夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

近況そして無我の境地

最近はドラマにもそんなにハマってないし、撮りためて300本になったタモリ倶楽部を見ながらBDに落としている日々です。面白いドラマがあったら見たいなーと思いつつ、いまのところ「ルパンの娘」と「凪のお暇」と「偽装不倫」は見ようかなーと思っております。ルパンの娘はキャッツアイと赤川次郎先生テイストあふれる設定だけど。というか仮面ライダーの匂いがそこかしこに…前川さん胡散臭い役がよく似合うなー。

HDDに録りためるよりTVerでコンスタントに見たほうがちゃんと見るような気がする。

諸事情で育ち盛りの洋犬の子供をしばらく育てることになり、それに翻弄されていてここ数日は21時くらいに気絶するように寝て3時頃に置きてなんかへんに遊んじゃう体にも心にも妙に締まりの悪い感じがある。

親友にも話せないような身内とのいざこざもあり、それについてどう心に折り合いをつければいいのかなんとも答えが出にくい上に職場は職場でレベルが低い、幼稚な諍いの厄介な部分に巻き込まれそうになってのらりくらりと逃げつつ、どこもかしこも面白くないし明るくもないし感じのいい話でもなく、すっきりしない中。

普段ならあーでもないこーでもないと思い悩む方に集中しちゃうときもあるんだけど、今はそういうのはなく、むしろ考えたほうがいいこともろくに考えてないです。

それはね…

https://www.instagram.com/p/BzyNf5znuoN/

たーのしーー糸は小鳥屋さん、布はオリムパスさん#刺し子

先日羽海野チカ先生の作られた金平糖モチーフのひと目刺しの花ふきんに魅了されて、私はもともと刺し子は藍色の地のものをおばあちゃんがやたら作っていたことからご年配の趣味という印象しかなかったんだけど、花ふきんは可愛いから自分も作ってみたいと。

フェリシモでそういうの買ってたなあと、買ったものの手を付けていないフェリシモクチュリエの商品のちょっとした在庫から見つけ出して作り、一つ完成させ、今度は基本中の基本と言われる柿の花モチーフの上にある画像のものをちくちくやりだした次第。

これやっていると、マフラーのひたすらガーター編みもそうだけどすごく没頭できて、頭が真っ白になるので余計なことを考えなくていいし、些末なことはもう放っておける。

https://www.instagram.com/p/Bz4RwWJHT87/

サガフロンティア2みたい針が多ければ七人の侍針山はこうやって持ち歩いております。ミスドの福袋でもらった容れ物が役に立った。これ食べ物入れるなと書いてあったから使い道に困っていたのよね。#わかる人にだけ伝わればよい#サガフロンティア2#刺し子

でもしょーもないことには気づく。

アルティメット ヒッツ サガ フロンティア2

アルティメット ヒッツ サガ フロンティア2

 

 

前だったら作りもしないうちからあれもこれもと糸や布を買いがちだったけど、いまは一つ消化したら一つ買う、って感じです。糸はYahoo!ショッピングで買える飛騨の小鳥屋(おどりや)さんのものがグラデーションの色合いも発色も美しく、ボリュームもあってお求めやすい価格でなおかつ送料も良心的なのでそちらで求めています。

store.shopping.yahoo.co.jp

YouTubeで上手い人の作り方を見ながら、手探り状態でやっているのでまだまだ下手だけど、柿の花モチーフは作っていて気持ちいいのでこの柄で基本を極めたく、いろんな糸で試したいとか、ストイックな気分だったり。でも金平糖モチーフを買っちゃっているけど。

オリムパス製絲 刺し子キット 一目刺しの花ふきん こんぺいとう SK-317

オリムパス製絲 刺し子キット 一目刺しの花ふきん こんぺいとう SK-317

 
オリムパス製絲 刺し子キット 一目刺しの花ふきん 柿の花 SK-295

オリムパス製絲 刺し子キット 一目刺しの花ふきん 柿の花 SK-295

 

 お婿のろくちゃんとはずっと仲いいし気が合うけれど、本当に自分の血のつながった家族には恵まれないなあとか、手を止めるといらんことを考えるので、ちくちく縫いながらタモリ倶楽部をBGVにしたり、よゐこさんのYouTubeの生放送とかを見ています。

ゆるいし、人を嫌わない世界だし。

あまりにゆるさを求めて、音楽が掛けられるところでは割とハワイアンを聴いています。AmazonMusicUnlimitedはそのへんも豊富でね、ムード歌謡みたいなものから明るいものまで。

私のハワイアン好きの由来は「欲望の翼」からなので、ハワイど直球というより、蒸し暑いアジアの夏にかかる曲のイメージからなのよね。

あと地元の植物園で昔ハワイの催し物があって、あの雰囲気も好きだった。音楽と食べ物とフラと。

現実があまりにもクソなときは、自分の好きな世界に浸りきるのがいい。

あとは腱鞘炎にならない程度に針仕事を楽しみましょう。読書も合間合間にやっていかないとなーと、読みたい本もたくさん貯まってきています。

 

掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

 

 これ超読みたい。

https://www.instagram.com/p/Bz5n6gnnG9O/

70行済んで折り返し#刺し子

と、書いたときには折返し以降がなかなか難儀なことは知る由もなかったという…

 

 

 

日本映画navi見た…(久々の死を迎える) #おっさんずラブ

 久々の3ショットだよーーーー!!

 ちょっといま帰宅後が超忙しいので今日も用事を先に済ませようと思ったのですが、とりあえずパラパラめくったらよ。

 

デート!浴衣!甚兵衛!ベストマッチ!(番組違う

 

私もう、17ページのあのショットだけで胸がいっぱいなんですけど…(となりのむさしが超かわいいのも嬉しいし)

 

見た?

 

りんごあめ。

 

いまどき乙女ゲーでもあんなシーン見ないわ。

 

 

ほかもいろいろ気になるシーンがてんこ盛りで(マロと蝶子さんどういうシチュエーションやねん)面白いのは確かだと思う…

 

 

いやいやいやいや

 

りんごあめ…

 

手、どうなってんの(凝視)

どうなってんの????(凝視)(凝視)

 

<◯><◯>

 

 

夏でおっさんずラブというとこういうシーン見たかったよね!!ねえ!!!

ちゃんと応えてくれてるううううう!!!

 

 

ありがとうございます…取材も丁寧で、濃い内容でした。遣都氏をはじめ皆さん全然変わらないなーって。スキマスイッチさんのMVでスイッチ入った話、リアルタイムでMVの公開に興奮した身としてはもう、胸がいっぱいよね。

 

いやそれよりなんのご褒美よりんごあめ(今日これからこの話しかできそうにないからここで日記はやめます)

 

ああそういえば、おっさんずラブ劇場版はね、金曜日の公開に合わせて大泉洋ちゃんになった気になってバイクでかなりの距離を走って見に行くことになりそうです。

 

シャトルバスが面倒くさい

大勢の人がいる中でバスに乗っているときの自分の表情に自信がない

(レディプレイヤー1を見たあとはバスでずーっと泣いてた)

たぶんバイクで走りながら叫びたい(頭おかしい

 

そんな感じです。

 

 

というか見れば見るほど牧くんの笑顔がこれまで見たことがないくらいなんの構えも恐れもなくリラックスしきった笑顔で幸せそうで、ドラマシリーズ本編では5話のデートもどこか構えていたりなにかに緊張しているようなところがあったじゃないですか。どこか信じきれないというか。それがなくなってるよねえ、って思うともう…

本当、胸いっぱい。

19010 エラリー・クイーン「Xの悲劇」

 初エラリー・クイーン。エラリイ・クイーンでもいいと思うんだけれども。

Xの悲劇 (角川文庫)

Xの悲劇 (角川文庫)

 

 オールタイム・ベストのランキングにしょっちゅう上がっているし、クイーンが選んだ他の作家の作品が面白いだけに読んだほうがいいだろうと思ったんだけど、「Yの悲劇」のほうがいつもランキングの上にいるらしい。というのを読んでいて物語の成り行きに苛ついていたときに気づいたのであった…

満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。この難事件に、聴力を失った元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンが挑み、論理的で緻密な謎解きを繰り広げる。20年ぶりの決定版新訳でよみがえる、本格ミステリの不朽の名作。

何に苛つくって、この元シェイクスピア俳優というかシェイクスピアガチオタこじらせてやたらセリフを引用し、屋敷をシェイクスピア趣味に昇華させた60歳の肌がよく鍛えられて日に焼けて褐色だと描写しながらも手は白いとか描写されていて、アラ還のイケオジを見応えがあるキャラにしたいばかりにけったいなことになっている人が、その洞察力から新聞記事などから情報を集めただけで事件の犯人を当てちゃうような芸当を見せたばかりにニューヨーク市警の警視や検事から相談を受けるような探偵ぶりを発揮して、この事件にしても犯人がわかっているともったいぶっているうちに第2の犠牲者が出たのにわりと平然としていたり。

ほんの一瞬出てくる日本人が偏見に満ちていて(書かれた時代背景的に仕方がない。「ティファニーで朝食を」に出てきた日本人のようだった)ここに日本人必要?(怒)って思ったり。

だいたい主人公が聴覚を失ったもとシェイクスピア俳優というのも必要な要素なのかがよくわからなくて。

もともとハウダニットよりホワイダニットの方に興味があるので、本格ミステリと相性が悪いのだけど、人の命軽くない?って思っていたんですよね。

 

でも、そこは終盤になり第3の殺人が起きたときのドルリー・レーンの様子の変化からあれ?と。というかそれなら油断するなよ、って話なんだけど。第2の殺人と明らかに態度が違うのにも意味があった。

そしてドルリー・レーンが他人に化けるほどの扮装の達人(というか従者の協力がすばらしい。こき使われて可哀想だけどたぶんドルリー・レーンモンペだからいいか。ドルリー・レーンがマッパになるのを嫌がるとかかなりいいキャラでした)なのもそこそこ意味があったり。

 

終盤の謎解きの時点でなるほどなー、思いがけない犯人にも確かに驚きはした。

私は別の人を疑っていたの。知り合ってからの期間をかぶせてあってね。あれはミスリード要員だったんだな。

 

最終的には収まるところへ収まって納得、なんだけど。

 

 

ここで疑問に残るのが、カトリック修道院に預けられたおおもとの事件の最初の被害者の娘、どこかに引き取られたという話だけどそれがどうなったのかが投げっぱなし。

 

完全には勝てなかった、ってドルリー・レーンがちゃんと云ったのはご立派だと思いもしたけれど。

あくまでトリックにこだわりのある本格ミステリとして成立しているから犯人の心情などは本人じゃなくて謎を解くレーンと供述を受けた人たちで語られるけれど、これ、犯人の視点だとちょっとしたアメリカの人気ドラマシリーズになりそうよね。

 

 

 

本格ミステリに慣れないながらいろいろツッコミ入れながら読みました。

ドルリー・レーンのシリーズは全部読むとまた面白いらしいので、これで懲りず続きも読もうとは思います。時代背景とか嫌いじゃないし。当時で精一杯の最先端技術も出てきてそこはかっこよかったです。

 

一番面白かったのは法廷シーンで、矛盾となる証拠を突きつけて無罪を勝ち取るところが逆転裁判のようでした。ああいう法廷シーン、当時のミステリでよくあったのかな?気持ちのいいシーンだったわ。

 

 

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

 

 

 

 日本人じゃない人が変な日本人としてちょっと出てくる。思い出した。ミッキー・ルーニーだ。

 

FGOユガ・クシェートラ空想切除完了よー!

4章直前の生放送を見たあとから寝てご飯食べて愛犬の散歩行く以外はだいたいFGOをやっております。 

FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件 (星海社FICTIONS)

FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件 (星海社FICTIONS)

 
FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件 (星海社FICTIONS)

FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件 (星海社FICTIONS)

 

2部3章も面白かったけど4章超おもしろいね…

あの「カルデアの者」が何者かわかんないけどまた出てきたり、コヤンスカヤの衣装が変わったり小ネタの情報量が半端ない上に新規サーヴァントがまあみんな素敵ですこと!!

自分に宝具レベルの高いカルナさんがいるので、なんかもう胸熱だった…!クライマックス泣きっぱなしで1部7章並みのテンションでした。ぺぺも魅力的だし、出てきた新規鯖全員弊カルデアに来てほしいくらい(今の所ウィリアム・テルしか来てまへん。そのかわり何故かナポレオンが来た…)

 

前の章で謎を残していたキャプテンの真名もわかったし。このタイミングだったのも納得。私も日本史を専攻していた割にセポイの反乱とか東インド会社とかにはちょっとだけ思い入れがあって、ラクシュミー・バーイーに好意を持っていたので出てくれたのと彼女の人生に沿うお話も十分にあったのでこの辺も胸熱だった。

 

お話の締めくくり方もこれまで4つの異聞帯を進んできただけに美しくて切ない演出だったなあ。

かなりの情報量だったので、噛み締めながら今度はサブ垢で4章を攻略しましょう。サブ垢は宝具Lv5でLv100カルナさんがいるから楽しみだな!!

新章を1日でクリアしたの初めてだったけどやっぱり土曜日に開放してくれるのたすかります。今回でますますゴルドルフ新所長の株が上がったなあ。

 

でも今回の主人公って、カルナさんだよね。弊カルデアにいてくれてよかった。感動もひとしおでした。5節あたりで「いや、でもうちにはいるし」って思ったよね。

あとカール・ゴッチが許容されるとか、そのうち英霊で来そう… 

19009 フィリップ・リーヴ 「移動都市」

 荒々しいジブリ!先が全くわからないノンストップアクション!!

移動都市 (創元SF文庫)

移動都市 (創元SF文庫)

 

60分戦争で文明が荒廃した遙かな未来。世界は都市間自然淘汰主義に則り、移動しながら狩ったり狩られたり、食ったり食われたりを繰り返す都市と、それに反撥する反移動都市同盟にわかれて争っていた。移動都市ロンドンに住むギルド見習いの孤児トムは、ギルド長の命を狙う謎の少女ヘスターを助けるが…。過酷な世界でたくましく生きるトムとヘスターの冒険。傑作シリーズ開幕。

最近映画化されたものの、そんなに評判を聞かないうちに公開が終わってしまった…本国でもさほど評判にならなかった様子。よほどきちんと作り込まないとチープな作品になりそうな危険性はある。アニメのほうが向いてる。宮崎駿がもうちょっと若かったら飛びついたんじゃないかしら、というか、作者の方がジブリが好きだったら納得できる。

勇ましい女の子、単純で人を見る目が微妙だけど賢くてまっすぐな気性の男の子、正義感が強い美少女、学者の矜持で命を張るじいさん、気が良くて強いお姉さん、ジブリキャラでイメージできる…雰囲気的にジブリ×マッド・マックスちょいターミネーター

 

世界観は火の7日間から何千年も経った荒廃した世界でディストピアっぽさもありながらの、スチームパンクの匂いもありながらの、その中での冒険活劇なんだけど、まあ展開が読めない。どうやったら打破できるかわかんないような絶望的な展開でも思いもよらないところで話が動いたり、そこ想像ついたわというところもあるにはあったけど、ピンチに次ぐピンチでそこそこ怪我もしたりするのでこいつら大丈夫かと登場人物たちに対してヒヤヒヤするわけで。

 

濃密な世界観を都市部で真実を突き止めようとするパートと、突然の出来事から外の世界で翻弄されるパートで余すところなく見せてくれるのは広がりがあってよい。もともとあった都市を舞台にしているので個人的に馴染みのある場所もいっぱい出てきます。ロンドン、大好きなものでね(行ったことないけど)

 

主人公の性格は多少やきもきするけれど、リアルな少年像ではある。ヒロインがよくあるタイプのヒロインでないし主人公よりたくましいところが結構好き。彼女の過去の話を延々と読んでいたかったかも。同時進行で進むパートのお嬢様のくだりも愛おしい。すごくいい子。彼女を知るためにも読んだらいいよ。

 

文庫で400ページ満たないのに読み応えあって面白かった。若いうちに読んだほうがもっと面白いかもね。続編も持っているので、見つけておきたい(例によってどこにあるかちょっとわからない)

 

追記。初版本を読んだのだけど、209ページに校正ミス。「歩きずらい」って。「歩きづらい」な。辛いだから。でも重版されたら直されているといいな。

 

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫)

 

 

でも例によってすぐに読むわけではない感じではある…

 

付記:「掠奪都市の黄金」はすぐに見つかりました。買った時期を覚えていれば地層で当たれるよねー。ねー。

 

FF12 ゾディアックエイジ おもろいで

 昔PS2版をリアルタイムでやっていて、なんかガンビットでアホみたいに骸骨がわらわら出るところでずーっとレベル上げをやっていたらどうでもよくなって挫折したおぼえがある…

 だけどリメイク版はゲームシステムええよ、と聞いて発売日に購入。

お話にはあえて目を向けず、キャラ萌えだけ保持して(器用やな)ぼちぼち、ぼちぼち遊んでいまやっとながーい地下の脱出を経てラナバスタに戻ってきたところ。まだ序盤だよねえ…アーシェもバッシュも一時期加入しただけでいなくなったし。

 

この地下の脱出がね…ナルミナ城塞地下がね…詰んだかと思ったね…

アイテムを売るおっさんをふつーにバッテリーのことを教えてくれる人としか思わなくてアイテム枯渇、レベル足らない、で死にかけて死にかけて何度もセーブクリスタルとバッテリーミミックを往復して前に前に進みながら、フェニックスの尾があと3つ、ポーションなし、でへとへとになりながら、そしてジョブの選択を微妙に間違ってフランをブレイカーにしたばかりにみんな物理攻撃メインになっちゃって(ヴァンがシカリ、ヴァルフレアはそりゃあ機工士よね)もうこれは詰む!と泣きそうになりながらおっさんにもう一度声をかけたら…

 

おっさん、アイテム屋やんけ…ポーションフェニックスの尾もめっちゃ売ってくれるやんけ…ダンジョンとかによくいるなぜか便利なところにいるアイテム屋やん…

 

おかげで持ち直し、ライセンスもHPと力を中心に強化してふつーに強くなりました。

 

フランとバルフレアってクールなチューバッカとハン・ソロみたいよね…

CGのできの良さがFF10のリメイクより綺麗で変な違和感も少なく、キャラデザも大好きなので本当にテンションが上ります。楽しい。

ヴァンが多少おバカなのは既定路線で、武田さんの声と演技、大好きだから無問題ですわ。

19008 菅浩江 「永遠の森 博物館惑星」

文庫になったときに読んでえらく感動して、2作目が最近発売されたので再読しています。 かなり前に読んでいたから今では感触が違うかもしれん…

永遠の森 博物館惑星

永遠の森 博物館惑星

 
永遠の森  博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA)

永遠の森 博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA)

 

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館“アフロディーテ”。そこには全世界のありとあらゆる芸術品が収められ、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、分析鑑定を通して美の追究に勤しんでいた。総合管轄部署の田代孝弘は、日々搬入されるいわく付きの物品に対処するなかで、芸術にこめられた人びとの想いに触れていく…。優しさと切なさの名手が描く、美をめぐる9つの物語。日本推理作家協会賞受賞作。

 

「天上の調べ聞きうる者」

博物館惑星という特殊な環境に関する説明がサラッとしているのにわかりやすく、使用するガジェットやデバイスもいつ読んでも古くない、あえて古そうな感じのものも使うのが本当にセンスがいい。だからいつ読んでも気にならずに読める気がする。あくまで個人の感覚ですけどね。

このお話に出てくる「共感覚」は楠本まき先生の「赤白つるばみ」にも取り上げられているので、そちらを愛読したあと読むとまた理解が違う。

局地的な愛好を生じさせる絵画の秘密を巡る物語で、特別な状況が揃わないと耽溺できないのは出来ない者にとっては羨ましいかもしれないが、そのへんを切り取っているわけではなく、芸術や美を愛するものが芸術品とそれが本当に必要な相手に公正に対処するという、博物館惑星の方向性を提示する、入り口としてよい内容だった。

赤白つるばみ 下 (愛蔵版コミックス)

赤白つるばみ 下 (愛蔵版コミックス)

 

 下巻に出てくる共感覚の表現が美しいので参考文献としてどうぞ。

 

「この子はだあれ」

結構なスペックを持っている主人公、面倒くさい人とも仲良くできる奥さんという人物像を行間で読み取らせながら、厄介事を引き受けるうちに博物館惑星の人間関係や忖度も浮き彫りに。15年間で社会性を昔より獲得して読むと縦社会横社会に「あるよねえ」という気分になるもので。

己の成長具合?も発見しながら読めるから再読はありかもね。

老夫婦が手に入れた人形の出自を巡るお話だけど、老夫婦の職業が説得力をもたせ、たどり着いた結論が切ないながらも主人公にまで温かい気持ちを与える流れが綺麗にまとまっていてよかった…が、卑屈な学芸員さんはこれからも出るんだっけ?アレだけで終わってはいけない気がするけれども。

このお人形の顔は、シリアスにはならないけれどギャグマンガ日和増田こうすけ先生あたりにデザインしてほしい気がする…でないとチャッキーのイメージが自分にはつきまとうぞ。(お話自体はそんなホラーとか脱力系ギャグじゃないです、まったく)

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB 1 (ジャンプコミックス)

チャイルド・プレイ DVD コンプリート・コレクション

次の話は相当好きだった印象があるので読むのが楽しみ。

 

「夏衣の雪」

笛の名家のあわやお家騒動に巻き込まれる話なのだけど、アイテムがそれぞれ美しく趣向を凝らせたものなのでまあ、漢字を目で追うだけで眼福モノといいましょうか(あくまで美しい漢字が大好きな個人の感想です)トラブル自体も言葉遊びみたいなところもあってちょっと可笑しみもある。人工惑星の人工的に作られた美しい環境の中にあって日本の伝統文化が映えるというのを文章で読むのはいいものだなと改めて思いました。やっぱりこのエピソード、好きです。

 

「享ける形の手」

主人公:田代さんは鳴りを潜めて、引退を考えている搾取されたカリスマダンサーとそのガチファンの科学者のお話。本物のファンは、推しの凋落を目の当たりにすると叱咤激励するものかもしれないね。搾取のされ方が現在の一部アイドルの有り様にも似ていて、他人が思い込むその人の輝かせ方ってなんだろうねと思ったものでした。

学芸員たちが使用しているシステムなどもろもろギリシャ神話の神様の名前が使われているので神々の園で生きている人たちのイメージがあるなあ。社会生活は大変かもしれないけれど、仕事は面白そう。

 

「抱擁」

物語にすっかり馴染んでいた学芸員の中の「直接接続者」のシステムがなんかアップルのデバイスみたいなものでサポート終了乙だとわかってしまうお話。

再読のはずなのに全然憶えていなかったのだけど、切なくて心温まってオチもいい感じのお話でした。救命するためのアイテムがブラックジャックのどこでも手術できる風船型の無菌室みたいであの画がパッと浮かんだんだけど作者の描写するところとちがうの…か?

 

 

「永遠の森」

「抱擁」でも名前が出ていたいけ好かない若手が表に出てきてスタンドプレーで地雷をどんどん踏んでいく、その辺の痛々しい部分はどうあれ、核になる物語は美しくて描写も見事でした。実現可能なら見てみたい。良識を無視して名誉欲に駆られた若手のスタンドプレーって物語を動かすのにわりと楽かもしれないけれど特に知りたくもないキャラクターだなといまは思うのであった。そんなに嫌な存在って、必要かな。

 

「嘘つきな人魚」

人工の海に世界中の生態系をぶちこむには透明の水槽で分ければいいという、ドラクエビルダーズ2にも応用できそうなアイディアが活かされたシステムに芸術と感傷が混ざりあってドラマになるのだけど、人を人たらしめるものってなにかしら、生み出される芸術ってなにかしらという壮大なところまで行間で考えさせられるお話でした。これ映像で見たいなあ…「永遠の森」も映像で見たいけど。作者様はアニメ会社とご縁のある人なので是非に。

 

「きらきら星」

ねえ、わたしよ。本当にこのお話読んだの?なんでこんなに憶えてないの?

フィボナッチ数列黄金比などが地球外生物?から発見されてからの、それまで何度も出てきたトラブルメーカーによるトラブル、セクハラと片思いとストーキングってどこに線を引くべきなんでしょうかね、というエピソードが混ざった話で、モチーフが面白すぎたのだけどこれを憶えてないってもう読んでないのも同然じゃないか。フィボナッチ数列好きなのにね。たまにフィボナッチ数列言いたいだけの人になるくらい好きよね。

 

「ラヴ・ソング」

それまで主人公の目を通してしか存在しなかった主人公の嫁・碇ユイ美和子がいきなりハイスペック下剋上をやっちまって冬月教授じゃなかった博物館惑星のシステムを掌握する偉い人によって大プロジェクトに起用され、それまで嫁のことをちゃんと理解していなかった、天真爛漫なところを可愛いなあと思いながらその秘めた才能に目を向けず、どこか上から目線でいたという、よくある夫あるあるの主人公とそれに介入する豆腐の角に頭ぶつけろトラブルメーカーという感じが美しくセンチメンタリズムとロマンティシズム満載で物語になった感じ…誰からも嫌われる要素のないできが良くて可愛い嫁がシステムの「母」になるとか悲劇的なオチしか思いつかんところを最後に持ってきて一応美しくハッピーエンドで収めてくれてよかった。

エヴァンゲリオンを思い出したのは作者様のせいではなく、夫が第一線のようで実は嫁のほうがキーパーソンだった、って展開だったからかしらん。

 

一通り再読したけど丁寧に作り上げられた世界の美しいものを材料にしたお仕事小説(しかもSF)ってたぶんそうないからありがたい気持ちになりました。主人公はこんな旦那はいやだ!って感じ満載で嫁の美和子は旦那目線でしかほとんど語られなかったけれど、他の人から見てもいいところばかりでこれ15年前に読んでも胡散臭いというイメージがあったなあ(私の心が汚れているからですよ)

 

もっとふわっとしたイメージがあったのだけど、ふわっとしていたのは私の理解力ですね。

この15年で鍛えられました…いままで読んできたものよ、ありがとうございました。

 

続編を読みたいから読んだのだけど、いまはなんか軽いミステリか大型文芸でも読みたい気分なので他のにしよう。続編はまたあとで(そんな事やってるから積むんだよ

不見【みず】の月 博物館惑星2

不見【みず】の月 博物館惑星2