夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

今週の #まんぷく (第16週目)

 やっとチキンラーメン開発のルートに入る週です。

連続テレビ小説 まんぷく Part2 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 まんぷく Part2 (NHKドラマ・ガイド)

 
日清 チキンラーメン (85g×5P)×6個

日清 チキンラーメン (85g×5P)×6個

 

 それまでのお正月は理事長ならではの、挨拶が多い賑やかなお正月だったのに対して没落しちゃったから静かでささやかなお正月になるかと思ったら萬平さんとふくちゃんを支える周りの人達のあたたかーい訪問により楽しくて賑やかなお正月になったのが良かったなあ。すっかり親戚のおっちゃんじみている世良さんとか。

あの時代だからいまといろんな考え方の価値観が違っていたり、未知なるものへの理解の仕方がいまのひととずれているのもその再現度がわりと忠実で興味深い。源ちゃんと幸ちゃんへのいじめにしても、心の弱さをいたわるより強さを信じて正しいものを見つめて己をわりと押し殺すほうを良しとするという。ふくちゃんは萬平さんにラーメン作りを辞めてくれという子供に対して職業に貴賎なし、父親を信じろといって泣きじゃくる子どもたちを抱きしめたのはあの時代のお母さんとしては最適解じゃないかしらん。

とはいえ実際に痛い目に遭うお子にとっては不条理で納得行かないだろうからちゃんとケアしないと極道へ進みかねない気もするけどな…子供は親を選べないし後々にとんでもなく大成するのは視聴者は知っているけど子どもたちにはなーんもわからないうちに裕福な暮らしから転落しているわけで。いい子でニコニコなんか…私だったら大暴れじゃ。

 

そんな子どもたちに何も言えず難しい顔をするしかなかった萬平さんは毎日ラーメンを食べ歩き、家計の助けを思って作った畑を潰して研究小屋を建てるのですが、笑顔で容認するふくちゃんの人間の度量の大きさよ。私だったら大暴れじゃ。もうちょっと折り合いをつけろと。こっちのことも考えろと。百歩譲ってラーメン食べ歩きはゆるそう。だけど、いるか?研究小屋。マッドサイエンティストはお籠りがすきとはいえな…

 

実は生活にゆとりがあり子沢山のパーラー白薔薇のご夫婦や常識的な目線で萬平さんのアイディアを捉えて理解できるできないのジャッジを(キツめに)与える鈴さん、妊娠した奥さんより萬平さんのことが大好きらしい神部くんなど周りの人達からも支えられながらチキンラーメン(即席ラーメン)へ突き進むのはワクワクするけど、そこまでにいろいろあるよね、萬平さんだけの物語じゃないものね。

 

来週は塩軍団復帰(どうもよしのちゃんとの恋愛も絡むらしい。かなり年が離れていないか?)と、忠彦さんの理性により解決したと思った美人画モデルが美人問題が壇蜜さんという強敵出現により再浮上するのと、もしかしたらふくちゃんが子供のいじめ解決にも動くんじゃないかなあという淡い期待も出てきたり。でも壇蜜さんも忠彦さんの家族愛には叶わなかったら今度は橋本マナミさんが…って思ったらもう牧、善之介の御婦人だし、あとは叶姉妹しかおらんやん!って思ったり思わなかったり(忠彦さんは何を試されているのだろうか…)

 

私としては赤津くんにも再登場していただいて、鈴さんのお守りや適度なあしらいをして欲しいところ。あと、子守もしてあげてほしい…鈴さんをこき使えるの娘たちと赤津くんしかいないからな。テレビみて笑ってる場合じゃねえ、子どもたちを助けろと言いたい。子どもたちが真剣に上手な演技をしているだけにアレで済んでほしくないと思ったのでした。