夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

「君に届け」(実写映画)

 原作は18巻くらいまで読んだのかなあ…2巻が神

君に届け

君に届け

  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: Prime Video
 

原作が好きだしこういう実写映画はわりと避けていたんですが、見たくなっちゃって。

大体原作と同じに作るなら、原作読めばいいって思うところがある。たとえ当時から多部ちゃんが好きでもだ。多部ちゃん可愛いよね…女優としてお仕事し始めたころから大好きですねん。

原作の風早翔太が大好きだったのでそれをこの映画でこの人が演じられるのか、顔だけじゃないのか、風早翔太は誰にも演じられないのではと思っていたから余計見ていなかったのですが。

たしかに原作漫画でいいやんと思える部分が多々あり、10年くらい前の作品だけに女子高生の描写も古びているし、今だったらもう色んな部分を「そらーあかん」と思ってしまうから、いまってコンプラというかいろいろ表現しにくくなっているんだなと、10年くらいでもキツく感じるようになったのだなとびっくりしたり。

でもこの作品の風早翔太はとてもキラキラしていて、原作の風早が子供っぽく見えるくらい等身大の10代後半の、非常に魅力的な男の子でした。そらー30代になったらさぞ美しくなるでしょうね、もっといろいろ出来ることが増えて色んな仕事をするんだろうなと思わされる。いまも名前を見る俳優さんが多く出演されている中で主役としてキラキラしているのを眩しく見入っておりました。ふとした瞬間などせかほしで見るのと変わらない佇まいもあってね。

三浦春馬さんが大好きなら絶対見ましょう。私いまボロッボロに泣いてるけど。

はー、やっと見られるくらい気持ちの整理がついてるかも、でも全然いまもいる気持ちにさせられる。

 

桐谷さんも蓮佛さんも夏菜さんもまさかの役柄の井浦さんもいいんですけど(こんなテンションの高い井浦さんなかなか見ない。貴重すぎる)主役二人がまばゆい光に包まれていてとても微笑ましいのですよ。前述女子3名のJKっぷりが濃いけどあのころのJKってこうだったのかも。いまのJKがどんなのかよくわからんけどちょっと薄まってないかなって。

 

作中で風早が頑張るのになかなかうまくいかないところを三浦春馬さんが演じているといや気づくっしょ!好きっしょ!それだけ距離感近かったらふつーにわかるっしょ!なんで片思いにちょっと苦しんでるの!って戸惑うレベルで美男だよね!!!多部ちゃんに軽く振られるとか(受け取りミスというか言うの超下手なだけなんだけど)ありえないんすけどーーーー!!!って真に受けた反応をしてまいますわ。私だったら全然オッケー身に合わないとかいっこも気にしない(誰も訊いてない

 

原作で言うところの2巻以降、多部ちゃんはとても可愛くなるのだけどそれでも精一杯爽子らしく演じていて雰囲気がありました。

原作知らないほうがすごく楽しめるだろうな…

この歳になるとこっ恥ずかしい気持ちにさせられるし、クライマックスなどなぜ彼らは携帯で連携を取らないのか不思議になるが(女友達と風早は持っているはず)まあお話が盛り上がるならいいか…って、最近いやな疑問ばっか持たずお話を全力で楽しみたい気持ちでいっぱい

歯の浮くような台詞を春馬さんが言ったら妙に説得力があって心に留まりました。

結構あっさりして余韻が残らない終わり方だったけれどこれ以上ロマンティックにされてもとは思うので、まあいいか。

 

SPECIAL THANKSに鈴木光司先生のお名前があるところで一番笑った。ちゃんと許可をとったのか…とらんとあかんけど

 映画見たことないけど原作を読んでいると映画ってちょっと違うのではと気になっている。