

アレと一緒。ZとかZZでニュータイプが死んだときに一瞬ニュータイプの顔アップが宇宙に散るのと似た感じ。強烈な感情が一気に無になるような。「なんでアップ」って冷静になるような。アレを思い出しました。(なんでもガンダムで表現したくなるところがある)

 

地上波のアニメシリーズを見てないとわかりにくい部分もあると思うので、見てからここまで来るのがいいんじゃないかしらん。

なによりも初めて「ネオン・ジェネシス」て単語が出てきたけどアレにびっくりできるのはアニメシリーズを見てるからだし。

 

新劇場版で登場してからずっとずっと思っていたけど、坂本真綾さん、すっげえ美味しいな。坂本真綾さんが演じるから許されるところもある。

内山昂輝さんとかね、ニクい起用ですよねー。声聞いただけで一発で分かる。

 

でも、神木隆之介くんは気づかなかったけどな。興行収入の高いアニメ作品だと鬼滅の刃以外総なめじゃない??どのアニメ監督も神木隆之介くん好きすぎか!

 

面白かったとかどうとかじゃなくて「見られた見られた、よかったよかった」って達成感と満足感ですね。何回か履修して咀嚼して、いまも納得しているけどさらに落ち着くんじゃないかなあ。

劇場で見たかったけど家で見る良いことは見ながら呟けることですね。そんなの別にいいことでもないですけどね。集中が削がれるから。

ここからスレッドをつないでいますが、そんなにつぶやいていないです。