夜は終わらない

複雑に入り組んだ現代社会とは没交渉

今週の #まんぷく (第11週目)

 11週間のうちに3回逮捕される主人公夫…1ヶ月に1回は逮捕されとるというか、1クールに3回逮捕されるという計算。しかも全部御本人は悪くないという、運が悪すぎる

 今週を振り返ると、ダネイホンが中心になっていたけれど主人公の結婚より長く心配になるタカちゃんの恋の行方(タカちゃん最初は子供だったしな)、お互い毎日手紙を送り合っているあたりが昭和って感じ。今だったらLINE既読無視絶許ってところなのかしらん。先週の時点で神部くんの心変わりを危惧されていたものの、今週土曜日の時点では神部くんは東京で出会ったラーメン屋の美人の秋波に気づく様子もなくタカちゃんにべた惚れ、タカちゃんラヴァーズですらタカちゃんを忘れて称える有様なのに忠彦さんばりに偏愛している様子が描かれるので「え、大丈夫なの?ならいいけど…」と思いつつ、秋波を送る美代子さんの様子がわりとガチなので(神部くんのどこにそんなに心を寄せる要素があるのかわからん。知性がにじみ出ているのか?それとも実は絶品スイーツを作れるスキルが有るのを見抜いているのか?)心配は拭えず、しかもタカちゃんはタカちゃんで大阪帝大へ行ける可能性があるのを恋に夢中で選択しようとしない、忠彦さんの助言ですら恋の邪魔と切り捨てられて(まあ、そう思うのも仕方ないけど)、平成の終わりを生きる視聴者としてはモヤモヤと「いい大学へ行けて、あの時代には珍しく父親が進学に乗り気なのに…行ったほうがいいのに…」とか思ったりしてね。うちのおばーちゃんは理数系が得意でむちゃくちゃ頭が良かったのに高校卒業と同時に見合い結婚だったからね。

 

と、他人の恋愛など本当に興味がないことは度々こちらのブログでも吐き捨てている私が気にしているタカちゃんの恋の行方、萬平さんはのちのちラーメンを開発して成功をおさめるのはわかっているからそれよりもわからないだけにな。わかっていても萬平さんにはハラハラされているけれどな。本当、またか!って感じ。

 

真一さんは真一さんで実直で優しくてお茶の間を癒やすだけのように見えて世良さんに巻き込まれてパクリ業者へカチコミに行ったりしてちゃんとコメディやっているのが素晴らしい。僕には喧嘩は向いてないって、言う前からわかるあのへっぴり腰。1話で咲姉ちゃんの横でかっこよく地味婚を主張していた人がここまでする、これがまんぷく

 

CMに出たがる鈴さん(昭和のホーロー看板をガチでやっていたような雰囲気がある)、出たがらないけどアイコンとしてキマっていた萬平さん(本当に昭和のホーロー看板によくいそうな姿だったな)などこの一週間は楽しく過ごせたんですけどね。

 

今度の進駐軍は特に物語に絡んでくる様子はなく、弁護士がどう刑期を減らしてくるか(というか、罪自体、会社的に善意でやっていたことが裏目に出て私的に衝撃的)が見どころでしかもそれを演じるのがやっと出てくる菅田将暉さんで。

 

さあ、検索を始めよう!ってこっちが前のめりに見ちゃうという。

 

deleとか映画で髪が長めだったのにどうするんだろと思っていたら、新作ドラマにも合わせて髪を切って来て昭和の弁護士にいそうというか、若手弁護士ってみんなあんな七五三みたいな髪型なの?って首をひねりたくなるヘアスタイルで登場されます。

 

楽しみだわあ。新作ドラマも一応見る気。deleはビデオを録っているので年末年始で見るかな(5連休なのだ!)

 

あまり私、Twitterでも触れていないけど、ふくちゃんを演じる安藤サクラさんの演技が今週もすごかったな…ダネイホンのCMの声録りの声の変化とか、悩んでいるときの癖とか、他のキャラがかなり濃いのに、特に目立って個性が爆発するような人柄を演じているわけでもないのにちゃんと印象に残る。

 

今回の朝ドラは本当に上質で泣いたり笑ったり忙しい。今週は笑ってばかりだったけど来週はどうなるんだろうなあ…

 

 

運命・ウェイクアップ!

運命・ウェイクアップ!

 
第1話

第1話

 

 このまま神部くんとタカちゃんがうまくいったら舅と婿が仮面ライダー