夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

日月曜BLトーク (アニメ)「天官賜福 貳」10話、11話(小説)「人渣反派自救系統」分冊版17 (漫画)今週買った本 感想

3巻がいよいよ発売まで1ヶ月を切っているんだけど本当に売るのだろうか、心配すらある。そして発売日の次の日に有給休暇を取りたい気持ちでいっぱいです。

10話は主に過去の惨劇が語られていてそのうえで戚容がマジでうるさいので見るのも倦んだところへ終盤の殿下の取り乱しっぷりとそれを静かに受け止める花城の美しさにアニメ化感謝!と思ったものでした。ここは簡単に。神谷浩史さんのとんでもねー熱演を肌で浴びられたことにも感謝。神谷浩史さんは素晴らしい声優さんだよ。

 

そして11話!!私は冒頭からちょっと涙ぐんじゃった…殿下が芳心国師として葬られるときも銀蝶は殿下を探していたんですよ。

私この物語のそういうところに弱いんですよーーーー!!!

ふたりきりの長回しのやりとりでヌルヌル動く殿下、息遣いで気持ちを表現する福山潤さん、なんかもう、好きな作品が丁寧にアニメ化されてる!丁寧すぎて戚容がウザかったのもしゃーない!

殿下、法力がないのに自分の像を粉々にするのはあれ腕力かな!?

「よくわかっていただけ」がいい声すぎて床を転げ回りました。

あまりに美化をしてはいけないとか失望するだろうと殿下はおっしゃるけどなー!からの、あの殺し文句よ。わたし、この花城のセリフが2巻で一番好きなんだわ…

「ある者にとってはこの世に存在することが希望なんだ」キターーーーー!!

風師どのと花城の小芝居と風師どののセクハラが見られて嬉しい。

赤い傘をさしたあとの花城の唇を見た?つやっつやだったね!あの血の雨結局なんだったっけ…?次回で今季最終回かな、この調子だったら最終回花城の出番なくない?無理やり出してくれる?気になるわー…

 

さーて、久々の「さはん」は?

2週間飛んでの新章は3年後から始まりましたね。弟子たちがもともとの知っている話より頼もしく成長してんの。

まだ序章という感じで冰河の気配もないまま終わっちゃったけど次からどうだったっけー?ただこの章、面白かったと思うので続きが楽しみです。

 

今週買って良かったBL漫画

身も蓋もないタイトルで挙げるのがちょっと気後れするけど受けの子がとても可愛らしくて男気があり、攻めのおじさんが甘くて可愛げがあってイケオジなのがとてもよろしい。とりあえず3巻まで買ったんだけど読んでいると不思議と疲れがとれるようなお話でした。ドスケベ多めでね!そりゃタイトルからわかりますわね!

こういう可愛げのあるおじはいいよね、かわいい男の子もいいよね、と、本来の性癖とはちょっと違うんだけど楽しんで読まれました。続きもそのうち買うでしょう。

 

 

オメガバースはまったくもって刺さらないけど(妊娠するのがピンとこない)、ケーキバースは刺さったねえ!

こちらは作者さんが他のお話も好きなのでどうかなと軽い気持ちで買ったら、受けの子が綺麗で激重クソデカ感情があり、食べられる側なのに本望だと思っちゃうのと攻めの子が食べるより愛したいなんて気持ちになっていくという微妙なすれ違いが1巻以降で繰り広げられる辺りにこう、掴まれましてね!つい分冊版に手を出したらもうすぐケリがつきそうで2巻も発売予定ですってよ。

うまい作者さんは絡みのシーンの構図も上手なんだなと、キスしているところを見せる角度から違うとかあってなんか…活用しどころはないけど勉強になります。

たぶん描き下ろしがつくから2巻にまとまったときも買っちゃうだろうな、そのくらい読み応えがあって面白い。このカップルずっと見ていたいなーと思ってしまった…

 

あと、後日「ハーフライン」の分冊版の続きを読んで感想書きます。

一旦終わり!今週も充実しておりました。

「光る君へ」11話「まどう心」感想

今回も情報量はやたら多くて時間が過ぎるのが無茶苦茶速い。高速平安時代

986年。

 

2話ぶりのF4勢揃いでキャッキャと浮足立ち、行成の仄かな矢印にニチャアと笑う我BL大好き。なにかがあったと察する行成(副音声の代わりに私が解説)。

「聞かないほうがいいよ」「もう終わったことだ」これが上流貴族の処世術☆

 

まひろがなりふり構わず父親の就職活動に動くんだけどこの辺ラノベ平安時代っぽいなー。そこで正直に現実を突きつける倫子様の誠実な忠告を聞かずにぶつかっていくのもラノベ主人公っぽい。

が、ここで兼家がわりとちゃんと真っ当に現実を教えるの、底意地が悪くて慈悲がないけど門前払いを食らわせるよりはちゃんとしてる。兼家忙しいはずなのによく会ってくれたよね。良くないのは自分の仕事を完遂できずに帝を情け心をかけた為時パパなんだよねえ…まひろも為時も政治がわかってないんだねえ

 

自宅でまひろを見かけて隠れちゃうの、この振る舞いが終盤のアレをちょっとだけ予感させる。秘密の関係であり、自宅内では顔を合わせられない気持ちから体が勝手に動くんだね。

 

そして道兼がまひろの母を虫けらと言ったように父兼家は娘を虫けら扱い。

とことんヒールなのよね、見方によってはおもろいんだけども。

 

蔵之介(SNSでも宣孝と呼ばれずに蔵之介と呼ばれがちなのおもしろい)とまひろの軽妙なやりとりが面白い。後々結婚するらしいけどなにがどう起こるんだこのふたり。

妾になるのは抵抗があるのがここでも見えるけど頭が良いだけにプライドもあるよなあ。

 

前回の逢瀬を思い出すまひろの部分は副音声付きで見るといいよ!!!!!!!

 

道長が弓の稽古でおもっきし外したところを撫でる百舌彦かわいいよね。

花山院からの践祚によって内裏の様子ががらりと変わったことが藤原兼家中心に語られるけど私が注目しちゃうのは道綱ですね。妾腹なので前回も汚れ仕事をやらされそうになったり、兼家の荒々しい謀に心底びびったりと正妻の三兄弟とちょっと雰囲気が違うのをいきいきと演じる上地雄輔さん、私は松坂大輔選手とのバッテリーのイメージ以外はなにをやっても妙に売れる器用な人だけど私の興味のない分野だったのでピンとこなかったんだけど、ここでこれほど魅力に感じるとは。ただし実資からはアホの子扱いされているっぽいけど、ドラマではどうなるんだろう。ちょっとアホの子っぽいけど可愛さのほうが増し増し。

 

それとなく暈されていたけど高御座に何があったかは副音声が丁寧に教えてくれました。おっそろしー。(よく見たらはっきりとお子の鼻筋とか見えたな…)

安倍晴明によって呪いは眉唾ものという印象があったけど花山院の呪いでいいのかしらん(よしこの死も偶然なのか呪いなのか、呪いを確実にするためになにか作為が働いたのか)。

血で汚れたところを袖で拭ったときの淡々とした口調で「汚れてなぞおらん」言う道長、友達をその手で葬った時点で穢れなど恐れない人になってしまったのだというのを見せるのだけど、そんな経過を知っても褒めて済ませちゃう兼家マジで兼家。

 

転がった花山院の数珠が北斗七星を描いているんだけど一条天皇の装束にも北斗七星が描かれていたのとかなかなか象徴的。こっちの権勢のほうが強いってことかな。呪いを跳ね飛ばしたと。呪うなら一条天皇じゃなくて兼家と道兼じゃね??

 

そこからのー!いずぽやと菊様の前世の姿みたいな並んだふたりが可笑しい。これ待ってた!

伊周がふんわりした父親より怜悧だけど生意気な印象で、その横にいた定子様が後々高畑充希さんになるのがごく自然な気になるようにちょっと雰囲気が似ていて賢そうなのがいいですね。

そして宴をハブられた道兼が大人気なく拗ねるので兼家がとっととリップサービスをするのだけど道兼って花山天皇を騙すのはうまいのに父にはすぐに騙されるチョロい子なのどうなの…宴をハブられるあたりもとても道兼という感じ。

 

倫子様がターゲットロックオンしてるのをキャッキャ笑ってるまひろという構図を見て視聴者のわたしは((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてるんですけど…

それにしても毎度毎度物語に潜んでいる行間を言葉にする要員赤染衛門、美しいなあ。

 

召使を減らして家事をし、写本という内職をする、できることはすべてやろうとしているのが偉い…そりゃあ額に汗して仕事をする姿は美しかろうよ。自分の家ではそんな女性は自分の立場では見ないだろうから余計新鮮なことであろうよ…

で、乙丸から怒られるという。乙丸、百舌彦とちょっと打ち解けている感じも匂わせていて面白かったですね、ここ。怒っちゃう乙丸本当に立派なんだよねえ。ずっとまひろについていてほしい。

乙丸に頭を下げるような、当時の上級貴族とは思えないほどの真っ当さもあるんだけどなあ…

 

で、ここからの謎のエレキギターよ。

昭和的渋さを感じちゃう。なんでこの劇伴なの…?どういうチョイスよ。

 

逢瀬でのやりとりは私的に「あいたたたたた!」って思っちゃったけども、ここでこうやって拗れてどうやれば妾にもならず結ばれない関係になっちゃうのか、ここから先の捏造力というか筋書きが気になる。

ラストで兼家に末っ子道長がお願いした内容、絶対まひろにとってろくなことではない気がするんだな…で、先に源明子様に婿入りするらしいって史実ではなってるんだけど、さっそく何かが動き出しそうな予感がしますね。

あーーーー怖い。人の首が飛ぶより怖い恋愛模様ってどうよ。

 

北の方になりたいって身分上の野心じゃなくて道長のオンリーワンでナンバーワンでいたいということなんだろうけど、まひろが促すから政治的に高みを目指さなくてはいけなくなった道長は自分が出世をするためにはまひろは北の方にはできない、身分の高いどこかの姫君を正妻にしなくてはいけなくなったというとてつもないジレンマにブチキレちゃう。

出世とはそういうものだと現実を見て知っている道長の閉塞感、まひろも馬鹿じゃないからわかっているはずなのに割り切れない。ここからすれ違うにしてはなんか一悶着はありそうなんだな…?一番好きだけど北の方にはしないって後に書かれる名作のフラグですよね!!!あれキツいんですわ、あそこでもう光の君めっちゃ嫌いになったもん。

 

道長、なんとかリカバリしてほしいけど史実的に無理があるのでまひろの彼氏としてはもうダメなのかしらん…

そういえば道長、為時パパが先帝に尽くした真面目な役人だったというのは知ったけど兼家の間者だったのは知ってるんだっけ?どうだったっけ?

 

それにしてもあのエレキギターなんだったんでしょうね。

 

はー…

 

つづく。

エレキギターがかかった逢瀬を見たときのわたしの様子

「ピノキオ」(韓国ドラマ)感想(ネタバレあり)

任天堂信者だから割とガチ目に「キノピオ」と書くところだった…

 

幼い頃に、火災事故と過熱する報道がきっかけで家族を失ったハミョン(イ・ジョンソク)は、
海で助けてくれたゴンピルの養子となりダルポと名前を変えて、生活することになる。
ゴンピルの孫で嘘をつくとしゃっくりがでてしまう“ピノキオ症候群"のイナ(パク・シネ)
と共に暮らすダルポは、 イナの母が当時報道を歪曲したチャオクだと知りつつも、イナを好きになっていく。
そしてイナとチャオクがきっかけで、放送記者になることに。
過去と直面するダルポ、母に利用される形で記者の夢が叶ったイナ、
イナに好意をもつボムジョ(キム・ヨングァン)、
ハミョンが自分のことを好きだと勘違いしてしまったユレ(イ・ユビ)、
それぞれが過酷な報道の世界へ飛び込む。成長していく4人が迎える結末とは?
そして恋の行方はーー! ?

 

 

 

イ・ジョンソクさんのドラマはこれで戦時中のやつと一番最新の作品以外全部見たことになったかも(映画は見てない)。あー惜しい。全部おもしろかった!

こちらは「君の声が聞こえる」のあとの作品で10年前かな、報道機関が舞台のお話だから令和おじさんの名前が一瞬出たり。そういう時期だったのかと思い返したり。

主人公のスペックの高さ、子供の頃に襲った悲劇、そのあとの顛末からピノキオ(作中の架空の特性で嘘をついたり納得いかない事象に出くわすとしゃっくりが止まらなくなる)であるイナと叔父と姪の関係になり、一緒に育ってふたりとも記者になるというのがとても丁寧に描かれ、ほとんどすべてのことが無駄でなく、様々な要素がラストにつながっていくのが本当に気持ちがいい。

 

主人公の恨みや悲しみ、憎しみや試される良心それらに折り合いをつけていくことがどう物語を変えていくのか。ずっと先が読めずハラハラしながら見守ってしまいました。

 

まーなによりも、キム・ヘスクさんがただのマザコンの財閥のおもしろい母で終わるわけがなかったな。息子を溺愛する母親にして巨大百貨店の会長の役で、可愛らしく優しい雰囲気がありながらも狡猾でサイコパスな部分も併せ持つ役を見事に演じていました。まさかラスボスになるとは序盤はまったく思わなかった…

イナの母親役の人も演技がうまくてキャラクター設定もよかったな。めちゃくちゃひどい記者なんだけど、実力はあるというかありすぎるがゆえにこういう人になってしまったという背景が見えるような。終盤の敗北を見せたときの力のない後ろ姿、その後のふるまいから見せる「倒れるときは前のめり」みたいな雰囲気、見事な演技だったなあ。

 

主人公たちの頑張りや真摯な態度も見る価値ありで、彼らを囲む家族たちが魅力的で特におじいちゃんがよかった。パク・ヘリョン作品でよくいる愛すべき年長者だった。

キム・ヘスクさんは他の作品で愛すべき年長者役を演じていたのだけど(一作品ではひどい亡くなり方をしたのも印象的…)、こちらでは半分おっかなかったなー。

ザコンの財閥の御曹司が溺愛されるだけある心が優しくて育ちの良さ丸出しのいい人だったのが魅力。

興味深いのが、その御曹司と主人公ハミョンのお兄さんの二人が主役のイ・ジョンソクさんより背が高いこと。イ・ジョンソクさんもかなり長身なのにそれより大きいからイ・ジョンソクさんがそこまで特別に見えないって韓国の俳優さんの層の厚さを感じました。ふたりとも魅力のあるイケメンだったしな…

 

パク・シネちゃんはどの作品に出ても自然体でしっくりハマるからすごい。あまり恵まれない役ばかりのイメージがあるけれども。誠実な役が似合うんですよね。

 

久々に夢中になって見たけど本当によく出来た、よく考えられた作品だったなあ。韓国ドラマは本当に面白い。細かいところまで広げられた人間関係の機微が全部無駄じゃないのが素晴らしかった。高校時代に起こったことも後で重要になってくるとかね。

ムカつくキャラがムカつくだけでは終わらせないのもよい。本当、良作です。

 

パク・ヘリョンさんは最近はネトフリ限定のドラマを手掛けているはずなのでそのうちまたネトフリを契約して見ようかなとは思っています。

イ・ジョンソクさんの最新の作品はディズニープラス限定なんですよね。それ以後はなにか頓挫したとか?

イ・ジョンソクさんのドラマに外れはないのでなるべく惜しまず見たいものですが、惜しんで見てない韓国ドラマが山程あるので、それらもグイグイ見ていきたいですね。とりあえず近々「私の夫と結婚して」は見たいわー!

 

 

「光る君へ」10話 感想

私、明日6時起きなんですよ。寝られるのかな…

先週アホみたいに予告編を大きめの液晶画面でガン見したものですが、アンサー出るのも体感3分くらいのタイミングでしたね。出家大作戦のほうがあととは思わなかった。あまりにも勢いが良くてドラマチックなのでこれ道長の夢オチ?って思った。先週は花山天皇の夢オチかと思ってたんだけど!

私は予告を見たら次回の構成までいろいろ想像しちゃうんですが、そらークライマックスはあっちの方だと思っちゃうじゃないよ

 

私はどちらかというと少女漫画脳のほうが勝つので陰謀より主人公二人の性愛になだれ込む怒涛の展開の方に持っていかれたのですが、それまで静かに思い悩んでいたまひろが内心なにを思っていたのかが理路整然とぶちまけられるの、見ている方にもいろいろと理解できて助かりました。文の送り合いがロマンと事務ってくらいすごく温度差を感じるんだけど、私は道長に同情的に見守ってしまいましたよ…古今和歌集漢詩で返すって、私には怖い。情念を冷徹で返す感じ。でもそのくらい現実的な志を突きつけないといけないとまひろは回転が速すぎる頭で思っちゃったんだろうな。でも怯まない道長の熱くて重たい愛情は「これ、こういうのを浴びたかってん!」って思った!トドメが精一杯の気持ちを志に変えた漢文って!!!強い!果し状みたい!(いま2周目)

 

ストーリーテラーは物事の先まで見通してしまうから、道長が内裏の要人になって世の中を良い方に変えられるのが見えてしまっている。道長は自分はあくまで三男で陰謀でも泥をかぶらない補欠扱いで親の威光しかないし世間知らずのせいで友達を死なせるしで先のことより世を儚んでしまう。周りから意にそまない結婚を迫られる前に大好きな人とどこか遠くへ行きたいなーって気持ちになるのも十分に理解できる。でもリアリストまひろには遠くで庶民の生活を送る道長なんか想像つかないって。せっかくいい家に生まれたんだから世の中を変えろと。

序盤の三郎だったらそうでもなかったろうに、ここまで華麗なる上級貴族のなかのキラキラした道長も見てきてるからなあ…(今回もF4は揃わず、でも行成のほのかな矢印を感じましたね)

 

そんなやり取りをめちゃくちゃ早めにこなされ、勢いに飲まれる視聴者の私、バックハグからのまさかの下からのアングルでキスで理性がふっとび、話を追いかけるのが大変でございました。まさかNHKであそこまで濃厚な…

月下での夜伽も吉高ちゃんが山口百恵ちゃんに見えるくらい艶めかしかった…昭和の艷やかさ…(分かる人には伝われ)

事後も全然決別する気がない道長に私は叶わないとは思いながらも「餅を贈れーーーー!」と願いました…三日夜の餅って知らなかったらググってね☆(フツーは嫁の家が出すものだけど源氏物語では光るの君が紫の上にあげたのであった)

 

陰謀の方は絶妙な緊張感とたどたどしさをはらみながらも兼家の計画通りに運び、道兼のいっそ清々しい手のひら返しと兼家の内裏に響き渡る高笑いというトドメに私も笑ってまうという…ね!嫡妻の三男坊が家出しかかっていたとか恋愛に溺れてるなんて知る由もない中で内裏がガラッと変わってしまう。義懐の宴席が本当、品がなくて昭和だったなあ、あそこで退場かな…

たぶん為時パパは官職を失うんだろうなー…利用されるだけされてそうなるんじゃない?それでこそ兼家と道兼だと思う。ひどいけど突き抜けてるから嫌うとかいうレベルじゃない。でもあんまり天下が続かないのもわかってる。

 

来週、伊周が出てたなー。一条天皇即位のときってとんでもないことが起こるのがそのまま実写化されるのかな。

 

リアルタイムの私のポスト

 

奇しくも道長は詮子様が目論んだ通り倫子様と明子を妻にすることになるんだよねえ。まひろは物理的に遠くの国へ行っちゃうし、その先で謎の中国人と出会うらしい。

結ばれないにしてもどうしてそうなっちゃうんだろうというのをうまく描いていくんだろうなあ、それはそれはエグいかたちで。

 

本当、今回もすごかった。NHKやりおる。早い人はお昼にアレを見たんだよね…20時でもいろいろエグいぞ。兼家の悪辣さが地上波ギリギリよ?

 

あー面白い。毎回おもしろい。直秀絶対草葉の陰で戸惑ってるよこれは。

土曜BLトーク (アニメ) 「天官賜福 貳」9話「チェリまほ」、BLじゃない「新しい上司はど天然」、(小説)「ハーフライン」分冊版38 、最近買ったBL漫画 感想

戚容うるせー笑

永安国での惨事の真相に迫る展開ですが、私は原作を読んでいるのでただただ殿下と花城を目で追う感じでした。

殿下が自分は何を言われてもされても全然気にしてないのに花城がちょっとでも愚弄されたらビンタを喰らわせるところで花城が明らかにトゥンクしたのは見逃しませんでしたよ!ここが見たかったんや!

ふたりとも自分のことは何言われても平気という、やすいプライドは持ってないところが美点なのですが、お互いが悪く言われるともう全然許せないところがね、こちらのメシウマなんですよね。

しかし戚容のクソッタレなところが原作通りで、演じる声優さんもすごいし動きをつけるアニメーターさんも素晴らしい。殿下の従兄弟だけに似てるって設定で顔も整っているのに全然魅力がない。ここまで原作に寄せてくるとは…と感激しておりました。

次回も永安国で殿下がやったことがメインになるとは思います。私はそのあとの殿下と花城のやりとりがいまから楽しみです。

 

第1話

第1話

  • 小林千晃
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「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」アニメ版、アニメは原作準拠なので藤崎さんがBLを愛しBLに愛されし腐女子としてキラキラしているんですね。それはそれで私は好きなので「出た!」って気持ちでした。

あと、さすが歌の上手な声優さんを起用しているだけに黒沢さんの心の歌唱が再現されていて可笑しかったな…

この作品、金春智子さんが参加されているんですね。私の中ではナージャでおなじみ、うたプリでおなじみの。ベテランだ。懐かしくなりました。

すごく丁寧にアニメ化されているのでドラマとはまた違って嬉しいですね。ドラマも何回見ても好きなんですよね…安心して見られる。

 

 

あくまでBL作品じゃないんですが、「新しい上司はど天然」を一気に見ました。

私自身がパワハラ被害キャリアなので休日に見るのはちょっとしんどいところもありましたが(主人公、そういう性格とはいえ引きずりすぎやろと思う私は金城系被害者)、それを凌駕する白崎主任の可愛らしさ、白桃の可愛らしさ、中の人を含む課長の面白さですよ。

BL作品じゃないですけど、君たち付き合っちゃいなよ!もう!って感じの距離感でしたね。BL漫画だったらとっくに付き合ってる。全年齢対象でBLにしなかったの、それはそれでいいけど、BLの沼に浸かりきっている当方はあらゆる点でもだもだしてました。

ただしBLにしたらパワハラ被害者である主人公は救われないんですよ。愛は手に入るかも知れないけれど、上司から性愛関係のない純然たる好意により当たり前のように大事にされるという癒やしがないんですね、だからこの物語はBLはいらんのです。

 

いらん…のです…(血涙)

 

でも最終話、引っ越す桃瀬くんの足をひっぱる白崎主任と白桃、もはや…って感じだったし、結局住む場所がそこってあたりがもう君ら付き合っちゃえよ!って改めて思うオチでした。お休みの日も呑気に一緒に過ごせる関係って友達でもなかなかないんじゃない?

良い作品でした。作ってる側もある程度わかってて作ってたでしょ!って私は思ってます。

 

ガチサッカー選手とサッカー業界にいる人が別のリーグを応援したら…というところからの。

映画「トレインスポッティング」をご存知でしょうか。知っていたら読んだときにこの映画を思い出すと思います。私は思い出しました。

この映画では男女のセックスですけどね。

前回のエピソードでもそうでしたが、多少揉めてもこの二人はもう完璧なので、マジで犬も食わないやつなんですよ。次回も楽しみです。終わらないでほしいわ、いつまでも。

 

ここからは最近買ったBL漫画

闇のパープル・アイみたいなのかと思ったら違った…

表紙絵が綺麗なので前から気になっていたのですが、私の地雷がそこそこに散らばっているので二の足を踏みつつ読んで、ヤクザ(?)とファンタジーの融合って刹那的な雰囲気を匂わせつつも好きな人は好きなんだろうなあという感触でした。

受けの子のキャラクターは好きです。

地雷が多いので私の歯切れが悪いけど、良い作品だとは思いますよ。動物に変身する理由も大事だし。

 

 

男子高校の同級生が出会い、受けの子があまりにおぼこいので教えるついでに開発する話と書けば身も蓋もないけど距離の縮まり具合、戸惑い具合、学校という社会でのしんどさが繊細に描かれていて青い春ですなあ…としみじみ楽しめる作品でした。受けの子が可愛い上に男前なので、そういうのが好きな人にオススメです。この二人が成績優秀で勉強できるコンビというのが面白かったな。勉強熱心ってBLで時々出てきますよね。アレ好きです。

 

そういえば、私が一番好きなBL漫画が今度ドラマ化するらしいですねえ…

みなさん私の分も見てください。

私は羽山麻水さんは実写化不可能だと堅く思っているのでよほどの評判を聞かない限り無理だと思います。もともとBLドラマはそんなに積極的に見る方じゃないしなー

つーかドラマにするとは思わなかった。けっこうスケベなシーン多いし(入口がセフレだもんね)どうするんだろ。ふたりとも演技のうまい俳優さんという設定だし、作るの難しそうだからやらないだろうと高を括っておりました。

アニメなら見たいかも…もちろん、ドラマCDと同じ声優さんで!!!

25時、赤坂で

25時、赤坂で

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おっさんずラブ ー リターンズ ー 9回最終話 感想

終わっちゃいましたねえ…

前回楽観的な終わり方をしたので心配事といえばはるたんの転職くらいですが、概ね楽な気持ちで武蔵に何が起こったのかだけを気にして見ていたんですよ。


なんですか、「嫁イカゲームっつー…」て。


歯槽膿漏胃潰瘍くらいで手を打ってくれるのかなと思ったら赤ワインとトマトパスタだっけ、それが噎せただけって!そういう展開思いつくの天才!


今回のシリーズ、ずっと武蔵がすごかったな。シゴデキイケオジで恋する乙女なんだか息子が可愛い姑なんだかわかんないところがありながらも菊様ともいい関係性を築き、元妻とも元ライバルちづちゃんとも絶妙な距離感で接し、ここぞというときにすごくボケて笑わせる。医者へのツッコミが容赦なくて面白かったですね、「滑舌が悪い!」って。それで済む話でもないような。


はるたんのヘッドハンティングはマロが把握するくらいあからさまではありましたが、ただただ坂口涼太郎さんが強烈な爪痕を残しただけではるたんがいまいる場所がいかに大事かを知るきっかけになったという。牧くんが仕事ができるので(牧くんの高評価な噂話をトイレの中で聞くとか少女漫画でよくある展開がここに使われるの美味しい)珍しく格差に臆病になるはるたん。まあ、はるたんは牧くんが仕事がエリートであることを時々寂しく思うところはあったか。


大きな幸せを掴むとそれに対しての反応がいろいろ出てくると思うのですが、元々は牧くんのほうがネガティブキャラだったのが、はるたんは幸せすぎて怖くなっちゃったんですね。マリッジブルーにもなるし、キャリアに対しても焦りが出てくる。そのままでいいってみんなが思っているのに不惑を前に惑うはるたん。それを大きく包み込むのが牧くんという…ここまで見てきてよかった瞬間をまた感じました。


牧くん、もともと自分がセクシャルマイノリティであるのをネックに感じてそれを匂わせるあらゆることを避けたり、はるたんが元々ノンケだったからと一緒にいることに引け目を感じたり、結婚式もホームパーティーもしたがる人ではなかったのがはるたんが喜ぶならと苦痛さを見せることなく静かに受け入れていっていて前よりさらに素敵になったよね…いい笑顔いっぱい見られるようになったり、誰に対しても優しい目を向けるようになったり。元カレの武川さんに対してもよく理解している古くからの付き合いがある人としていい関係性を築いている。


はるたんははるたんで元々愛情が豊かな人だけど牧くんが一番大事というのがふつーに口から出て、失敗しながらも周囲と相談しながら牧くんと幸せになるために努力をして、あのはるたんが!美味しい料理を作られるようになったって!すごいことなんですよ。私的にはもう武蔵も一緒に暮らせばいいじゃん、家事やってもらいなよと思っていたのですが、自分も成長させて、やらなかったことが出来るようになって家族としてうまく助け合っていくという関係性を二人で築いていったことに惚れ惚れしました。
おっさんずラブの制作陣、やれば出来るじゃん…(誰目線?いやだって、方向性がおかしかった頃あったじゃない?)


今後はとなりの武蔵が目に余ったときは助けてくれるんだろうな、同居はないからお隣に、は正解だと思う。牧くんは「チェンジで!」って言ってたけども。
牧くんもはるたんが迷走していたときに心配して武蔵につい相談しちゃうんですよね…それくらい武蔵は頼りになるし、二人にとって大事な存在なんだなと。
誤診(というか誤解)だとわかったときの牧くんのキレっぷりが可愛かった。


菊様といずぽやというサブCPが今回良かったですよね。おにぎり屋さんを装った公安と元公安というもともとの世界観から乖離した場所にいた人たちというのがコメディドラマだから妙にしっくりきて、弓道やってる設定(蝶子が教室をやっているのも含め)も唐突なようでありえるかもしれないと思ってしまう。妙に浮くんだけど、無理ではないし不動産屋と居酒屋だけではないお仕事や趣味の世界で広がりがあるというか。蝶子のドルヲタ活動も。
はるたんと牧くんのカップルとはぜんぜん違う空気でしっとり魅せてくれて、何回理性が飛びそうになったかわからない!ありがとうございました!次は大河でお二人合わせてお会いできるのが楽しみです!って気持ちでいっぱいです。


終盤、誰一人はるたんや牧くんと血は繋がってないけど家族のような関係を築き上げた人たちでのはるたんを囲むパーティはとても温かくて楽しくてあんなのされたらはるたんのような人は幸せになるのをわかってて牧くんが主催できるのが偉い。
今回武蔵のためのホームパーティー、はるたんのための外でのパーティ、結婚式と人が集まる会が多めだったけど、牧くんははるたんと二人きりで過ごせるのがなによりも幸せだからと二人のための時間が最後の最後にあって…


美しかったな!!??私は泣きましたよ?
これが見たかったのよ!と心の底から叫んだのこれでこのシリーズn回目!?

初めて同居を決めた日も桜の花が美しい日で、あれからずいぶん日にちが経ちましたね。劇場版もあって、まさかこういう形でまた再会できるとは思いませんでした。

最高の形の再会ではないでしょうか。

 

これで終わっても満足なんですよね。爽やかで晴れ晴れとして、彼らはこれからも面白くて素敵な日々を過ごすんだろうなって思える気持ちの良い終わり方でした。

色気出して劇場版やってくれてもいいけどさ!

 

私、いまになって「初恋の悪魔」を見ているんですよ。ビデオに録画していたけれどいそがしかったり気が乗らなくて見てなかったんですが、見てみて…なにあの別人、って思うわけですよ。(なんで見てるか、最近のブログを見たらおわかりになることでしょう…見たい目当てが増えたんですよ!!!)

林遣都さんのカメレオン俳優ぶりはいまに始まったことじゃないけど、そこにいるのは全然牧くんじゃないんですよね。

そして「おっさんずラブ」にしてもオフショは牧くんじゃないんですよ。

はるたんが世界で一番好きな夫の牧くんはあのドラマの中にしかいないんですよ。

それを言ったらはるたんもそうだし、武蔵もいずぽやも菊様もそうといえるけれど。

作中の牧くん、ずっと美しかったな…眼福もの、ずっと見たかった姿でした。

大事にまた見返そう。牧くん強火担でよかったです。続編とか全然期待していなかったのに降って湧いた続編に五体投地です。感謝、感謝…

 

終わっちゃいましたが、幸せをもらったので噛みしめるためにこれからも見るでしょう。あとTELASAに入ったので特典映像たっぷり見るぞ!また後日感想を上げるとおもいます。

 

それではまた!

「光る君へ」 9話 感想

いやあ…わたし、実は毎熊さんと同郷なんですよ。年齢はぜんぜん違うので接点とかないんですけど。

それもあって毎熊さんの活躍は心躍るものがあるんですけど、それがなくても直秀は魅力的で、なんだか不穏な予感がするだけに余計眩しいものがありました。貧しい庶民の役だから体を絞り、儚さがどこかしら漂っていてたまの笑顔は守りたかったなあ。

はー…明日から物忌で方違えじゃな…寂しい。

 

986年、全体の感想から言えば前回、初見では騙され、2回目でこれは…!と薄々感じたものが種明かしされて、もはやホラーより怖い兼家&晴明のバディ。詮子様と道長ドン引き、キトキトする道隆、あのときの4人の表情、4人の人間性が見事に出ていたな。

そしてやっと兄弟を出し抜いたとドヤ顔の道兼、あの、なんで脱いでたんですか?その流れありました?

傷を見せてもらっていたんだろうけどさ!腕だけでいいじゃん??

体を張るがダブルミーニングに感じていけないのよー!別になにもないならないでいいけどもー!花山天皇が雅やかなのでお耽美なのよー

 

嫌な予感が漂う雰囲気の中、百舌彦と乙丸と小麻呂(ぬいぐるみ)が緩衝材になっている気がしますね。百舌彦のモノマネ見た?めっちゃ走らされたあとの乙丸の息切れしてない感じ、実はスペックが高いのではと気になった(ずっと前にぶっ飛ばされて伸びていたけど)。

道長とすれば見送りと称してあわよくばデートしたかったのもあったのかもしれないのよ。捕まったところを助けてちょっといい雰囲気(いやまひろわざと素っ気なくしてたけど)だったし。付け届けをあげたから大丈夫!家族もそういうことをやってるし!って油断しきっていたんだろうな。

それがさー…

 

平安貴族は人の遺体を避けるべきものと扱っていたというちょっと前のナレが響きますよね。道長もまひろも友人とその仲間の遺体を自分たちの手で埋葬して弔うとか本当ならありえない。でも自分たちの意思でやったんですね(「あさきゆめみし」で紫の上がお亡くなりになるときは光の君がずっとべったり一緒にいたし夕霧はご遺体を見て泣いていたけどあれはしきたりとか無視してたのかなー。原作でもそうだったんだろうけども)。

 

そして自分が余計なことをしてしまった、付け届けを曲解されたのか面倒だから殺したのか、まだまだ世間知らずであったことが身に沁みて号泣する道長に私ももらい泣きだよ。付け届けをもらった検非違使の表情が食わせ者っぽかったの、このままでは済まない感じがもう出てたものなあ。

どこまでも心が広い道長は自分の悔いもちゃんと自分で認められるのところとか本当、好きなんですよ。

帰っていくときの呆然としたドロドロの二人の姿が印象的(ちゃんと紳士の道長、ここもポイント高い!これ、お馬のためもあるんですかね。勾配がきつくて足元が悪いから大人二人を乗せて歩かせるのは負担とか?)でした。

 

あの「まだ間に合う」の動画で「余計なことをした!」と泣き崩れてる道長は見ていたのですが、その時点でまさか散楽皆殺しとかー?それ以外取り返しがつかないことってあとは左大臣家の婿になるくらいだよなあと思っていたんですが、前者でしたね。

 

で、衝撃を受けている視聴者の私を放っておいて、出家せえ!と進言する晴明、大学じゃなくて小学校に行くの?ってくらいの惟規を見送りと気持ちの浮き沈みの激しいまま次回予告、出家に対して暗躍する兼家と息子たち、源明子出た!そして「まだ間に合う」で見たバックハグきましたーーーーーええええええええ?って思ったんだけど、やっぱり直秀ロスでまだそこを凝視するまで行っておりません…

 

今回の少女漫画ポイントは巻き込まれて捕縛されたまひろを通りかかった道長が救うシーンとか。三郎と呼んでくれ、呼べないわとか。あとは鳥辺野のシーンすべてですかね。後者かなりかなり重たいけども、ここで二人はさらにつながりが深まりましたね…いやいやいやそのために直秀殺さないでよ…

 

あまりのアレなので、今回F4揃わなかったな、とか気づかなかったしご自分の出番がないのに金田さん今回は見逃すなみたいなことを仰られていて素晴らしいなといまは思っている次第です。

実資が思いの外癒やし枠で妻から日記コールされるのが面白かったんだけど、妻はこの年の初夏には亡くなっているはず…と調べたら、実資は花山天皇の女御やその姪も妻にしているので日記コールをしているのは名前がはっきりしていない人のほうみたい?

だったらまだしばらくこの日記ネタは擦られるだろうから楽しみです。

※桐子様今回で終わりっぽい。やっぱりこの年にお亡くなりになった奥様かー!!こんなに元気なのに。

 

いやそれより来週心配だし源明子美しくてなんかやばい予感するしで。黒木華さんとえらい対象的な人が出てきたなあ…あの人「大豆田とわ子と三人の元夫」に出ていて好きな顔だなあと思って見てました。

 

容赦のない展開でフルボッコにされましたが、これが頂点とは思わないので今後もすごいんだろうなあ。はあああああ直秀…遠くの国ってそっちかあ…

 

翌日。

ポツポツ後で色々思い巡らし、次回予告をめっちゃコマ送りして我が家の大画面(ってほどじゃないけどAQUOS)が4Kじゃないことを初めて悔やんだりしたんですけど(花山天皇が前科がありすぎて道長とまひろか花山天皇と物の怪よしこの夢オチかでせめぎ合う我と一部の視聴者さんたちー☆)、やっぱり鳥辺野のシーンがどれをとっても印象的で、直秀が掴んでいた泥を落として扇を握らせるところ、埋葬が終わってまひろの服が汚れたことを詫びて気遣うところ、どこも道長の人柄が出てるし直秀は無念だしでめそめそしてしまいますね。

まひろにセリフがほとんどなかったのも良かった。下手な言い回しだとヒロイン上げの演出にしか見えないもの。

道長にとって信用できる人がこれでまひろだけになったのかしら。

捕まってもなお「若君」に現実を知らしめて手心を加えようとさせなかった直秀かっこよかったなあ。鳥辺野で検非違使が立ち止まった後の凍りついた表情とか当分忘れられないですわ…

 

後日2024/03/05

なんで私は心づけを付け届けと表現するのだ…(意味合いは近いんですよ)