重たい話だからなかなか見るときのタイミングがなーと思いながらも、ちゃんと笑える要素もあるから見ている。
注意欠陥多動性障害だと薬缶の火かけっぱなしとかお風呂のお湯流しっぱなしなんてよくあることだし(いまはどちらも対策を立てていますよ)ワーキングメモリが信じられないほどないから三歩歩いたら忘れることなんかしょっちゅうだしなあ。
でもそんなことがなかった人が突然そういう失敗をやるようになるとショックだろうな。
主人公尚さんの方のお母さんは最初はイケズだったけど病気のことを知らなかった、娘を思ってのことだったって感じで3話ですっかり容認モードになり、ただただ娘を守りたいんだなと好感を持てました。4話で厚生労働省に召喚されたときの振る舞いは医者としての立場と母としての立場の真ん中あたりで冷静でいたし。
高橋ひとみさんがあんな役で出演されるのはちょっと嫌だけど今後も出るのかしらん。
そして更に嫌なのが松岡さん演じるお医者さんの母親な。毒母ああああああいけずうううううかんじわるうううううう
相手の立場になって考えられない人の多いことよ…自分の守りたいものを守るためなら他の人は傷つけてもいいって考え、尚さんのおかーさんにも言えることだけどそんなんばっかりかよどこの親もよー(「まんぷく」の鈴さんのことも思い出している)
頑張りすぎて尿管結石になったり相手の幸せを考えて別れを切り出すとか恋愛によくありますが(あるんです!)そのへんの鉄板を踏まえながら、松岡さんも4話に来て割り切れない人になってしまってあのラストのしょぼくれた顔最高かよ!
ムロのほうがイケメン役ってすごいな?
ムロ演じるしんじさんが書く小説のタイトルから文章からどれも私にはこそばゆいんだけど世の中の皆さんはどう思われているのかそこが気になる。出版されてもこそばゆくて私は2行も保たないんだけど、あれをいいと思えるならそらー病気関係なくちゃんと愛していますよ大丈夫ですよ。
それよりさ、このドラマでもブラックダイヤモンドをいじってきたな。
ベタベタあまあまなのもムロだとこそばゆさはあるけど嫌にならない(が、あんまり正視してないかもしれない)のでそのまんまでもいいけどブラックダイヤモンドを絡めてくるなんて…ムロの魅力を最大限に活かそうとしているな、このドラマ!
だって次回木南晴夏さんが出演するんですよ?なぜここでムラサキ?もうムロを活かしてくってたまらないでしょ?
相手のことを思うあまりに別れを切り出し次回予告で結婚式(こっちは本命とだけど)ってどこかで見た流れだなと思うけれど、王道だよね…思いっきり次回予告で見せるあたりになにか裏を感じる。また気持ちにわりと余裕のあるときに見ましょう。
追記。
ムロがよく「コレがコレなもんで」みたいなことを言っているのは若い人にはピンとこないかもしれないですが元ネタは蒲田行進曲で、コレが松坂慶子さんなのよねー。やっぱりあの映画は凄い。いろんなところにネタをばらまいている。