アマプラで見られるのを忘れてたんですよ。
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部(渡辺謙)から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった――」。
複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。
かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった…。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは?
ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!
字幕版で見たらよりアメリカナイズされたポケモンの世界があって、ミュウツーを「ミュウトゥー」と呼びたくなりませんか。
いままでいくつかのゲームや漫画のハリウッド映画化を見てきたけど一番ちゃんとしてるんじゃない?でかくさせられたドダイトスが動くシーンの派手さは本物の迫力がありました。ああいう畳み掛けてくる縦も横もわからなくなるアクション大好きなので、思いがけず見られてよかった。
ポケモンが実際にいたらこんな世界なんだろうかと思うんだけど、呑んだくれたケッキングとか残念な現実過ぎて面白いものを見せてくれるのがいいですね。
大好きなゲッコウガが悪用されるのは悲しかったけど(初期のポケモンだけじゃなくて比較的最近のポケモンも出てきて嬉しかった。ルンパッパ可愛かったですね)強いからしゃーない。
ゲームの「名探偵ピカチュウ」では思いもよらなかったけれど
「なんでピカチュウの声がライアン・レイノルズなのか」
というツッコミどころに意味があってそこが素敵でした。映画らしいオチの付け方でもこれは納得。
ベロリンガがリアルになるとヤバいとか、ガス吸ったタブンネのギャップとかメタモンが超絶厄介かつ黒目が…とか、エイパムの凶暴化はさながらグレムリンのようであったり、場面ごとのポケモンのチョイスや行動が、ポケモンをよく知っている人が検証していろいろ着想を膨らませたんだろうなと思わされる描写が多く、ないわーと思わされるところがなかった。そうなりますよね、って感じ。バリヤード、私はすごく気に入りました。ゲームで見るよりすごく魅力があったな。
ピカチュウとコダックの毛の質感、プリンの歌声を際限なく感じるためにそこにいたくなりました。子供向けの感じはあるけれど、よく出来ていたなあ。ビル・ナイ様も魅力的。主役の男の子も笑顔が柔らかくてピカチュウとのバディが不自然でなく良かったです。
でも吹替版、ミュウツーの吹き替えは山寺さんで市村さんじゃなかったんですね。私はアニメの劇場版を全く見てなかったから別にいいんですけど、気になる人とかいたのかな。
おなじ感じで最愛のポケモン、ハッサムが見たいので続編とかあればいいのいなーと思います。同じ設定では無理かもだけど。
ポケモン好きなら楽しめると思うので友達のポケモン好きみんなに見てほしいわあ。いっぱい話がしたい。