夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

BLOODY SHADOWS鑑賞

 

 1ヶ月以上前に買っていたのだけど、やっとドラマパートを聴いてみた。

1時間以上あるのだけど時間の長さをあまり感じなかったな。各キャラまったりとしゃべるけれど苛々するほどゆっくりでもなく、自然な抑揚で、ダークファンタジーの雰囲気バリバリ。

吸血鬼に生け贄を捧げることで外界から守ってもらっている村の村長の息子であるマサフェリー(ほかにいい名前はなかったんかい)は政略結婚ながら意中の娘(たぶんハルちゃん)と結婚することに。不思議な雰囲気を持つ親友ウォーレン(これは自然な名前)はカリオストロの城のルパンばりの思い出を持つ娘への愛情を隠しつつマサフェリーを応援する。しかし娘が生け贄に決定して村を守る吸血鬼、アイレス(いい名前だなー)に捧げられることになり…

というお話なんだけど、3人の会話で展開されるのにドラマCDにありがちな変な不自然さはあまり感じず、藍ちゃんの狂気を漂わせる不気味なヴァンパイアもとても良い。ジャケットを見てと普段の神宮寺さんのイメージからウォーレンはチャラいのかなと思ったら全然そんなことがなく、憂い漂う物語によいスパイスになっており、聖川様は聖川様でした。

藍ちゃんが本当にとんでもないキャラを演じるので圧倒されていたら、最後の最後でやっぱり私の好きな藍ちゃんなんですよ。とてもせつない。

うたプリってアニメはああなのでこういうドラマCDというかシアターでも内容はツッコミ重視かもと勝手に思っていたけれど違っていたので嬉しい誤算というやつ。

ほかのシアターシャイニングやその前のシリーズも聴く気になりました。とりあえずポラリスと海賊のやつは持っているんだけど。

歌は相変わらずどれも外していない。なんかいもこのブログで触れているけれど「BLOODY SHADOWS」はかっこいい、妖しい、切ない。

キャラデザよし歌よし声優さんの演技よしで最高やぞうたプリ!と改めて思ったのでした。