夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

ホビット 竜に奪われた王国 感想

ホビット 竜に奪われた王国 DVD(初回限定生産)1枚組

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今回も早めに行ってきましたよヒャッハー!
前回ですっかりちっちゃいおっさんたちに萌えた私は原作にないけど無理がないから出ちゃうレゴラスとかエルフの女の子の色恋沙汰よりちっちゃいおっさんたちがわしゃわしゃと戦ったりご飯を食べるのに「わーいまぜてー」ってな気分で臨んだのでした。



主人公のビルボは前回手に入れた指輪がどんなものかはっきりわからないながらも、ガンダルフには所持を伝えられず、「いとしいしと」と離れ難くなっちゃってる感じ。
ドワーフさんたちとは打ち解けてるというか、仲間として機能しているようで絆が深まっているかどうかはそこまで伝わってこない。彼なりに一生懸命ではあるけれど、仲間同士の会話が少ないというか。仲間であっても離れて冒険することが多かったロードオブザリングの旅の仲間たちの方が絆がしっかりしていたというか、みんな一方的にフロドのことを思っていたような…まあ、今度の仲間はガンダルフ以外はホビット族のビルボよりちっこいものね。庇護したいというより利用したいって思っちゃうよね…

そんなドワーフさんたちは相変わらずきったないオークに追われたり闇の森のエルフ(王様がレゴラスのお父さん)にとっ捕まったりするのだけど、そこでやっぱりキーリがイケメン枠だったと判明するのだけど、見所は樽です。
樽の使われ方がハンパない。
樽って丸いでしょ、中が空洞でしょう?本来運搬に使われるでしょう?
その魅力があますとこなく発揮されているので、ピーター・ジャクソンのお笑いの趣味いいわあとあのシーンははしゃぎっぱなし。
そこに出張ってくるエルフの王子様を体現するオーランド・ブルームパイレーツオブカリビアンのときはそうでもないけどエルフになると魅力的。でも10年前の方がやっぱり線が細いからエルフって若返りますよねーデカくて気持ち悪いオークと密着してのガチバトルが華やかで、しかも60年後も生きてるって知ってるから安心して見られるのでした。ドワーフさんとの会話でギムリの肖像画を見るくだりがあるけどあれはニヤニヤせずにいられない。のちの親友だもの。

そこから中世の領主を体現するスティーヴン・フライが登場。お付きと揃ってゲスい、きったない。助けてくれた王族の末裔のバルド(ドワーフの集団を一人でねじ伏せる凄腕にしてイケメン)といい対照。

竜との対峙は、もともとこの作品に出てくる竜ってお宝が大好きというキャラだけに邪悪で貪欲というイメージ。神がかった強さではあるけど、神と違って倒してもいいし対決してもいい。しかも一人称は「俺」で自信たっぷりで傲慢でよく喋るやな奴なので、ちっこいドワーフさんとビルボに全面的に味方になれるのだけど、まあ、強いこと。そしてなぜそんなのでやられないのかとドワーフさんたちの頑強さに驚くこと。
火が衣服にうつって熱い熱いって苦しんだ割に上に着ているものを脱げばあっさり終わりって。
そんなものなの?
足元めっちゃめらめらしてますけど、熱いとかいうもんじゃないですけど!
解けた金属が川のように流れる上をトーリンが船で腹ばいになって流れて行くけど、そこ、何度よ?
頑強にもほどがあるよ!

で、ベネディクト・カンバーバッチさんとマーティン・フリーマンの(樽も含めた)対話にきゃっきゃしているうちにそんなアクションも見られ、バッチさん演じる竜が一瞬だけ面白い変貌を遂げた後、そこで終わりか!という終わりかた。

私はRPGが好きだから迷いの森、捕まって武器を奪われるくだりとかガンダルフが足元のおぼつかないダンジョンでさまようシーンにもドキドキしました。


あ、ガンダルフ
彼がいると便利すぎてすぐにお話が終わっちゃうからか(前回だってあの鳥が最初から出ていれば、しかも山の麓まで連れて行ってやれば何度思ったことか)別行動をとって謎の相手とオークのきったないアゾクと対決してたな。アゾクはトーリンの宿敵なのに。


完結編が、楽しみです!

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