夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

いまからでも遅くはない「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% 第6話 オリオンでSHOUT OUT」

 いろいろネタがてんこ盛りな那月回ですよー

 ハルちゃんがしょっぱなからおばあちゃんに向かってテンションが高いです。

なぜなら、HAYATO様のライヴに行くから!

しかしこのアニメを見ていると、ハルちゃんがナレーションでおばあちゃんに語りかけているから見ているこっちがおばあちゃん気分になることはないですか、私だけですか。

Aクラスの仲間たちに迷子になることを心配されるのを軽く憤慨しつつ出かけるために校内を駆けているとお約束でぶつかる一ノ瀬トキヤ…この時のトキヤの私服が…ダサい。ジレに半袖シャツを合わせているんだけど。

無駄にちゃんと筋肉を描いてくれているからシャツと首にかかるジレとの隙間の体の質感とかやけにしっかりしていてまあジレが似合わないこと。

まあそんなツッコミなんかどうでもよくなるファッションセンスをした人が直後に出てくるんですけどね。

 

感じの悪いトキヤにまで迷子にならないよう忠告されて更に憤慨していたハルちゃんは案の定迷子になるのだけど、そこでベンチに座って書きものをしている那月を見つけてホッとして声をかけるけれど、様子がちがう。えらく剣呑。そして裸眼。

通りかかったモブが投げたゴミがあたってキレるところで翔ちゃんが駆けつけてメガネをかけてやると普段の那月になり、モブが持っていたピヨちゃんのマスコットに注目して「僕も~」と自分のTシャツの背中にでっかいピヨちゃんのプリントがされているのを見せる…ここでトキヤのジレを忘れるわね。

 

眼鏡の有無で人格が変わり、眼鏡がないと凶暴な砂月になるという事情を翔ちゃんから聞かされるハルちゃん。砂月には作曲の才能があると知ってお話してみたいというものの、凶暴だから無理と云われます。

そのあとのアクシデントでまた眼鏡が外れるんだけど、その凶暴さ、怪力ぶり(街路樹折るとか)、おまいは平和島静雄か。

那月と翔ちゃんのふたりはHAYATO様のライヴとセットで開催されるピヨちゃんのイベントに来ているのだけど(翔ちゃんは那月にアクシデントが起こらないようにお目付け役という、本当に苦労人。あんなに那月にひどい目に合わされているのに自分からひどい目に遭いに行っている、いい人だよ…)HAYATO様の新曲を聴いていたハルちゃんが激しい違和感を覚えているとHAYATO様がとんでもないアクシデントを起こします。

で、荒れた会場で那月の眼鏡も外れて落雷嵐、砂月大暴れ、HAYATO様の歌を偽りだとまるで全日本プロレスのマイクパフォーマンスのように訴えます。

ステージジャックして歌わせろと、HAYATO様も素直に歌わせるこのくだり超展開だなーといつも思うの。

そこでタイミングよく寮では「たいへんだよ!」と音也が。水戸黄門の八兵衛みたい…

うしろから割れた眼鏡を持ってそっと近づくハルちゃんをよそにプロ顔負けのパフォーマンスを見せる砂月。合間に彼が抱えるトラウマがかいま見える子供の頃の映像をチラ見せ。詳しくはゲームをやってね!ってところか。

中の人の歌唱力が炸裂するので聴き応え最高。その前のHAYATO様のおはやっほーも好きだけどね。

 

オリオンでSHOUT OUT

オリオンでSHOUT OUT

 ハルちゃんの眼鏡大作戦はあっさり砂月にバレてハルちゃんに襲いかかる(なぜかバックがウユニ塩湖に)ものの、不意打ちで翔ちゃんによってピヨちゃん帽(メガネ付き)を被らされて那月にもどり、その場から足早に立ち去ろうとするのを追いかけようとして躓くハルちゃんをHAYATO様が助けるところで、来る前に気づいたトキヤの足の怪我がHAYATO様にもあることを知り…

 

という、あらすじを全部さらってしまった。この回本当に面白いしいろいろあるんだもの。

トキヤの私服がダサいのは2話からなんだかそんな感じはしていたんだけど(つーかステージ衣装と制服しか似合わない不思議な体つきをしていると思う)オサレなはずのジレが似合わんとか。私服がダサそうな雰囲気がある(失礼)聖川様はそうでもないのにな。あんまり私服で冒険してないからか。藍ちゃんはなに着ても可愛いし翔ちゃんはおしゃれだしレンはわりとなんでもさらっと着こなしているのにな。夏の制服でポロシャツを着ている襟を立てていてもサマになるレンは素敵だと思います。

 

しかしステージジャックしておいてなにも沙汰がないとか超展開にもほどがあるし次回ではこの展開の殆どが触れられないし忘れられているんだよね。砂月のことと中の人のとてつもない歌唱力を見せたいばかりに無理やり作った感じがなくもないが、面白かったからいいや。

 

つづく!