夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ステファン・グラビンスキ「動きの悪魔」

動きの悪魔

動きの悪魔

〈向こう〉には物理的な目には見えない、人間の貧弱な脳にはわからない新たな世界があると、いつも信じていた――
ポーランドのポー」「ポーランドラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。

ポーランドですよ、鉄道の怪奇小説ですよ。私にとっては好物だらけなんですが、執着なくてもモチーフは興味深いんじゃないかしら。

ということでぼちぼち読みます。装丁も素晴らしい。

「音無しの空間(鉄道のバラッド)」
廃線撤去寸前の線路の保全に取り組む一人の元車掌の物語。日本昔ばなしに通じるような切ないお話でした。

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