夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

天官賜福(アニメ)1話〜4話ざっくり視聴からの、原作の1巻の好きなところを吐き出す(2巻のネタバレもチラッとあります)

魔道祖師の藍忘機も大好きなんですが(魏無羨も好きですよ、もちろん)天官賜福の二人はそれはそれで…まだわからんけど、と手探りの状態ですが、アニメは好感触。

今現在、dアニメで見られます。

とりあえず4話まで、残酷なシーンは飛ばし飛ばし見ました。原作で読んでるからいいんですよ…

アニメ1話の終盤は素晴らしかったですねえ。

1話からこの二人結婚していると言ってもいいかもしれん

なんかいろいろ大人の事情で規制されてますが、そういう「見立て」ってあってもいいじゃないですか。魔道祖師でも酔っぱ藍湛が抹額で縛って弟子たちにドヤるのはやるし。

血の雨が降る森の中をくぐり抜けるヴァージンロードってダリオ・アルジェントみあっていいなと思います(ダリオ・アルジェントの映画はちらちらとしか見てないけど!)

ナレーション役(笑)の福山潤さんによるナレーションもこの二人にどんな秘密があるのかを示唆していてアニメ公開時にはまだ原作の日本語訳がまったく出てなかっただけに逆にありがたかっただろうなあと思います。

 

4話まで見て原作より再現VTRがちゃんとしているので諏訪部さん演じる明光将軍のえげつなさがはっきりしていて、ここそんなに見たいシーンではなかったなあと苦笑いしながら見届けてしまった…愚かだけど気の毒だよね。

それだけにルンルンで現れた三郎が可愛くて、これからどう動き回るのかが見るのが楽しみ。

でも賭場のシーンって1期にはないんですねえ。私あのシーン、相当気に入りました。

 

神谷浩史さんが謝憐を演じると軽やかかつ品があって美しいですね。もともと麗しい声の方も演じるのが上手な人だけど今回は親しみを感じさせる雰囲気もあります。やっぱりうまい。素朴な役から麗人までできるってなかなかないですよ。福山潤さんものんきな少年声からキレッキレの美男まで演じられるので花城にピッタリだろうなあ。声優さんってすごいなあ。

 

原作の1巻ってまだアイドリングって感じなので、どちらも好意的ながらほとんどなにも起こらないんだけど、だからこそ血染めのヴァージンロードのシーンも、三郎と兄さんとして行動を共にするシーンも賭場のシーンも緊張感を帯びていて魅力に感じます。

茣蓙で同衾するシーンも大事な会話をたくさんして、夜に寝転んで一緒に話すとそれ以外何をするでもないけど親密になれるし、謝憐が本能的に信頼を寄せる気持ちになるのだからいい時間なんだろうなって落ち着けますね。そこから重要な一言と「金剛石でできた指輪」を残していくんだけれども、金剛石を貫通させてんの!?って私はびっくりしましたね…

翡翠や瑪瑙じゃないんですよ、金剛石ですよ。

 

花城の一挙手一投足、身につけているもののそこかしこに何かしらの意味があるんだろうなあと思いながら、眼帯の男性ってそこまで刺さらないはずが(いいとこ燭台切光忠は好き)ぶっ刺さってるので「本来の姿」もっとこーいって思ってます。

賭場のシーンで大小(これ「深夜特急」でまず最初に出てきた賭け事ですよね)で負けてあげたのに兄さんの食べかけの饅頭を欲しがった花城(ほんらいのすがた)に全部持っていかれた気分で、でもこのあとも出るみたいなので本当早く2巻が読みたいですね。なんかいろいろネタバレを踏んでいるけどそこは気にせず、一番気にかかっているのは

 

スケベ洞窟

 

なんで!!!

あまりの言葉の強さにそれは何巻なのか、原書を手配するべきかと狼狽していろいろ調査し、結果2巻だと聞いてトゥンク…てなったんですが、客観的に全部可笑しいやろ自分!とあとで冷静になりました。

このニコニコ笑いながらも緊張感がある二人のどこにスケベ洞窟が襲うのかが気になります。後々スケベ棺桶もあるらしい…おもしろいね、中国BL。

 

最近心の消耗がすごくてヘトヘトなのできょうはもう寝ます。

書き足すかもしれないけども。早く2巻読みたいな…