夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

今週の #まんぷく (第15週目) #まんぷく

 うまく行っているときのほうが不安な作品、それがまんぷく。折り返し地点来ましたが、その前の週に無職!って鈴さんにdisられていたのが嘘みたいな職業に就かれて…

連続テレビ小説 まんぷく Part2 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 まんぷく Part2 (NHKドラマ・ガイド)

 
連続テレビ小説「まんぷく」オリジナル・サウンドトラック2

連続テレビ小説「まんぷく」オリジナル・サウンドトラック2

 

 池田信用組合の理事長という名誉職になって、神武景気?の後押しも受けて8年。

それまで日本軍の払い下げみたいな家に社員を雑魚寝させるような生活だとか、萬平さんは井上さんのお宅に下宿とかしていたのに洋風の豪邸住まいをするようになり、鈴さんは武士の娘を改めて「理事長夫人の母」としてイケイケに。

ふくちゃんは主婦でヌルく生きたくないのか美しく濃い夫婦が経営するパーラー白薔薇のウェイトレスのパート勤務をしています。おそらくいままで萬平さんの谷っぷりに安寧を良しとせず、貯蓄は大事と思っているところがある。今後の展開でこの仕事での稼ぎが活きてくるんや…!と思ってます。

 

で、そんな萬平さんがふくちゃんのともだちのとしちゃんの依頼で池田市の小さな町工場に融資をすることになるのですが、「世の中の役に立つ」「いままでになかった」という、萬平さん大好物のキーワードが散りばめられた、しかも零細企業で家族で細々やっているところへ出会ってしまいます。

そしてそことは関係なく、忠彦さんは絵で成功を収めていましたが、軽くスランプになり、新境地を開くべく美人画に取り組み、美人というかゲスの極み乙女。のドラマーの人を雇います。なにげにミュージシャンが多いまんぷくゲスト枠…

 

この二人の「浮気」、特に萬平さんのは本物の浮気、不倫よりたちがわるい。家族も職場もあまり怒ることができない状況で、ダネイホンのときのような周りが全く見えていない状態になっている。忠彦さんの場合はなんか忠彦さんの雰囲気に色っぽさがないものの、夫婦の会話、対話が殆ど見られないし克子姉ちゃんが理解あるふりをしているのでむしろ疑惑が募るという感じ。

 

真一さんもあかんあかん思いながらも萬平さんに強く言えない、ふくちゃんも世良さんに取りなされて「趣味」と思うことにしたけど熱の入り方が尋常じゃなく他人の企業に自分の土地家屋まで抵当に出す入れ込み具合、常識的じゃないので視聴者の私ドン引き、心配通り越してドン引きで来週の予告で差し押さえ入って「2回目の差し押さえやんかー!」といまからため息を付いています。

3回投獄され2回差し押さえが入る朝ドラ、いままであったかな…面白いけど。

 

あと神部くん、無事タカちゃんと結婚できたけど大阪大学を出てタカちゃんは主婦、神部くんは気がついたら36歳でマスオさん状態なうえに、萬平さんの「趣味」にテンション上がって一緒に手伝っていて自分より萬平さんのほうが好きなんじゃ疑惑がのぼったり、一緒に寝ていて一人でキャッキャしているタカちゃんが可愛くて、3組のカップルがそれぞれ濃い展開を迎える中、白薔薇の夫婦も濃くてこの作品、いっそがしいな!大変やな!

来週どこも見逃せません!ラーメン作るまで紆余曲折ありすぎぃ!