夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

土曜日記  犬の予防接種、超昼寝、映画、ウィル・スミスの件、刺し子

週中のあらすじ:モデルナワクチンの副反応は月曜日にはインフルを打ったあとくらいの腕の痛みになり、そこから収束しつつたまに節々が普段より重いな、とか筋肉を使うような仕事のときに背中が吊りかけたりはしたので油断は禁物と思いつつ軽く済みました。数日後に受けた知り合いは3回ファイザーで3回めが一番症状がひどくて寝込んでたしどこのがいいとか良くないとかは本当に個人差ありますね。

世の中はウィル・スミスの平手打ちとウクライナ情勢と元アナウンサーの人がかまってちゃんこじらせてセンシティブなところまで踏み込みすぎたという情報などが目に付きましたが、ゲームもろくにできないくらいよく寝ていました。歳を取れば睡眠が減るというけどまだそういう段階ではないですね。あつ森やりながら寝落ちする毎日でしたよ…で、夜中に起きてちょっと遊んだりしてました。

 

今日は前々から決めていた愛犬の予防接種をするために朝から出かけていました。と言うてもかかりつけが引っ越したことで前より近くなったんですよー、と書いてみて実際どうなんだろ?って思ったらそこまで近くもなかったな。方角が変わっただけでちょっとした距離ではあった…いつもの土日の散歩コースに毛が生えただけと思ってたけど。

愛犬は呑気に散歩を楽しんでいるので私達で「このあと白衣のおじさんに気づいて暴れることになるとは思いもよるまいて」とニヤニヤするまでが年中行事。

病院でもよその動物の匂いをちょっと気にしながらも落ち着いていて、どこででもくつろげると言わんばかりに床に寝そべるあたりが大物ぶりを見せてくれますが、それもお医者さんの白衣を見るまで。見た瞬間「いろいろわかった!ピンチ!」と逃げ出そうとするのをお婿が抱き上げて診療台に載せました。

お尻に注射されるのを見るたびに「動物のお医者さん」の狂犬病の予防接種の回を思い出すんですよね…

フィラリアのお薬も貰って診察完了、もと来た道を戻っている間に愛犬は病院のことを忘れていくのです。

いま住んでいるところは元いたところよりすれ違う人が犬に優しくて感じが良いんですよね。同じ界隈の動物病院の患畜を連れて来られる人たちも大概いい人でいろいろお喋りができてこれが楽しい。愛犬は猫が好きだし何かに本気で噛み付くという概念がないので相手からも歓迎されるし。ああいうところに行くとうちの子がこの子で良かったなあとしみじみ思うのです。

 

家に帰っておやつを食べてから普段の土曜のように掃除をし、一通り終えるとぶくちゃんの配信を見ながら寝てました。そこから起きてお昼ごはんを作って動物たちのお世話をして映画を見ているところ。

Disney+で見たい映画が貯まったので今月だけお金を払って再加入しました。そうしたらキム・ジェウクさんの新作ドラマも限定で始まってるから歯噛みしてるところです。しばらく払わないといけないってやつ?

【見ようと思っている作品】

・ウエスト・サイド・ストーリー

・私ときどきレッサーパンダ

・フレンチ・ディスパッチ・ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊

キングスマン ファーストエージェント

・タミー・フェイの瞳

ウェス・アンダーソンの作品がわりと多く見られるのがいいですね。

5本見たら十分元が取られるんですよ(ああケチくさい)

 

ウィル・スミスの件はアンガーマネジメントについて考えさせられ、この週中はお婿や親友とよくこの話をしていました。

うちの身内だったらウィル・スミスと同じ行動をとっていたと思う。でも今回のことで色んな人の反応、いろんな意見を目にして何が自分にとって最適解だったのかにたどり着きました。

そりゃあもちろん暴力は駄目、その場で反論もいいことない、あとで文句もいいことないので「その場を立ち去る」が良かったんだなと。

あのやり方だとアカデミー賞授賞式では内容はどうあれ気に入らないことを云う者を叩いていいということになる。事件から時間がなくとも受賞者に変わりがなかったことにアカデミー賞の公明正大さもわかったのは良かったかもね。これでウィル・スミスが受賞してなかったら物議を醸していたかもしれない。もちろん、クリス・ロックは私の中でおしゃべりクソ野郎に認定されたけど(元からそういう芸風だけどもはや古臭い)相手がクソだからって叩いていては同じレベルに落ちてしまう。

 

自分にがっかりしたのは当初は自分も叩くことを選んでいて、他の方法を大して思いつかなかったあたりですね。他人の意見を見て初めて気づくという、この年齢になって。直情的で、暴力や乱暴なことで解決しようとする短絡的思考が自分の中で根を張っていることが恐ろしい。誰かを恨むようなことがあったら何年経ってもいつか仕返しをという性根は父親譲り、直情的なのは母親譲り。脈々と受け継がれる喧嘩好きで喧嘩上手の家系とそういう精神をじわじわと教え込まれた幼少時代を自分の中に感じてしまいました。もちろん親とか環境のせいだけにしておけない。それを自分に許しているところがあったのがよくない。

 

今回のことって、妻への侮辱に対して夫が怒ったというのがある側面で問題視されていて、それは妻が夫の所有物だからという解釈もありえるかららしい。女性だから怒りや悲しみを表現できない分夫が怒ったという解釈でも問題があり、性別や人種的にネタにされても笑って流すことを強いられる空気が存在するという部分にも問題があるから様々な問題が浮き彫りになり、ただの暴力事件ではない。

日本人の多くの考え方ではクリス・ロックも謝れとなるけど、あくまでネタの上だという解釈のもとそれはそこまで問題視されていない(もちろん問題視する人も多くはいる)、落とし所としてはウィル・スミスのアカデミー協会退会で終わるのが濃厚だけど様々なことに関して問題提起をした点で忘れてはいけない事件になりました。デンゼル・ワシントンの助言も良かったですね。また本人が出した声明もよかった。確かに他の受賞者や候補者が霞んじゃったものな…暴力ってすべてを持っていくのだな。

 

私ももっと自分の感情をコントロールするべき。うちの父がよく傲岸不遜な態度で「私は怒らない」と言うけれど(父の一人称は「私」「パパ」)それは人を下に見て、自分は大きな人間だから怒らないって意思表示しているだけだし、実際は矮小な人間で小さなことでプライドを傷つけられて10年先も根に持っているような奴なので、「怒らない人間」について不信感を持っていたのですが、怒ってもいいけど振る舞いに気をつけるのがいいんですね。

虐待をする可能性がある人間は虐待の対象から距離を置くようにしましょうという、虐待が興りうる現場での管理者の教えがあるんですが、それはどの場でも言えることで、「その場から離れる、立ち去る」というのがいい。それを「逃げる」と表現する人には構ってはいけないですね。

 

ウィル・スミスに関しては私はかなり前から注目していて「私に近い6人の他人」を見て若くて面白い俳優さんが出てきたなあと思ったものでした。ストッカード・チャニング目当てで見たあの頃。

そこからいろんな映画で見ていましたが、魅力はあるもののこの映画のときのような繊細さがさほど感じられないキャラクターが多かったのでこの度アカデミー主演男優賞を受賞した作品では期待しています。見るかどうかはわからないけど。

初めて4Kの大画面テレビを家電ショップで見たのがウィル・スミスのナショナルジオグラフィックの番組で、そのきめ細やかな映像で彼のアップを見て本当にそばにいるみたいで面白かったのが私的にいい思い出。

 

映画を見ていると手持ち無沙汰になるので刺し子をしていました。最近映画をちゃんと見られないのってこの手持ち無沙汰が嫌だからなんだろうか。でも映画を見ることはやはりいいですね。自分の子どものころからの習慣で血肉である部分も大きいです。

いまはコンプラとか多様性とか気にしたらしんどくなるノイズが増えたけれど、それを取っ払って芯まで入り込めばいいのでは?フィクションなんだし!と思うことにしました。同じことをしんどく思っている人の話を聞いていて、たしかに現実ではそれらを大切にしたほうが傷つく人が減るとは思うけど、フィクションにおいては「(私は全然傷つかないけど)これを見た誰かは傷つく」という表現は、私は誰かの代わりに傷つかないくてもいいと思い切ることにしました。元が繊細で共感力が高いはずだけど、同時に性根が強いので傷つくことに勝ってしまう。自分にはなんともない。だからもう引っかからないことにする。もちろん作る側はなるべく気にしてほしいし引っかからないように作って欲しいけれども、こちらがいちいちジャッジするのは私はしないことにする。やりたい人はやればいい。

 

刺し子はコレクターかよと思うくらいいろんなモチーフを買いすぎているのでもっとハイペースで作りたいんだけどなあ…

 

最近英語の発音をそのまま使うのが好きで、ゼルダの伝説マスターソードを「Master sword」とかポケモンを「Pokémon」て発音しがち。海外の反応とかで海外の人達がそう発音するのをよく聞くからな。もちろん日本が発祥なので日本の読み方をすればいいんだけど。あと「トヨタ」「ホンダ」もCMでよく聞くから外国訛りで発音したがる。耳が良いと発音が真似できるので向いてるんですよね。今更ながら英語などをもっと喋りたいとのでなるべくいろんな言葉に触れたいです。フランス語とロシア語も発音はうまいと言われました。でも耳も舌の滑りも衰えてしまう。その前にいまより滑らかに話せたらいいな。

だから吹き替えも声優次第でいいけどなるべく字幕で見ようと思います。

 

やっぱりスピルバーグの映画は好きだなあ、他の誰がなにを言おうと私は好きだわと改めて思いながら「ウエスト・サイド・ストーリー」を見終えました。様々な部分でお手本にしたい技術を感じます。恋愛描写は雑だけど。

 

で、私はそのあとマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」のPVを見るのでした。

マイケルが踊れば分断も解決したはずやほんま…知らんけど

 

そういえばぶくちゃんの配信でBust a Move2をやっていてそれを見て思い出したのですが、私が音ゲーめちゃくちゃ下手でもこのゲームは好きで遊んでいたのですが、親友が遊びに来て初見でこれをラストまで一番いい状態でクリアし、才能の差を見せつけられて挫折したんですよね。それで親友はこのゲームが気に入ってPS本体とソフトを買ったという…

 

マイケル・ジャクソンといえば親友が中学生の頃に部屋の壁にポスターを貼っていたとか、昔を思い出せばそこかしこに親友が出てくるほど親友との歴史の長さを改めて感じたのでした。