絶対泣くから見るのが怖くてさー
戦場で瀕死の青年の代筆を無理やり請け負ったヴァイオレット・エヴァーガーデン。
こういうエピソードも踏まえないと彼女は愛を知ることが出来ないのだな、過去の贖罪でもあるんだな。
青年が両親に送る手紙の内容が「生まれ変わっても父さんと母さんの子供に生まれたい」って言うのが…
私もそう言えるくらいの親がいれば…って。
うちの親はいやだ…マジで嫌だ…
まあそれはいいんですけど、変わらず嗚咽製造アニメになっております。もうこんなのアカンて…BGMがさだまさしの「精霊流し」っぽかったけど。
ここへ来てバーサーカーだった過去が効いた感じですが、12話13話の流れは原作に近いのにどうも、原作通りに行かなかったみたいねー…
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12話、13話を立て続けに見ました。
「もとこおおおおおおおおお!!!」
と私の中のバトーさん(cv大塚明夫さん)が叫んだ。
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冷徹な印象があったお兄さんがラスボスのように出てきましたが、お兄さんとは物理的には戦わず、むしろすごく助けてくれます。
やっぱり根っこは優しかったギルベルト少佐のおにいさんとおなじなんだなーと思っていたら根っこにあたるおかーさまも出てきた。
で。
少佐、生還しなかったな…
原作では…
まあ、生きていたらおにーさまの存在が生きてこないしあの最終回には至らなかっただろうからこのくらいの改変はあるだろうけど、これだけ引っ張って、完全新作という作品で復活させるのが劇場版だったら、映画館に足を運びたくない私としては「勘弁して頂戴」って感じなので、引っ張るの難しそうなのに2期の方を願うしかないのかしらん。
生還は円盤で、って商法もオタクには嫌われるけれどもな。
むしろこうなったらお兄様とのグッドエンディングがあってもいいのではと思っちゃったけれどね。
お兄様もヴァイオレットを捕獲しておいて殺さなかったし、自分より優しいし部下を殺された私怨もないギルベルト少佐に預けた辺りに優しさを感じる。
ギルベルト少佐の名付けた「ヴァイオレット」って呼んだところでジーンときました。
過去の回想でギルベルト少佐とヴァイオレットの命令どうこうでギルベルト少佐がマジギレするところがかっこよかったしやっぱりヴァイオレットには少佐がいたらいいのにな!って思ったけれど。
でもそれ以上にジーンときたのは、軍部の人の戦争状態には引き戻させない、絶対和平を成立させてみせる、という感じのセリフでした。その対比として戦争をしたがっている愚かなテロリストたちがせこくヴァイオレットに暴力を振るう感じ。やはり戦争はよくない。
ここまで泣かせたのだから、視聴者と原作好きの納得できる新作になればいいね。