夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

#おっさんずラブinthesky 3話 感想 ネタバレあり #おっさんずラブ

 まーむさしの出るところは確実に私を笑い殺しに来てるよね。なんなの、沖縄の言葉がブームなの?むさしのなかで。

 他の3人がラストにしっとりといい雰囲気を出してるのにだ。

そのまえに

なんくるないさー!

とかさ、現実を受け入れたくなくて自然と踊っちゃうとかさ、もうそっちに気持ちをだいたい持っていかれているわけよ、コメディ大好きだからさ。あれアドリブだったらやっぱり鋼太郎さんは天才だよ。踊っちゃうとか。

しかも序盤のシノさんのごまかすあまりの汗ダラダラもコントやんそれコントで見たことあるわ松本人志がピューって汗かいてたのとほぼ同じじゃん

 

わりと肝心の恋愛部分?成瀬と春田の抱擁といいますかハグは唐突だしそこまで推してないカップリングなのでそれを目撃したシノさんに気持ちが全部行っちゃいましたね。

おとーさんに会わなかったのが仕事を優先したからか、もしかしてセクシャリティのことで揉めた過去があるのかとか勘ぐったけど説明ないしそんな感じないし私の考えすぎかなって。その辺の説明不足からの放っておけないって結構強引にそのシーンで単に雨の中で抱きしめさせたかっただけじゃないのと、お話の作り方には結構うるさい私は首をひねったのであった…が、シノさんが見てたからシノさんが切ない。だけどシノさんは物語の最初から春田が好きなのはわかってるのだけど何きっかけとかそういう説明はないの?あの人柄に数ヶ月同じ寮で触れていたら好きになるのは判るでしょ?ってか。まあそれでいいんじゃない。少女漫画みたいよね、特に何もしなくても主人公のことが好きな存在がいるとかね。あるものね。

成瀬が妹の誘いを拒否しているときの顔つきは「ただ事じゃないんだな」っていうのは伝わったけど細かい説明は省きがちのこのドラマではあるが、なーんか足らない気がする。

 

あと走って探したらちゃんと見つけがち春田と、長いメッセージを送るときはライティングがおかしくなりがちのむさしとか天空不動産編を彷彿とさせますね。オマージュならいいんじゃないでしょうか。

来週のはキャットファイトじゃなくてむさしが一方的に喧嘩売りまくってる感じがするのだけどどうなるのでしょうね。

 

妹に詰め寄られて拒絶してる成瀬にツッコミ入れた春田のアレはだれかのモノマネだったのかな…まいまいに似てたけど、まいまいいないから違うか。

 

で、ここ毎週の気になるポイントになってますが…

春田、また乗務してる描写なかった。乗務してる体にはなっているけど。黒澤キャプテンは一応乗務している描写があったけど。

もはやアメリカのソープオペラよね。そういう仕事についているが、本格的に働いている描写がないというか。

もしくは風俗の仕事をしているけど本番は見せない、みたいな(ひどい例え)飛行機に乗っている姿はモザイクが必要になってくる事態かもしれん…

 

来週で折り返しだけれど、いまはコミュニケーション的に危うく一人でなんでも抱えがちな成瀬が放っておけない春田にシノさんがどう絡んでいくのか(そういう資格ないってさんざん云っているから悲しい過去があるのであろう…もしかして、音楽教師と??ああいうの知ってるんだよねーBLでいっぱいってほどでもないけどそこそこ見たよね。中村明日美子先生の漫画を読みたくなってくるね)

むさしの暴走に他のキャストは応えきれるのか(遣都さんは勝つための道具を探したというエピソードが大好きです)

 

今回って脇役にそんなに光が当たらないなかでおうじくんはやや健闘してるのかな。CAの3人はサバサバでキツいオバちゃんたちになっちゃってるし。鉄平兄に代わるキャラがいなくて変な食べ物と変なリスペクト長渕要素がないから笑いの要素が全部むさしに行っちゃっていてむさしが忙しそうには見える。ひなちゃんは出番の少なさが私にはいい塩梅だけどな。しょっぱさとすっぱさのカーニバル!って感じ。

 

というかまた春田は35とかにもなって「好き」がわからないとか少女漫画だったら14歳の小娘が思っているようなことを言うのね。

思春期かっ!というかむさしは万年思春期みたいな雰囲気あるし。おっさんたちの仮面をかぶった思春期ドラマかもしれん…

 

追記。

お話づくりの粗について深夜のテンションでツイート連投してもーた。作品自体は嫌いじゃないし嫌いになりたくもないしネガティブに捉えたくもないけど、他のドラマだったらこの状態ではあんまり見たくなくなる要素がちょいちょいある。

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