おとーちゃんの横暴をやり過ごすには一気見しかない、と火曜から土曜まではまとめて見ました。

連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)
- 作者: 水橋文美江,NHKドラマ制作班,NHK出版
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/09/25
- メディア: ムック
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もちろん、よく出来たドラマなのでおとーちゃんにムカついたまま朝の時間から過ごすことが緩和されるようにくすぐりも優しい気持ちになれる展開もあるにはあるけれど。
直ちゃんのクッソ生意気な態度も一つ一つ理由があるんだろうな、ちやこさんが来たときの不遜な態度は自分のお姉ちゃんが知らん女性と楽しそうにしているのが気に入らないんだろうなとなんの説明もないのにわかってしまう。おかーちゃんは不甲斐ないけれどおかーちゃんなりにおとーちゃんを懐柔しようとしてくれたし、百合子はずっといい子。
ちやこさんとフカ先生の存在には泣かされたわ…
フカ先生の、お金の話は「ハチミツとクローバー」の真山がお金を貯めている理由と符合していて、私もこの辺肝に銘じたほうがいいよねと我が身を思いました。人生には3度大事なチャンスがあって、そのときにお金があったほうがいいという真山の持論とお金がないことを理由に諦めるようであってはいけないというフカ先生の言葉。
おとーちゃんも自己中というか頭でっかちなところがあるけど大好きなきみちゃんがすごく頑張っていたことと根性なしじゃないというのはよくわかっていてあと北村一輝さんだからむかつきが半減されるのよね…ろくでなしだけど綺麗なとーちゃんだなあもう。
お弟子さんたちが優しくて柔らかいのも良かったよねえ、フカ先生もいい先生だしね。
で、今週の信作くんなんだけど!!!
彼女が出来て親の前でカッコつけてるけれど、きみちゃんと照ちゃんの前では昔通りニッコニコで素朴ないい子なのもう…というかそんな付き合いたてから結婚考えてるとか、女の子の方と温度差あるフラグ立ってそう。結局は純情でおぼこい子やん…おしくらまんじゅうまざりたい…まぜて…と思っていたら幼馴染でわちゃわちゃするのはこれで終わりという悲しいナレーションからの次週予告で先生オワコン扱いなのが私がいややん!って気持ちです。3年ごとに話が動くのね。
おとーちゃんの鬱陶しさにはいろいろ思うところがあるけれど、いまはそれに対してはっきりとしたカウンターの意識が持てることに感謝したい。フカ先生が戦争が終わったんだと実感して笑いながら絵が描けるように、私は親の言うことを聞かなくていい、家のために自分を犠牲にしなくていい時代にいるんだということを感謝しないとねー、もっと自分のために働こう。