夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

【再公開】天官賜福(原作)台湾繁体字版5巻 魔翻訳進捗 94章 95章 96章 97章 感想

※読んでいるリアルタイムのときにブログに書いたものを一部編集して再公開しています。全巻読み終わっての振り返りはグレーの薄くて小さい字で添えています。ご注意ください。

 

別に花粉症とかないのに贅沢心を出してエリエール+ウォーターという水分含有量お高めのティッシュを今日買ったんですが、正解でしたねえ、さっきから私、泣き崩れておりますのよ。

94章

2回めの過去編で殿下の過去といえばもう鬱確定だから急ピッチで読んで現在にもどるぞと心に決めて今まで培ったルーティーンでちゃっちゃと読んでいたんですけど、よりによって白無相、こんなところから始めるのかってくらいキツいところから過去の話が始まって、さすがに花城の存在はないだろうし、お話は花城激おこ案件だしでああキツいキツいと思って読んでいたらよ。

 

もう繁体字でわかっちゃうからもうそこからうるうるしちゃってさ。

翻訳文を読んだらもう止められずに私、声を上げておいおい泣いちゃったよ…

作中でいままで殿下は泣いたシーンはなかったけど、ここでは泣きかけるんですよね、あるものと対話をしてね。

そしておいおい泣いているところで上司から電話が。

どちゃくそ鼻声で電話に出て用件を伺ってそのあとで「どうしたの?」と訊かれるので

「感動の涙を流していたところなんですよ!!」とぶっちゃけ。散々謝られて電話は終わりました。

で、おいおい泣きながら94章を読み終えました。

 

笑いどころも一応あったのがすごい。殿下のあのポイズンめしは、遺伝でした。

 

94章は絶対読み逃さないで。セリフの一言一句も大事。なにがあったのかは書きたくないんだなあ…悲しくなるもの。受け止められない。調べたらどこかにあるんじゃないですかね、ネタバレが。中国の配信サイト版では181章にあたります。このお話屈指の泣き所みたいなのでちょっと調べたら結構いらっしゃったな。でも私は書かないの。

 

白無相なんでここを見せるんだろうなあ…(これしばらく勘違いしていたんですが、白無相が見せたわけじゃなくて、殿下の回想でもなくて、ただただ800年前のことが描かれているだけだったんです。鬼火ちゃんはいま振り返っても泣けるなあ。鬼火ちゃんが話す一言一句大事なので全部覚えておきましょうね)

 

95章

料理の感想に「鶏がひどい死に方」って初めて聞いた笑

殿下が見た目の良さからそっち方面でお金を稼ぐようなことをしなくてよかったと思うしか…

 

大体花城激おこ案件がつづく…

あかん、94章思い出してまた泣きそう。

フルスピードで40ページ読みました。

 

96章

目も当てられないほどの悲惨さのなかに輝く鬼火ちゃん…(泣)

いつもは色気むんむんだったりかっこよかったりするけど鬼火だとただひたすら可愛いのなによ

 

97章

風信が気の毒なくらいいい人で申し訳無さがなんだか追い込まれてる殿下と同調してしまう。

殿下がリストラされたのに家族にそれを隠して出勤するふりして公園でブランコに座って時間をつぶす悲しいサラリーマンみたい…

もうなんかここのところずーっと花城助けてあげてって思ってる。

悪い私は「どんなに最悪な手段だとしても、こういうときは辛い環境から逃げたほうがいいな!」と2章くらい前から思っていたんですが、殿下がそういう行動に出たので「おやまあ(中国語では直訳すると”私のお母さん”になる言葉)」と思っちゃいました。でも私なら逃げる。

 

ここの章、出てくる神官の数が33人なのが気になるのよねー、花城が上天庭で自分の骨灰を賭けて勝負した数と同じ。

 

しかし世間の荒波に揉まれてなかった殿下に言いたいのは、秘密を守るってのは他人には出来ないものよ、すぐ噂話になるよ、ってことですね。

 

鬼火ちゃんが出てくると私は泣いちゃうんだけども。殿下は凡人(って表現されてる)なのに大勢の神官を圧倒できるくらい強くてかっこいいのを鬼火ちゃんは見てるんだなあ…

 

花城ってどの程度800年の間の殿下を知ってたんだろう。半月国のことは知りません、みたいな態度だったけども。芳心国師のことも知らなかったよね。(後で分かるんですが、800年間の消息はどれだけ探しても見つけられなかったらしい。辛かっただろうね、花城)

 

慕情は中間管理職みたいな感じはあるけど人の心はそこそこ持っている、ってことでいいのかしらん。

 

最後に出てきた鬼火の中に私の大好きな鬼火ちゃん(私はいま気持ち的にゴールデンカムイの杉元になっている…割と気安くなんでも「ちゃん」づけするけど必要とあればシマエナガも食べちゃう)っているのかな?

 

次の章は長そうなのでここで一旦あげまーす。

 

この辺りは本当に辛いけれど、鬼火ちゃんの存在が輝いていて日本語で翻訳されてもちゃんと読むんじゃないかなあ。地獄展開でも鬼火ちゃんのピュアな愛情に触れたい…